恥を知れ!残業代を支払えない・支払わないなら人を雇うな!

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世の中には残業代を支払わず、
サービス残業を行わせる会社も多いです。

大手の会社でもそういうことは行われており、
その実態には呆れかえるばかりです。

色々な言い訳を会社側はしますが、
そんなこと詭弁です。
実際には分かっていてやらせている会社がほとんどでしょう。

借金をすれば利息がつきます。
サービス残業をさせていて、未払いの分にも、
本来であれば、利息をつけるべきでしょう。
そのぐらい厳しい罰則をつけなければ
サービス残業という違法行為に手を染める企業は
減らないでしょう。

それはさておき、
サービス残業を強要する会社は
残業代を「支払えない」か「支払わない」のどちらかだと思います。
ですが、どちらにせよ、
残業代を払わないなら「人を雇うな!」ということです。

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残業代を出さないなら人を雇う資格なし

残業代を支払わない企業に、人を雇う資格などありません。
雇用する責任を果たしていないわけですから、
誰も雇わず、身内だけでやっていればいいでしょう。

残業代を出さない理由には、
「支払えない」「支払わない」2通りの理由があると思います。

まず、支払えない。
これは、残業代を出していたら会社がやっていけなくなる、
そういう言い訳です。
ですが、そんな会社に人を雇う資格はありません。
人を雇ったらやっていけないのであれば、
もうその会社は終わっていますし、
人を雇ってはいけないのです。
会社の幕引きも、考えるべきでしょう。

「社員たちの生活が!」という言葉も詭弁です。
社員たちの生活を守るために、社員にサービス残業を
させるのか?そんなおかしな話ありません。
本当に「社員たちの生活が!」ということを考えて
会社をたためないのであれば、
まずは会社の上の人間たちが身を削るべきです。
それが、社員を守るということでしょう。

それができずにサービス残業を強いているような会社は、
所詮、自分のことしか考えていないのです。

そして「支払わない」
これはお話になりませんね。
残業代どうこう以前に、経営者として、人を雇う立場の
人間としての資質がありません。
人を雇う、ということを絶対にしてはいけない、
典型的なパターンでしょう。

どんな理由にせよ、サービス残業をさせているような会社に
人を雇う資格はありません。

雇うなら払え

まず、これです。
とても大事なことです。
”人を雇うならちゃんと出すものを出せ”ということです。
そうでなければ人を雇ってはいけません。

モノを買う時にお金を払わなかったらどうなるか?
それは、犯罪です。
当然、人を雇っておいてお金を払わないのも
犯罪でしょう。
実際に、サービス残業は違法行為であり、
してはならないことです。

企業側は「どこの企業もやっているから」と
調子に乗っている感じもありますが、
実際には違法行為なのです。
サービス残業と言うよりかは「違法残業」とでも
名付けた方がしっくりくるのではないでしょうか。

人を雇うのであればしっかりと対価を払わなくてはなりません。
それをしない、ということは違法であり、
他の会社がどうであれ、やってはいけないことなのです。

雇うなら払え。
払えないなら雇うな。
そういうことです。

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態度だけはでかい会社

残業代を支払わないような会社に限って、
不思議なことに声は大きいのです。
これも、困ってしまいますね。

自分たちはちゃんとやるべきことをやっていないのにも
関わらず、声だけは大きい。
もはや、どうしようもありません。
私の勤務していたブラック企業もそうでしたが、
社員い要求することだけはでかいのです。
残業代も支払わないくせに偉そうに…って
なりますよね?

何を勘違いしているのか分かりませんが、
そういう会社が非常に多いのも不思議な点の一つです。
完全に感覚が麻痺してしまっているのでしょう。

まさに、赤信号みんなで渡れば怖くない状態。
経営者側に、会社上層部側に
「悪い事をしている」という自覚が全くない。

こういう状況になってしまったのは、
やはり、ブラック企業に対する
ゆるすぎるやり方が原因でしょう。
この状況をどうにかするためには、
やはり、もっと厳しい罰則を課さなければならないと思いますし、
多少、問題点があるにしても
今現在の違法残業だらけの現状よりはマシです。
少しきつすぎるぐらいの罰則を各ブラック企業に
叩きつけていく必要があるのではないかと考えます。

苦しいならまず身を削るべき

中には、会社の経営が苦しくて、どうしても残業代を
支払うことができないんだ!という企業も
あるかもしれません。
で、残業代を支払って経営破たんでもしたら
社員全員の人生に影響が出る、みたいな綺麗事を言います。

ですが、上でも書いた通り、本当にそう思うのだったら
まず、上が身を削るべきです。
それができないなら会社をやめるしかない。

本当に社員の人生を考えて、残業代を全て払えない!
というのであればまずは会社のトップ・役員、そういった
私腹を肥やしている人間たちが、報酬をカットされるべきです。
それもせずに「会社が苦しいんだ!だからサービス残業が~」なんて
言っていても説得力0です。

本当に社員の人生を考えているのであれば
まず自分たちの報酬をカットするでしょうからね。
それもせずにサービス残業をさせているような会社は、
本当のところがどうであったとしても、サービス残業を都合よく強要
しているだけと言われてしまっても、仕方がないのです。

もちろん、仮に上層部が報酬カットしていても、
サービス残業が許される、ということにはならない、
ということは理解しておいてください。

罰則を強化するしかない

ここまで救いようのないブラック企業が増えてしまうと、
罰則を強化するしかないと思います。
”言っても分からないのであれば、厳しい罰を与える”
それしか改善の方法はありません。

今がその状態です
”言っても分からない状態”
サービス残業は違法だと言われているのにも関わらず、
ブラック企業は、赤信号をみんなで渡ろうと言わんばかりに
サービス残業を強要しています。
そして、呆れたことに超有名な大手企業も、サービス残業を強要しているのが
実態なのです。
言っても分からない。

ならば厳しい罰を与えるしかありません。
現状では、サービス残業はますます増えていくだけでしょう。
それを食い止めるには、
企業側が悲鳴をあげるぐらいの厳しい厳罰を下すしかないかと思います。

今の世の中は言うならば「企業側が調子に乗っている」状態です。
サービス残業をさせることに罪の意識も
無くなってしまっている。
はっきり言えば末期状態でしょう。

これを改善させるには、今のような生ぬるい罰則ではなく、
会社そのものが傾いてしまうような、そのぐらいの
ペナルティを課さなければいけませんし、
サービス残業をさせるということは、違法であり、犯罪であるという
認識を持って、企業側もやっていく必要があると思います。

働き方改革、などと言われていますが
そんなことよりも前に雇う側の腐った意識を改革しなくてはいけません。

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現実的には…

現実的に考えると、ザンネンながら今現在、
残業代を支払わない企業が野放しになっている、というのが
現状です。

そういった状況をいつまでも続けさせることは
企業のためにも、雇われる側にもならないとは思いますが
なかなか対策が行われないのも現状ですね。

自分の身は自分で守る、ということが求められているのかもしれません。

まとめ

残業代を支払わない、もしくは支払えない企業などに
人を雇う資格はありません。
払うべきものも払わずに、偉そうに仕事だけを
要求している。
企業として失格ですし、雇う側の人間としても失格です。
違法行為だという意識があまりにも乏しいと思いますし、
自分が反対側の立場になって考えることもできない、
想像力にも欠如した愚かな行為であると思います。

このような状況が続いてしまったり、
悪化してしまわない為にも、今後、更なる改善が
世の中には望まれているのだと思いますし、
必要不可欠であると思います。

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