残業が減らない理由とは!その理由7つ!減らすにはどうすれば?

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会社の残業がいつまで経っても減らない理由とは
一体何なのでしょうか。

今の時代、多くの企業で残業が存在します。
残業によって一人あたりの負担が大きくなっているのは事実でしょう。

中には、サービス残業をさせている悪質な企業も存在しますし、
それによって苦しめられている人が存在しているのもまた事実です。
では、なぜ残業は減らないのでしょうか。
今回の記事では「残業が減らない理由」をまとめていきます

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減らない理由は何なのか?

残業が減らない理由は何なのか。
こんなに残業させて一体どうするつもりだ?
なんて思いたくなってしまう人も居るでしょう。
残業によって身体を壊したり病気になってしまう人も居ます。
ではなぜ、企業はそんなにも残業を強いるのでしょうか。

残業が多い理由には、
色々な理由があるのです。
それを、それぞれ見ていきましょう。

人員不足

残業が減らない大きな理由の一つが「人員不足」です。
今の時代は、どこの会社も苦しく、ギリギリのところで
やっているところも多いです。
また、そうでなくても、ギリギリの人員数で
職場を回そうとする企業は多いです。

その要因となっているのが「人件費の削減」ですね。

人件費を削減しなければやっていけない!という企業もあれば、
上層部がセコくて、人件費削減を強要しているようなところもあります。
人件費削減の指示が上層部から飛んで来れば、
現場としては従わざるを得ません。
そうなると、必然的に、人数が足りていないわけですから、
一人あたりの負担が増え、残業が増えることになります。

”必要最低限の人数で現場を回せ”
”人件費を削減しろ”

そういう流れが、残業が減らない理由を作っている、
という一面はあるかと思います。

また、業界によっては、そもそもの人数が足りずに
人員不足を起こしているようなところもあるでしょう。
働き手が溢れている業界もあれば、
不足している業界があるのも事実です。
働き手が不足している業界で働いている場合は、
慢性的な人員不足に悩まされることもあるかと思います。

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管理能力不足

会社の上層部、上司の管理能力不足。
これも、残業が減らない原因の一つにはなると思います。
私の会社もそうでしたが、会社のシステム自体の効率なども
悪く、それによって残業が増えてしまっている、という実態
もあるかと思います。

私の会社で言えば、早出残業(しかもサービス)があったのですが、
毎朝のネットミーティングと呼ばれる意味のないものが原因で
酷い時は、朝に出勤させておきながら「話すことないや」なんて
有様でした。

こういう管理できない上層部や、無意味なことで時間を
取らせる会社の姿勢も残業が減らない要因の一つであることは
間違えのないことであると思います。

また、無用な会議なども残業が増える原因の一つになっています。
特に古臭い、考え方の企業などでは無意味な会議などを
繰り返していたりするなど、非常に非効率なやり方を
しているところもあるのが事実です
(会議自体が無意味、というわけではなく、やり方の問題です)

個々の問題

勿論、会社側のせいばかりではなく、働く側の個々の問題で
残業が減らない、ということももちろんあるでしょう。
そもそものスキルが足りず、仕事が間に合わなかったり、
自分のスケジュール管理が不足していたり、
そういう人も居ることには居るでしょう。
そういった場合は、自分が変わらない限り、残業が減ることはないでしょうし、
残業を減らしたければ「変わる」しかありません。

が、企業側が「どう考えても勤務時間内に終わらない量の仕事を与えている場合」は
例外です。
この場合、残業が減らない原因は企業の方にありますからね…!

職業柄の問題

職業柄、残業が発生してしまうこともありますね。
接客業だとか、他のお客様が絡むような職業だと
突然のお客様対応などで、仕事が入ってしまい、
結果的に残業になる、みたいなことはよくあることだと思います。
これは、なかなか改善は難しいかとは思いますが、
接客業・サービス業の過剰サービスが原因でしょうか。

例えば、閉店時間を過ぎても、何か言われればそのまま
接客したりだとか、
そういう”やりすぎ”な一面が、結果的に残業を産んでしまっている、
という一面はあるかと思います。

業種によって要因は様々だとは思いますが
職業柄、残業がなかなか減らない、ということもあるとは思います。

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残業ありきの風習

これも、残業を増やす原因の一つですね。
「残業は良いものだ」というイメージが世間にこびりついている。
これは、大きな問題ではあると思います。
本来、残業は、会社側が原因の場合「会社の管理不足、人員確保不足」
だったり、労働者が原因の場合は「仕事能力不足、スケジュール管理不足」
などなど、あまりプラスの意味ではないはずです。

堂々と残業をしている人も多いですが
本来、残業は恥ずべきことであり、
良いものなどではありません。
終わらなかった仕事を片付けている、ということですからね。

まぁ、それは極論だとしても
残業=良いものという風潮や、
残業することが美徳、みたいな風潮は良くないと思いますし、
こういう方針こそが、残業が減らない要因の一翼を
担ってしまっているのは確かなことではあると思います。

この流れを変えない限り、残業が減ることは
ないのではないでしょうか。

サービス残業の横行

これも、残業が減らない理由ですね。
残業代を支払わなければいけない、となれば
本来は人件費削減を叫ぶ時代ですから、
会社側が極力無駄な残業はさせないようにするはずです。

しかし、サービス残業をさせることができてしまうから
人件費高騰にも繋がらずに、無駄な残業もさせてしまう。
そういう1面は少なからずあることでしょう。

サービス残業に対して、もっと厳しい対応を
するべきだと思いますし、
サービス残業の徹底的な監視は難しいとは思いますが
厳罰化が必要でしょう。
現状は、企業が軽い気持ちでサービス残業をさせることができる、
という時代になっていると思います。
しかし、それではいけません。

サービス残業をさせてしまえば、どうなってしまうか…。
本当に会社が恐怖するぐらいの罰則がなければ
サービス残業は”表向き”なくても、裏向きには存在
し続けるでしょうし、それが減ることもないかと思います。

ただ、あまりに罰則を厳しすぎると今度はそれを利用した
社員側の不正なども考えられなくはないですから
難しいところですよね。

悲しいところですが、サービス残業を根絶する、というのは
なかなか難しい事ではあるような気がします。
が、サービス残業を根絶しない限り、
残業は減らないでしょうから、非常に難しい問題です

帰りにくい空気

上司が残業をしていると帰りにくい空気。
これも、どうにかするべきです。
これによって、無駄な残業は大幅に増えていると思いますし、
改善するべき部分です。

確かに上下関係もある程度は大事ですが、
これは行きすぎだと思いますし、
上司の立場にあたる人間が、
「残業なんてしなくていいよ、帰りなさい」と率先して
口にしてあげるべきでしょう

「そんな空気出してないよ」と言っても部下は気になるものです。
口にして「かえっていいよ」と言ってあげるべきです。

まとめ

残業が無くならない原因は色々とあります。
上記のような部分を一つ一つ減らしていくことができなければ
残業が減ることはないかと思います。

もちろん、残業=悪というわけではなく、
悪いのは「無意味な残業」と「サービス残業」
この2つです。

まずはこれらを無くしていくべきではありますが、
なかなか難しそうな感じもします。

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