電気工事士の資格が必要な作業をDIYするとどうなるの?法律的には?

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ご家庭で、知識さえあれば出来てしまうような
電気関連の作業の中にも
”電気工事士”の資格が必要となっているものが
世の中にはたくさん存在しています。

確かに、ある程度の知識があったり、
手先がある程度器用であるような人の場合、
今の時代は特に、ネット上で”作業方法”の動画なども
よく見かけますし、
ちょっとした電気工事であれば個人で出来てしまうとは思います。

電気工事をする際に業者に依頼すれば、
当然その分の費用はかかってしまいますし、
少しでも費用を浮かせたい…と考える気持ちも当然分かります。

ただ、電気工事士の資格が必要な作業をDIYしてしまうと
法律的にアウトになってしまうほか、
思わぬ事故に繋がる可能性もありますので
その点を正しく理解して、対応していくことが大事になります。

電気工事士の資格が本来必要な作業を資格なしで
してしまった場合にどうなるのかなども含め、解説していきます。

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電気工事士の資格がないと何もできないの?

電気関係の作業は
”電気工事士の資格が必要になるもの”が多いですが、
電気工事法という法律で”軽微な工事”については、
電気工事士の資格なしでも作業をすることができると
されているので、
”全ての電気関連の作業が出来ない”ということではありません。

ただし、軽微な工事に当たらないものに関しては
勝手に作業をしてしまうと”違法”となってしまいますので、
その点に関しては注意が必要です。

配線の増設だったり、壁の中の配線をいじる過程を伴う作業、
ブレーカー交換など、こういった作業は
人によっては個人でも出来てしまうと思いますが、
それをやってしまうと法律的にアウトとなってしまいます。

例えば、電源直結型のインターホンなども、個人で交換することは
やり方さえ分かれば十分に可能ではありますが
それをしてしまうと、法律上ダメということになります。
(インターホンもコンセントを使うタイプなら資格なしでも可能です)

一方、軽微な工事の方は電球の交換だったり、
コンセントから電源を取るようなタイプのインターホンなどの交換だったり、
そういった名前の通り軽微なものが多く、
基本的に内側の配線などが絡まないような、
作業が中心となっています。

この見分けについては、
自分が何かをやろうとしている際に、
これからやろうとしていることを”電気工事士の資格”と検索して
調べてみるのが手っ取り早いかと思います。
(案外、複雑なので作業ごとに調べた方が確実です)

資格がないのにDIYをすると法律的にはどうなるの?

本来、電気工事士の資格が必要な作業を
資格がないのにDIYしてしまうとどうなるのか、
この点について見ていきましょう。

法律的な観点で言うと、
無資格でDIYを行ってしまった場合
”「3ヶ月以下の懲役または3万円以下の罰金」”という
罰則が設定されています。

現実的には、個人個人のDIYにまで
全てこれを適応して…ということは確かに
難しいとは思いますが
しかし、法律上このように規定されている以上、
電気工事士の資格が必要な工事を、
個人で行ってしまった場合は、↑が適応されても
当然文句は言えません。

法律として存在している以上、
”他のみんなもやってるから”と言っても、
ダメだと言われればダメですから、
その点はしっかりと理解しておく必要があります。

また、下記のようなリスクもあるので
注意が必要になります。

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事故や火災に繋がるリスク

電気工事士の資格を持っていない状態で、
電気工事士の資格が必要な作業を
無理に行うと、
場合によっては”感電”したり、”火災”の原因に
なったりする可能性があります。

配線をいじる、ということは当然のことながら、
正しい手順で行わないと
”感電”する可能性も十分にあり、
最悪の場合は命に関わる事態となります。

また、火災のリスクも存在しており
作業中に何かミスをして火花が散ったりするようなことも
あるでしょうし、
正しく配線することができたと思い込んでいて
そのまま使い続けてそこから発火…火災になってしまうなどということも
極端な話ではありますが、可能性としては0ではありません。

そういった事態全般を避けるためにも、
電気工事士の資格が必要なものを無理に工事することは
危険な行為であるということは覚えておくようにしましょう。

資格が必要な工事はどうすればいいの?

基本的には、
資格が必要な作業や、”業者に依頼する”のが一般的です。
費用が掛かってしまうのは確かにきついところではありますが
法律的な面、安全性の面を考えると
止むを得ないところでしょう。

また、第二種電気工事士という資格を自分自身で
取得してしまう方法もあります。
これは個人で取得でき、もちろん勉強は必要ですが、
費用的にもそこまでかからないので、
電気工事士の資格が必要になる作業を数回行えば
十分に元が取れてしまいます。

これを取得すれば堂々とDIYの作業をして大丈夫なので、
そういう分野に興味があれば取得を検討するのも
一つの方法と言えます。

まとめ

電気工事士の資格を持っていない状態で、
本来、電気工事士の資格が必要なものを
DIYしてしまうと、法律上違法になってしまいます。

また、違法になるだけではなく、
火災や感電のリスクがあり、
当然、火災になってしまった周囲まで巻き込んでしまえば
大きな問題になりますし、
ご自宅ではなく事務所などの場合、
会社などの存続にも関わる事態に発展してしまう可能性も
否定はできません。

そのような点もよく覚えておくようにしましょう!

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