ハチが寄ってきたり、攻撃されやすい格好・行動を徹底解説!

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「ハチ」は、時に人間に危害を加えることもある昆虫です。

ミツバチなどであればそれほど恐れる必要も
(とは言え、油断してはいけませんが)ありませんが、
スズメバチやアシナガバチなど、非常に危険性の高い
ハチも存在しています。

ですが、ハチにも習性があり、
その習性を理解しておくことで、
”ハチが寄ってきたり、攻撃してきたり”されにくい
状況にすること自体は可能です。

ハチを寄せ付けてしまったり、
攻撃されてしまう原因となりがちなポイントを
解説していきます!

特に、山など、”ハチがいる可能性が高い場所”に
足を運ぶ場合や、
”普段からよくハチが寄って来る”と悩んでいる場合に
関しては、しっかりと注意をしておきましょう。

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ハチが寄ってきてしまうのを防ぐために…

もちろん、これから紹介するようなポイントに
全て注意したとしても、
ハチが寄って来る可能性は0%ではありませんし、
偶然遭遇してしまう可能性は十分にあります。

しかし、それでもハチの習性をしっかりと理解
しておくことで、攻撃されたり、寄ってこられたり
する可能性を下げることはできますので、
ポイントを理解しておきましょう!

巣に近づく

これは、”最も危険な行為”です。
ハチの巣に必要以上に近づくことがあれば、
ハチから攻撃を受けることになりかねませんので、
ハチの巣を見つけた場合も、絶対に近づきすぎないように
注意してください。

特に、子供の場合、ハチの巣を見つけると、
ついつい近寄ったりしてしまいがちですが、
最悪の場合は命を落とすことにも、
繋がりかねませんので、最大限の注意を払う必要があります。

意図的に、であっても、「ハチの巣があることを知らなかった」
場合でも、ハチにとっては関係ありません。
不用意に近づけば、ハチが周囲に寄ってきますし、
さらに近づけば、ハチの巣からハチが飛び出してくる危険もあります。

ハチの巣が自宅周辺、
あるいは子供の通学路など、生活環境の近くにある場合、
業者や市などに駆除を相談するなどして、
対処してください。

ハチの巣がある限り、近くを通るたびに
ハチが寄って来たり、攻撃されるリスクが高まります。

ハチの巣が大きくなっていない状態であれば
個人で駆除することもできますが
必ず「正しい方法」で行うようにし、
少しでも不安がある場合は、業者などに相談するなどして、
決して”無理”をしないように、注意が必要です。

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服装の色に注意

「自分が着ている服の色」にも注意が必要です。

ハチは「黒」いものを敵として
みなす習性があり、
服装が”真っ黒”だったりすると
ハチからすれば”見るからにやばいやつ”ということに
なってしまい、ハチが威嚇のために寄って来たり、
最悪の場合は攻撃されてしまう可能性もあります。

私も、小さいころの山登りの学校行事で、
(当時はそんなことも知らず)全身黒っぽい格好で
山を登っていたら、ハチの音が頻繁に聞こえて
恐怖しかありませんでした
(運よく刺されなかったのですが、今考えると
本当に怖いものです)

そのため、ハチと遭遇しそうな
場所に足を運ぶ際などは、”黒”の服などは
避けることをおすすめします。

また、スズメバチなど、ハチの一部は
「白」と「黒」しか認識できないため、
白黒の世界において「黒っぽい」とみられてしまうような服は
出来る限り避け、
白、ピンク等、極力、ハチを刺激しないような色の服が
「ハチを寄せ付けない」という意味では、もっとも
有効的な色となります。

ニオイなどにも注意する

ハチを寄せ付けるもう一つの要因が
「ニオイ」ですね。

食べ物のニオイや、香水などのニオイ、
人間の体臭や汗などにも反応すると言われています。

体臭や汗に関しては
「いや、どうにもならないよ」ということも
あると思いますが「香水」や「食べ物」に関しては、
自分でうまく工夫することで、
対応できるはずです。

この点に関しても、ハチがいるような場所に行く場合や、
ハチがいつも寄ってきて困っている!という場合に
関しては、香水の量を減らす、あるいは使わない、などの工夫や
ニオイの強い食べ物を弁当などにしないようにする、など、
それぞれの事情に応じた対策が必要になります。

ハチを攻撃する行為

ハチは、怖いイメージが先行しがちですが、実は
ハチから積極的に攻撃してくるようなことは、あまりなく、
何か人間が原因を作っているケースが多いです。

ハチからしてみれば、別に人間を刺したところで、
餌にして食べるわけでもないので、
本来、メリットはないわけです。

そのため基本的には”自分たちの身を守るため”に
人間を攻撃していることになります。

なので、ハチを怖がらせたり、ハチに恐怖を与えたり、
そういうことをしないようにすることが大事です。

「ハチを攻撃する行為」もそのひとつで、
不用意にハチに攻撃したり、ハチを脅かすようなことをすれば、
ハチも生きるために一生懸命ですから、反撃してくる
リスクが高まります。

ハチを駆除しようとしたり、ちょっかいを出してみたりする
行為ももちろんですが、
ハチが近くに寄って来たから、と、振り払うような行動をしたり、
大声を出したり、激しい動きをしたりすることでも
ハチからすれば「攻撃」とみなされる可能性が高いために、
この点も注意が必要です。

ハチが寄ってきた場合は、敵とみなされないように、
振り払ったりするのではなく、
なるべく静かに、なるべくゆっくりとその場から離れる、というのが
本来は一番の安全対策です。

どうしても、恐怖感が勝ってしまう気持ちも分かるのですが
注意しましょう。

また、家に侵入してきたハチを駆除する際には、
外に自然と出ていくように誘導するか、
”反撃の隙を与えないように一撃で”しとめるようにして下さい。

中途半端にはたいたり、
ハチにあまり効果がないような薬剤を散布したりすれば、
逆に反撃されるリスクを高めます。

”駆除するなら一発で倒す”ことも大事です。

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環境によるものの可能性も

周囲の環境によっては
”あなたにハチが寄ってきている”わけではなく、
”別の要素”にハチが寄ってきている場合もあります。

例えば、近くに樹木があったり、
花があったり、ニオイのするものがあったりすれば、
ハチの巣が周辺になかったとしても、
ハチが寄って来る可能性があります。

この場合、自分自身が特別変な行動をしなければ
ハチが攻撃してくる可能性は低いですが、
偶然、ハチが近くを通りかかった際に
手で追い払おうとしてしまったりした場合は、
ハチを刺激してしまう可能性もあります。

そのため、”近くにハチを寄せ付ける要素”が
ある場合は、なるべくその場所から早く
離れたほうが良いでしょう。

ハチには人間の言葉が通じませんから、
当然、”勝手に敵だと判断されてしまう”可能性も
十分にあります。

そうなってしまわないように、
ハチがいる場所に留まる必要がないのであれば、
その場をそっと離れましょう。

なお、自宅でも、ベランダなどで花を育てていたり
すると、ハチを寄せ付ける原因の一つにはなります。

わざわざ、花を育てるのをやめる!とか
そういうことまでしなくて良いと思いますが、
ハチの対策だけは、しっかりとしておくことを
おすすめします。

まとめ

ハチを寄せ付けてしまう行為を解説しました。

最低限覚えておきたいことは

・ハチの巣には近寄らない
・ハチに攻撃しない
・黒を中心に、色に注意する
・ニオイに注意する

と、いうところでしょうか。

とにかく、ハチはこちらから何らかの刺激を
与えてしまうことで、攻撃を仕掛けて来るケースが
ほとんどですから、
”何らかの刺激”を与えないように注意する、
ということが、何よりも大事なことになります。

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