パソコンからUSB機器を抜く時の注意点!正しい抜き方は?

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パソコンにUSB機器を接続して使う機会は
多いと思います。

マウスやキーボードなどもそうですし、
USBメモリなども、USB端子に接続して
使うものですから、USB機器を利用する機会は
非常に多くなっています。

が、このUSB機器、
実は「取り外す際の正しい方法」が
存在しており、
厳密に言えば「いきなり抜く」ということは、
故障のリスクもある抜き方であるのも事実なのです。

正しくはどのようにUSB機器を抜けばよいのか、
いきなりUSB機器を抜くとどうなってしまうのうか、
その点について解説していきます。

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正しいUSBの抜き方は?

パソコンにUSB機器を接続した際には
「正しい抜き方」というものが
存在しています。

その手順とは、
ウィンドウズのOSやMacかWinかによっても
異なっていきますが、
目安としてウィンドウズ10の場合を解説しておくと、

右下の方に
「ハードウェアを安全に取り外してメディアを取り出す」
というボタンがありますので、
それを押してから、安全に抜けることを確認してから
USB機器を抜く、というのが正規の手順になります。

確かに手順は一つ増えてしまいますし、
面倒に感じる人もいるとは思いますが、
そんなに難しい手順ではありませんし、
出来ればこの方法を使った方が、
パソコンやUSB機器(特にUSBメモリの場合は
この手順を踏むことをおすすめします)の
故障のリスクを下げることができます。

※右下の「隠れているインジケーター」の中にある場合もあります
※お使いのOSなどによって文章が若干異なりますが
基本的にどのOS、Macでも、現在はこういった機能が搭載されています。

いきなりUSB機器を抜くのは本来は間違い

いきなりUSB機器を抜いている人も
実際には多いと思います。
私も、いきなりUSB機器を抜いていた時期は
ありましたし、そういう人はとても、
多いのではないでしょうか。

しかしながら、上でも書いた通り、
正規の手順は「USB機器を安全に取り外せるようにしてから」
USB機器を取り外す、というものになっています。

そのため、USB機器をいきなり抜く、というのは
推奨されていない方法であり、
USB故障のリスクを伴う方法であるのも事実です。

ただ、パソコンを購入して、そういう説明が
画面に出て来るわけでもないですし、
知らなければ、当然普通に抜き差ししてしまうのも
当たり前と言えば当たり前ですから、
”今まで直接抜いていた”という人も
過剰に心配する必要はありません。

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直接抜くと必ず壊れるの?

答えはNoです。
基本的にはUSBメモリを一度直接抜いた程度で
壊れる可能性は非常に低いですし、
何年間も「正規の抜き方」を知らなかったとしても、
仮に1000回以上直接抜いても、何もなく
使える可能性は高いのです。
「一度もUSB機器を正規の手順で抜いたりしてないけど
全然大丈夫だよ」という人もたくさんいるでしょう。

ただし、”リスク”が上がるのは事実です。
1万回直接抜いても大丈夫な人がいる一方で、
2、3回しか抜いてないのにUSB機器がおかしくなって
しまった…と、いうことになる可能性もまた、十分にあります。

ですので、出来る限り正規の方法で抜くようにすることを
おすすめします。

どのようなことが起きるの?

USB機器を正規の手順以外で、直接
抜き差しをしてしまうと、
どのようなリスクがあるのかどうか。

下記のようなことが起きる可能性があります。

・次回接続時などに警告文が表示される
・(メモリなどの場合)データが一部破損する可能性
・(メモリなどの場合)データが全部破損する可能性
・そのUSB機器が使用できなくなる
・読み取りが出来なくなる

などなど、どれも厄介な状態になってしまいます。

先程も書いた通り
↑のようなことが「起きる」可能性は非常に低いのも事実で、
何年も、直接抜き差ししていたとしても
「普通に使える」ケースは多いです。

ですが、
「正しく抜いている場合」と
「直接抜いている場合」、
どちらの方が壊れるリスクが低いのか、と言われれば
「正しく抜いている場合」で、あるのもまた事実です。

例え低い可能性であったとしても、
やはり”リスク”を減らしておくに越したことはないと思いますし、
できればUSB機器は、正しい手順で抜くことをおすすめします。

まぁ…
「どうせ大丈夫だろ!」と直接抜いてしまいたくなる
気持ちは十分に分かるのですけどね…汗
(実際、大丈夫なことも多いのは事実ですから…)

実際の経験談

私も、以前は直接抜いていました。
実際に何年もそれで問題はありませんでしたし、
USBメモリを含め、機器が壊れてしまうようなことも
なかったのが事実です。

ですが、ある時から「問題があります 問題をチェックしますか?」の
ような警告文がUSBを入れるたびに出るようになってしまい
(幸い、チェックしても問題はなく、動作も普通なのですが
その警告文だけ、何度も出るようになってしまいました)
それからは正規の方法で抜くようにしています。

大丈夫なときがほとんどですが
ダメなときはダメなので、注意した方がいいと思います!

まとめ

USB機器の正規の取り外した方は
「そもそも知らない!」という人も
多いのではないかと思います。

が、先ほどから説明している通り、
直接USBを引っこ抜いてしまうと、
最悪の場合、故障を招く可能性がありますので、
この点は注意するようにして下さい。

特に、データのやり取りをしているUSBメモリだとか
外付けハードディスクの場合は、細心の注意を払ってください。

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