毎日毎日「残業」が続くような
「残業続き」の日々が続く…
働いていれば、勤務先や職種にもよりますが、
ブラック企業でなくても、
忙しい時期や、人が抜けた時などは
残業が続いてしまうような時期もあるかとは思います。
もちろん、ブラック企業で働いていて、
特に意味もないのに残業続き…みたいな人も
世の中にはいるでしょう。
いずれにせよ”残業続き”の状態で生活している人は
世の中に、そこそこの数、いるはずです。
が、残業続きの場合は、
どうしても”仕事以外のこと”がおろそかになってしまいがちで、
”自分の体調”ですらも疎かになってしまうことがことがあります。
”残業続きの日々”が続く場合に
注意するべき点をしっかりと理解しておき、
自分の人生を壊さないように、注意しましょう！
”自分の人生を仕事で壊さないための”ポイントを解説していきます。
残業続きの状態は「私生活を犠牲にする」ということ
残業自体は「悪いこと」ではありません。
どうしても必要な場合もあると思いますし、
収入を増やす手段としても、残業は
有効活用すれば、効率よく収入を増やすことが出来るでしょう。
しかしながら”度を越した残業”だったり
”ブラックな残業（サービス残業など）”だったりする場合は
話は別で、これは、自分の人生を壊してしまう恐れのある
危険な行為です。
「残業続き」は、同時に「私生活を犠牲にする」ということでも
あります。
そのため、ある程度の加減は必要ですし、
”私生活が犠牲にならないように”、
色々な部分に注意していく必要があります。
体調不良を無視しないこと
残業が続くと、「忙しいから」と、どうしても
自分の体調が悪くても無理をしがちで、
多少の体調不良を無視してしまいがちです。
これは、非常に良くないことであり、
単なる「体調不良」であればまだしも、
何か大きな病気などで体調不良を引き起こしている場合、
それを無視することで、どんどん症状が進行したり、
病気自体が進行してしまう可能性があります。
そうなってしまうと、
さらに体調が悪くなったり、後々、病院で治療を受ける際に、
時間もお金も、よりかかるようになってしまう可能性が高まります。
また、最悪の場合は「放置していたことによって手遅れになる」
なんてことも考えられます。
そのため、残業続きの際にはどうしても
自分の体調を二の次に考えてしまいがちですが、
その点は一番注意しなくてはいけない部分です。
体調に気になる部分が出来た場合、
なんとか時間を調節して、病院に足を運んでください。
私もブラック企業に勤務していた際に
片耳が全く聞こえなくなってしまったことがあったのですが、
残業続きで、時間も確保できないために放置していました。
結果的に２、３か月は聞こえなかった気がします。
ですが、そろそろやばいと感じて
無理矢理仕事中に一時早退が出来る時間を確保し、
病院に向かいましたが、
結果的には”即日”で耳が聞こえるようになりました。
私の場合は”大きな病気”ではなかったので、
この点は幸いでしたが
最初から病院に行っていれば、2カ月も3か月も
片耳生活をせずに済んでいた、ということなので、
これもやはり”無理をしてはいけないのに無理をしてしまった…”
と、いうことですね。
大きな病気であろうと、単純なモノであろうと、
とにかく、自分の体調は無視しない…
これが、残業続きの場合の鉄則です。
疲労を無視しないこと
病気などによる体調不良以外にも
「疲労」を無視しないこと、これもとても大事なことです。
どうしても、忙しいと
多少の疲れを無視したり、睡眠時間を無理やりにでも
削ってしまうようなことも多いですが、
そういう生活を続けると、自分の気づかない間に
命をすり減らしている可能性があります。
最悪のケースだと、過労で倒れて命を落としたり
してしまう人もいますし、
精神的に病んでしまうような人もいます。
人間には、限界というものがあります。
どこが”限界”かは、個人差がありますが、
残業続きの生活をしていると
次第に自分でもその限界が分からなくなってきて
気付いたときに色々なものが壊れてしまっている…
という状態になってしまいますので、
自分の命を守るために自制することはとても大事です。
実際に、命を落としている人もいるわけですから
この点は、かなり気を付ける必要があります。
人間関係を壊さないように注意
残業続きの生活を続けていると
プライベートにおける人間関係に
亀裂が入る場合があります。
この点も、注意が必要ですね。
家族・友達・恋人…
残業続きの日々が続けば、
こういう人たちとの時間も次第に失われていきます。
相手が「残業で忙しい」ということを
理解してくれる場合は良いですが、
やはり、それにも限界がありますし、
残業続きの生活を続けて、あまり話をしたり、
遊びに行ったりすることが出来ないような状態が続けば、
家族・友達・恋人を失う可能性もあります。
仕事が忙しいんだ！という気持ちは分かります。
実際に忙しい時には、本当にどうにかしたくても
なかなか出来ないものですからね…
が、”相手”からすれば”仕事で忙しくてこういう状態になるなら
もういいかな…？”ということになってしまうわけです。
あなたにも選ぶ権利があるのと同じように、
相手にも選ぶ権利がありますからね。
そのため、家族の場合は、離婚や別居、家族関係の悪化に、
友達の場合は疎遠になったり、絶縁になったり、
恋人の場合は破局に至ったりする可能性は十分にありますので、
人間関係に（壊したくない場合は）も、気を配る必要があります。
一度離れてしまった人の心を再びつなぎとめる…
というのは難しいことですからね…
プライベートの手続きや管理も重要
残業続きの日々が続くと、プライベートはどうしても
疎かになってしまいます。
ですが、完全に無視していては、生活は破綻してしまいます。
人間関係以外にも、
支払うべき支払いや、手続きすべきこと、
自宅の破損個所の修繕などなど、
”するべきことがある”場合は
しっかりとそれをするようにしなくてはいけません。
こういったものは放置しておいても何も変わりませんし、
例えば公的料金の支払いなどを放置しておけば
”残業で忙しかったから払えませんでした”は、
通用しません。
そういったこともしっかりと覚えておき、
疎かにならないようにして下さい。
残業代が出ているかどうかはしっかり把握
残業続きの日々が続くと、考える力も
どんどん失われていきます。
そのため「残業代が出ているか出ていないか」も
正確に把握していない状態になってしまったり
「残業代が出ていなくてもいいか」という考えに
なってしまったりする人もいますが、
これは「ダメ」です。
残業をしたら報酬をしっかりと貰う。
残業代が出ないなら、残業はしない。
この点は徹底するようにし、
もし会社が残業代を出さないのであれば、
残業代を出すように、相談するか
あるいは残業自体、断るようにするしかありません。
「サービス残業も当たり前」みたいな考えに
染まってしまって、残業続きの日々を送るように
なってしまったら、もうおしまいです。
このような状況になってしまっている場合は
転職も含め、人生を大きく考え直す時期に来ています。
まとめ
残業続きの日々を送っている場合の
注意点を解説しました。
大丈夫！と思っていても、
自分の身体は連日の残業により
確実に蝕まれていきます。
そのことを絶対に忘れないようにし、
無理したり、人生が壊れるようなことをしたり
しないようにして下さい。
「壊れてから」気づいたのでは、遅すぎます。
