店員Kです!
普段何気なく差し込んでいる電源コード。
特に気にせず使っている方も多いかと思います。
私もそうでした。
が、数年前の話にはなりますが、
仕事場でコンセントがホコリまみれになっていたのを
見て、なんか急に恐ろしくなったので、
ちゃんとした知識を身に付けて、ホコリも全部取り除きました^^
火災になる!って言う話は知っていたので、
仕事場(お店)のコンセントを見て、
「これ、やばくないか…?」ということで、恐怖したのです。
あのまま放っておいたらどうなってしまったのかは
知りませんが、とりあえずあの時危機感を抱いて
個人的には良かったと思います。
…と、いうことで今回は電源コード・コンセントのやっては
いけない利用方法をまとめます。
プライベートでも、仕事場でも
油断が大きな事故につながりますから、要注意です!
コンセント利用時の注意点
何気なく電源コードを抜き差し、もしくはそのままにして
居る方も多いかと思いますが、
正しい利用の仕方をすることが大切です。
危険な状況下でそのまま利用していると、大変な事態を
招いてしまう恐れもありますから、気をつけましょう!
「どうせ大丈夫だろ?」って思ってしまう気持ちも
分からないでもないのですが、
もしも「あ!火が!」ってなった時にはもう手遅れですから
ちゃんとした利用方法を心がけましょう。
①埃などの不着に注意
これは、私の勤務先だった店の事務所のパソコンなどの
コードがついていたところなのですが、当時、店長に
なったばかりの私がふとそこを見ると、恐ろしいぐらいまでに
埃まみれでした。
今すぐにでも火災になりそうなぐらいの埃まみれっぷり。
あの時は本当に焦りました。
まぁ、結局あの光景がコンセントの利用方法について
考えるきっかけ(?)になったので良かったのかもしれませんが…。
これ、やっぱり放っておくと火災などに繋がる
恐れがあるとのことなので、
コンセントが埃まみれになったりしていた場合は、
ちゃんと掃除をすることが大切です。
特に、普段抜き差ししているようなところは良いのですが、
そうでない場所、普段なかなか見ないような場所の場合は
なかなか危険なので、注意するようにしてください。
②コードが抜けかかっている
コードを差し込むときに、半端に差し込まないように
するのは当然なのですが、
数日間、数週間見ないと、案外、コードが引っ張られたりして
少し抜けかかっていたりすることもあります。
これも発火の危険性のある危険な状態ですので、
コードがちゃんと差し込まれているかは、
定期的に確認したほうが良いです。
数ヶ月単位で見ないような部分は特に注意です。
気づいたら半挿しに…なんてこともあります。
私もこれは何度も経験があるので、注意しておいたほうが
良いかと思います。
発火してしまったら笑い事じゃすみませんからね…。
③タコ足配線は厳禁
色々家電製品を使う場合、ついついテーブルタップなどを
使ってたこ足配線にしてしまうと思います。
ですが、これはよく言われているとおり危険なので
やめましょう。
定格電流がそれぞれのテーブルタップごとにも
決まっているので、それをしっかりと把握して、
超えないように使用して下さい。
これもまた、発火の恐れがある危険な要素の
ひとつです。
④束ねたままの接続
電源コードを束ねたままコンセントに差し込む行為。
確かに面倒くさい気持ちは分かりますし、束ねたまま
差し込むことができれば楽ではありますが、
そうすると、これも発火の危険性があるようです。
面倒な気持ちは分かりますが、安全のためには
仕方のないことなので、コードを束ねたまま
利用するのはやめておきましょう。
大抵の場合大丈夫、というのも事実ですが、
何度も書いている通り、何か起こってからでは
遅いのです…。
⑤子供がイタズラする場所では…
電源コードを子供がいたずらするような場所には
なるべく設置しないようにしましょう。
もしも設置する場合には、子供にコードやコンセントで
遊ばないようにしっかりと言い聞かせておく必要が
あります。
子供がいたずらしてしまうと、半分ぬけた状態に
なっていたりだとか、そういった予期せぬ事態に
なることも想像できます。
必ず、子供に電源コードやコンセントで
遊ばないように言っておきましょう。
また、お店のように、不特定多数の人間がやってくるような
場所では、なるべく人の目につかないようにコンセントの部分は
見えにくい場所(棚で上手く隠すとか)にしておいたほうが
良いかとは思います。
イタズラする人、本当に居ますから…
⑥濡れた手で使わない
これは常識中の常識ですから、わざわざここで書かなくても
大丈夫だとは思うのですが、
濡れた手でコンセント、電源コードに触らないようにする、かつ
濡れた手でコードの差込などをしないようにしましょう。
これをやってしまうと、自分自身が感電する恐れがあります。
非常に危険なので、濡れた手でコンセント周辺を触ることはせず、
ちゃんと手を拭いてから利用しましょう。
これも当然ですが、電源コードの周りで水を使った掃除などを
し始めるのも危ないですから注意しましょう!
⑦ほかのモノを上に置かない
電源コードの上に重いものを置いたりしないようにしましょう。
ほかのものをコードの上においていると、これも発火の原因に
なるとのことです。
何かでコードを踏み潰した状態で使用しないほうが良い、と
いうことですね。
大丈夫だとは思いますが、お使いの電源コードの配線を
確認してみて、何かで押しつぶすような状態になって
しまっている場合は、電源コードの上に乗せているものを
ただちに移動するようにしましょう。
⑧ペットなどの飼育時
何のペットを飼育しているかにもよりますが、
場合によっては電源コードにイタズラしたりするペットも
いるかもしれません。
上手く言い聞かせる(?)ことができるのであれば構いませんが
ペットの行動を完全に予測することは難しいですし、
何が起こってしまうかわかりません。
なので、ペットを飼育している場合は電源コードやコンセント
まわりにイタズラなどをしていないか、よく注意しておきましょう。
ケージや虫カゴで飼育している場合は問題ないかとは思いますが。
⑨異変があったら使用を停止する
普段利用している電源コードに何らかの異変があった場合には
ただちに使用を停止しましょう。
異常があるのが電源コードの側だった場合に関しては、
電源コードの交換をおすすめします。
変なにおいがしてきていたり、断線している部分があったり、
煙が出てきていたり…
そういう場合はすぐに使用を停止してください。
煙が出ている…なんてあからさまな危険なことは分かると
思いますから、そのままにすることはないとは思いますが
万一、こういう状態を放置しておくと、事故に至る危険性があります。
⑩なるべく抜いておく
使わないコードはなるべく抜いておくことをおすすめします。
長い間放置されて埃がたまってきたりしてしまうと
上でも書いたとおり、発火の恐れがあります。
また、雷などの天候時にも、なるべくコードは、その先にある
家電を守るためにも、抜いておくことをおすすめします。
私の店に「雷のときに使っていたら壊れた」と電気製品の
修理依頼をしにきた人も居ます。
なので、雷のときはもちろん、
普段から使うことのない電気製品などを挿しっぱなしに
している場合は、それは抜いておいたほうが安全ですし、
埃などがかぶる危険も防ぐことができます。
しばらく使わないものはしっかりと抜いておきましょう。
まとめ
いつも何気なく使っている電源コードやコンセントにもこのように
色々な危険が潜んでいます。
油断していると、本当にたった1箇所のコンセント、それに接続
された電源コードから発火してしまって大惨事に
なる恐れもありますから、正しい使い方とやってはいけないことに
注意して、利用していくことをおすすめします。
「何かあってからでいいや」という考えは危険です。
何かあったときには、もう手遅れな状態になってしまっている
可能性も十分に考えられますから…。