バイトが勝手に残業したり、休憩しない場合の対処方法!

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アルバイトスタッフが
残業を勝手にしてしまったり、
休憩をしなかったり、
色々と上司の立場からして
困ってしまうようなことが
起きることもあるかと思います。

ですが、こういった状態を
そのまま放置しておくと
アルバイトスタッフさん本人のためにも
なりませんし、何らかのトラブルを招いてしまう
原因になる可能性もあります。

上司や店長として
アルバイトスタッフさんを指導する立場に
ある場合はこのあたりの部分を
しっかりと対応していかなくてはなりません。

勝手な残業や
休憩の拒否などには
どのように対応していけば良いのでしょうか。

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対応方法を知る!

アルバイトスタッフさんに
無理やり残業をさせたりだとか
休憩を与えていない…
などというのは上司の側が悪いですし、
これは論外です。
ブラックバイトと呼ばれてしまっても
仕方がないでしょう。

しかしながら、アルバイトをするスタッフさんにも
色々な人がいます。
中にはお願いしてもいない残業を
自分からやりだすスタッフもいますし
休憩すらいらない、みたいな
スタッフがいるのも事実です。

そうなってしまうと、今度は上司・店長側が
頭を抱えてしまうことになりますよね。
こういうケースにはどのように対応していけば良いのかを
それぞれ解説していきます。

働かせてしまった分は支払う

まず、大事な事として、
仮に、指示していなくても
アルバイトスタッフさんが勝手に
働いてしまった場合、その分の時給は
しっかりと支払いをしなくてはいけません。

間違っても「指示してないのに
勝手に残業したから給料は支払わない」と
いう対応はしないようにして下さい。
これは、トラブルの原因になります。

アルバイトスタッフさんが勝手に
残業をしてしまったり、休憩をせずに
働いてしまったりした場合、
それはある種、管理側の管理不行き届きでもあります。
また、いかなる事情であっても
働かせてしまった以上は、
その分の給料は支払わなくてはなりません。

この点に関してはしっかりと覚えておき、
もしも勝手にバイトが働いたのだとしても
その分は、勤務した時間として
扱うようにして下さい。
で、ないとトラブルの原因にもなりかねません。

せこせこしていないで、
働かせた分は、ちゃんと支払うべきです。

ただ、頼んでいないのに勝手に残業
されてしまう、という状況は
人件費などの観点から、
大変である、というのもまた事実であると思います。

そのため、「別にそれでもいいや」というのであれば
そのままでも構いませんが
職場都合上、苦しいのであれば、
そのまま放置したりせずに、
しっかりと対応していくことが大切になります

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ちゃんと時間になったら帰らせる

ちゃんと時間になったら
帰らせる…。
これが、監督責任のひとつです。

アルバイトスタッフさんが意に反して
残業をしてしまう理由として

・本人がお金を稼ぎたいから
・何となくダラダラと居残ってしまうから
・帰って良いのかどうかイマイチタイミングが分からないから

などの理由が考えられます。

このうち、最初の理由以外に関しては、
アルバイトスタッフさんにしっかりと
「お疲れ様」と、バイトのおわりを告げて
帰るように促すことが
大切になります。
人によっては声をかけないと、時間を忘れていたり
帰っていいのかどうか分からず
困っていたりする人も実際にいますから、
ちゃんと声をかけてあげる、ということが
ひとつ、大切なポイントになります。

また、バイト仲間などと雑談をするのは仕事の
邪魔にならない程度であれば、個人の自由ですが
その場合も「仕事は終わりにして」ということは
ちゃんと伝えてあげましょう。
つまり、残ってもいいけど、仕事はもうしないでね、
ということです。
仕事をさせてしまう以上、
給料が発生しますからね。
なので、シフト通りに動かすためには
帰る・帰らないはともかく
”仕事は終わり”ということを
しっかりと告げる必要はある、
ということになります。

ただ、本人がお金をもっと稼ぎたくて
強引に残業している場合、
下記のような対処をする必要があります。

本人と相談する

本人が現状の稼ぎに満足しておらず、
そのため、休憩時間を無くしたり、
頼んでもいないのに残業をしてしまっている場合、
これは、一度話し合う必要があります。

他のアルバイトスタッフさんとの
兼ね合いもあるので、
そのバイトさんの希望を全て聞き入れることは
難しいかとは思いますが
シフトを増やす増やさないの話も含めて
しっかりと話し合うようにした方が
良いかと思います。

くれぐれも、アルバイトスタッフさんが
”頼んでもいないのに勝手に残業をする”状態や
”休憩時間になっても休憩に行かず
働き続けている”というようなことに
なってしまわないようにして下さい。

バイト先側として、これ以上に対応は
難しい場合、酷なようですが
「これ以上、シフトを増やすのは難しい」と
いうことはしっかりと伝えるようにして下さい。
バイトスタッフさんにも人生があります。
自分の必要な量、稼げないのであれば
そのことをしっかりと伝えてあげる必要がありますし、
そうなった際には、バイト先の変更も含めて
本人も考える必要がありますし、
バイト先としても、本人の選択を尊重
してあげる必要はあるかと思います。

シフトを増やすことはできない
けどずっとここに居てほしい、などと強引に
引き留める権利は、バイト先側にはありません。
そのことは覚えておきましょう。

休憩を甘く見ているバイトさんには…?

次に、休憩の方のお話になりますが、
アルバイトスタッフさんの中には
休憩を甘く考えているスタッフが
居るのも事実であるかと思います。

そういったアルバイトスタッフの扱いを
どうするのか?ということも
大切になってくるのは事実ですね。

休憩はとても大事なものです。
そのことを分かっていない人がいる。

上司として、
このことはしっかりとアルバイトスタッフさんに
伝えていく必要があります。
休憩時間になっても声をかけてあげないと
休憩になかなかいかない子もいますから
休憩時間にはしっかりと声掛けをしてあげることが
まず大切になります。
そして、声掛けをしても仕事をしてしまって
休憩に行かないようなスタッフが
いた場合は、休憩に行くように促してください。

休憩することも仕事のうちのひとつです。その休憩をしない、
ということは大いに問題のあることであると
私は思います。

休憩をしない、ということが続くと
下記のようなことも考えられます。

・休憩なしの時間配分で仕事をするようになってしまう
(結果的に仕事が遅くなってしまう)

・将来的にその本人が、サービス残業などを
 する癖がついてしまう可能性がある

・会社側にとっては人件費も高騰

・勤務時間によっては違反に

このようなことになりますから、
休憩を甘く見ているアルバイトスタッフさんには
必ず休憩に行くように促してください。

また、バイトスタッフさんにそう言うからには
自分自身も、どんなに忙しくても
しっかりと休憩は取るようにし、
スタッフに自らがお手本を
示すようにすることも、大切なポイントの一つになります。

まとめ

アルバイトスタッフさんによる
無断の残業や、休憩を取らずに
働き続ける人がいる、という状態に関しては
これは、しっかりと指導をしなくてはなりません。

そういったバイトスタッフさんが
将来的にどこかに就職した際に
サービス残業をやることにも繋がって
しまうかもしれませんし、
仮にお金のためなのだとしたら、
本人の状況をしっかりと確認し、
可能であればシフトを増やしてあげるなどの
対応も必要になるかもしれません。

まずは、しっかりと本人に伝え、
話し合いをするべきです。

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