お店で旧札や旧硬貨などを使うことは可能?利用時の注意点!

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店員Kです!

皆様は古いお金…
つまり旧札や旧硬貨を持っていたりはしませんか?

中には自宅の中に眠っていたりだとか、
どこかのお店でお釣りとして手渡されたりして、
持っている!という方も居るかと思います。

そして、それらの旧札や旧硬貨をお店で使っても良いのか…?と
疑問に思っている人も居ますよね。

今回は旧札や旧硬貨を使えるのかどうかを
書いていきます。

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旧札や旧硬貨の利用

まず、法律上のお話をします。
旧1000円札や旧500円玉などなど、
それらの現行ではないお金を使えるのかどうか。

答えとしては、使うことは可能です。
お金が期限切れしてしまう、とかそういうことは原則ありませんから、
今の時代でも、前の1000円札で支払いをすることもできますし、
今の時代では硬貨になった、500円も、昔の500円札で
支払いをすることは”法律上”可能です。

ただし、色々なポイントと知っておくべきことはありますから、
それらをご紹介しておきますネ。

お店での利用は可能?

基本的に、お店での利用は可能です。
ですが、これはお店の方針によりますので、注意が必要です。
お店によっては旧札や旧硬貨での支払いを認めていないところもあり、
受け取りしてくれない可能性もあります。

法律上、罰則などは無いようなので、
お店がそういうルールを定めている場合は、そのお店では旧札や
旧硬貨を使うことはできません。

お店によってはちゃんとその旨、明記されている場合もあります。

その場合は、その場で怒鳴り散らしたりしても仕方が
ありませんから、お店のルールに従って諦めた方が良いです

お金はお金だろ!と思いたい気持ちも分かりますが、
受け取る側が拒否している以上はどうにもなりません。

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店員によっては戸惑う可能性も

旧札や旧硬貨を利用するのは良いのですが
店員によっては戸惑い、会計に時間がかかる場合もあります。

昔、そのお札を当たり前のように使っていた人たちにとっては
あまり実感がわかないかもですが、人によっては初めてそのお金を見る!
という人も居るでしょう。
偽物か、ホンモノか、そもそもこんなお金が実在するのか。
色々なことに迷い、通常通りの会計よりも時間がかかるのは
確かだと思います。

特に、かなり古いお金を使う場合はある程度覚悟するか、
銀行などで予め交換してもらった方が良いでしょう。

そのぐらい知っておけ!という人も居るかもしれませんが、
流石に珍しすぎる紙幣や硬貨はベテラン店員でも
戸惑いますから、その辺はある程度多めに見てあげる
必要はあるかと思います。

偽物を疑われる可能性も?

これは仕方がないことです。
実際に偽札や偽のお金を使う人がいる以上、
旧札や旧硬貨を支払に使われた場合、特に注意して
確認する必要があるのです。

「疑うなんて失礼」だ、と思うかもしれませんが
実際にそういう人がいる世の中なので、仕方がありません。

旧札を何の疑問も抱かずに、そのまま会計を進めるような
店員さんは、逆に店員としては失格です。
それが偽札だった場合も通してしまいますからね。

旧札をそのまま会計に通すと言うことは
自宅のインターホンが鳴ったら、何の確認もせず、
そのまま玄関の扉を開けることと同じようなものです。
ですから、これは絶対に避けなくてはいけません。

そのため、ある程度疑われるのは、
仕方の無い事だと思うしかありません
失礼、という気持ちも分からないでもないですが、
お店側の立場になって考えてみれば
「まぁ、仕方ないな」という気持ちになるはずです。

無いとは思いますが「偽物ですよね?」とそこまで疑われたら
反論しても良いとは思います。

銀行で変えてもらう

↑のようなこともあるのは事実です。
お店側が「旧札では支払いできません」と言うのであれば
それに従うしかありませんし、
旧札を出したら、店員に「?」という顔をされるのも仕方の無い事です。

また、偽札を疑われたりするのも、ある程度は我慢する必要があるでしょう。

一番確実なのは、銀行で変えてもらうことです。
銀行なら偽札・本物の判断は容易でしょうし、
窓口に行けば対応してくれるはずです。

お店にそのまま持って行って、戸惑う店員たちを我慢できるのであれば
良いですが、もしもイライラしてしまいそうだとか、
何か聞かれるの嫌だなぁ・・・という場合は
先に銀行で両替しておくことをおすすめします。

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偉そうな態度はNG

法律上「旧札の使用は認められている」状態ですから、
払う側も何も間違ったことはしていません。
ですが、時々、旧札などを使う際に、非常に偉そうな態度を
とっている年配の方なども居ます。

「法律では使えるから」と言っても偉そうに振る舞ってよい理由には
なりません。
高齢者の方がレジで旧札関係の揉め事を起こしているのを
みたことがあります。
使用拒否なんとかの話だったみたいですが、
それはもう、おじいさん側が執拗に怒鳴りつづけていて
みっともないものでした。

法律ではいくらOKとは言え
旧札・旧硬貨の使用は「かなり珍しい」のは事実です。
悪い言い方をすれば、店員から見れば「変わったお客様」です。

もちろん、禁止されているお店以外で使うのは
全然悪い事ではないのですが、
相手に少なからず手間をかけるのも事実ですから、
偉そうな振る舞いを旧札や旧硬貨の支払の際にする、
というのは勘違いしすぎです。

自販機などの機械…

自動販売機などの機械では旧札などを
使うことが出来ない場合があります。
利用できない機械に旧札を入れてしまったりすれば
機器の故障の原因に繋がる可能性がありますから注意しましょう。

また、両替機などにも旧札が使えない場合もありますし、
銀行のATMへの入金などもひとつ前の1000円などを
除き、使うことができないようになっています。

このように、使えるお金は機械によって
決まっていますから、不安であれば事前に確認するようにしましょう。
ただし、多くの場合、使えたとしても1つ前の旧札までです。

流石に100円札だとか、500円札に対応している
機械と言うのは聞いたことがありませんから、
それらをお持ちの場合は自動販売機や両替機、ATM、
その他機械には使えないと思っておいて間違えないです。

無理やりねじ込んで機械が壊れたら大変なので
注意しておきましょう。

記念硬貨は使える?

オリンピックなどの記念硬貨。
これも基本的には店で使えます(日本のものであれば、です)
ただし、これまで書いてきたのと同じように、
お店によっては”拒否”を行う可能性もありますから、
その辺は予め理解しておきましょう。

また、記念通貨の類は自動販売機、ATM、両替機などで
使うことはできないと思ってください。
例外な機械もあるかもしれませんが、
恐らく、ほとんどの機械で使えないはずです。

加えて、お店などで使う場合も、
旧札以上に見分けが付きにくく、
店員も偽物か本物かで非常に迷うと思います。
もしも可能であれば本物であると証明できるものを
一緒に持っていくと良いかもしれません。

もしも疑われた時の対策になります。

まとめ

法律上は旧札も旧硬貨も記念硬貨も
使うことができます。

が、お店によって色々なルールがあったりする場合も
ありますし、機械系統の会計の場合は、
それらを機械に通すことができない可能性も非常に
高いです。

原則的には、銀行で変えてもらってから使用することを
おすすめします。

もちろん、使っちゃいけないものではないのですが
何だか使いにくい…というのが旧札、旧硬貨です。
使う・使わないは自由ですが、少なくとも、人の
迷惑にならないように使う必要はあるかと思います。

急に旧札を出されれば戸惑って当然ですから…。

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