官公庁オークションとは？出品されているモノの正体は？

官公庁オークションとは何か。

普通のオークションとは何が違うのか。
出品されている商品には
色々なジャンルがあるけれど、
どのような理由でその商品が
出品されているのか。

そして、官公庁オークションに出品
されている商品を購入しても
問題はないのかどうか。

それらを解説していきます。

人間は、聞きなれない言葉を聞くと
どうしても”警戒”してしまうものですし、
それは人間として当たり前のことです。

ですので、不安に思いそうな点や
疑問に思いそうな点を、解説していきます！

出品されているモノはどこから手に入れてるの？
まとめ

出品されているモノはどこから手に入れてるの？

官公庁オークションを見てみると
分かると思いますが、
幅広いジャンルの商品が出品されており、
”これはいったいどこで手に入れているものなの？”と
疑問に思う人もいるのではないでしょうか。

これらの出所としては下記の通りになります。

・差し押さえの品など
官公庁オークションで売られているものの
出所のひとつは
”税金などの支払いを滞納したことによって
財産を差し押さえされた人のもの”になります。
税金を滞納していると、何度かの催促の末に、
最終的には財産差し押さえとなります。
その差し押さえによって回収されたものが
官公庁オークションに流れていることになります。
なので、”税金を滞納した人”の持ち物だったものが
オークションに出るため”色々なジャンルの商品”が
官公庁オークションに出ている、ということになります。

・自治体の不要品
官公庁オークションで売られているものたちの
もう一つの出所が
”自治体の不要品”になります。
自治体などで処分するものや、使わなくなったものが
オークションに出品されている、ということです。
そのため、”一般向けにはあまり出回らないようなもの”まで
出品されたりすることがあり、
一部にマニアな方も存在しているようですね。

官公庁オークションで出品されているモノに
関してはこの２つのルートのどちらかによるものです。
差し押さえにしても、
自治体が不要と判断したモノにしても
その価格は相場以下になっていることが多く、
魅力的な品物が隠れていることもあります。

目的は何？

これらの商品が出品されている目的は何なの？
と不安になる人もいると思います。

ですが、怪しい目的ではないので、
安心して利用しても問題ありません。

一応、目的としては
簡単に言えば”現金化”です。

差し押さえした品物の場合は
”一刻も早く現金に換えたい”という
官公庁側の目的があり、
売上は、税金の未納分などの補填の財源となります。

自治体の不要品の場合も、自治体にとっては
そのまま廃棄するものや、もういらなくなったもので
あっても、欲しがっている人がいるならば、
お金になるのであれば、ということです。

どちらにしても”少しでもお金になるのであれば”
ということなので、怪しいものではありません。

価格はどんな感じ？

価格に関しては、相場よりも安い価格が
つけられていることが多いですね。
この理由としては、
差し押さえなどの品物の場合は、一刻も
早く現金にしたいという目的がありますし、
自治体のいらないものに関しても
自治体からしてみれば不要品であり、
いつまでも残っていても仕方がないため、
どちらの出所のものであったとしても
価格は比較的安く、出品されていることが
多いのも事実になりますね。

中には相場よりもずいぶん安い価格で
出品されているものもあり、
思わぬお宝に出会えることもあります。

ただ、当然ながらオークション形式に
なりますので、欲しい人が大勢いるような
商品の場合、最初に出品された価格よりも
大幅に値段が上がり、
結局のところ、相場よりも値段が
上がることがあるのも事実です。
（これは、オークションで販売されている以上は
当たり前のことですし、仕方のないことですね）