子ども・子育て支援金制度って独身税なの?その答えを解説!

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「子ども・子育て支援金制度」は
2026年からスタートされる
少子化対策の一環となるもので、
被保険者が保険料と一緒に払うものとなり、
それにより集まったお金は少子化対策の用途に使われることになるものです。

基本的には全体から徴収される形となり(※子供など対象外の人は除く)、
社会全体で負担していくものになりますが
これが一部で”独身税”と呼ばれていて、
中には2026年から独身税が始まると思い込んでしまっている人も
いるのが事実です。

では、これは独身税なのかどうか。
客観的に見ていきましょう。

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公式的にはどんな扱いなの?

まず、公式的には
”独身税”の導入は行われておらず、
行われる予定もありません。

独身税を導入する、となると、
大きな問題が多数起きるほか、
海外で実際に導入された際には十分な効果が出なかったという
実例も存在しているため、
独身税が導入される可能性は”極めて低い”と
考えても良いでしょう。

また”子ども・子育て支援金制度”も、
行政側は一言も独身税とは言っておらず、
独身税の導入が実際に行われることも、
その予定も今の時点ではない、というのが事実です。

ただ、この
「子ども・子育て支援金制度」を
独身税だと呼ぶ人がいるために、
中には”2026年から独身税が導入される”と
勘違いしてしまっている人もいる、と言う状態になります。

独身税とは言えない

結論から言うと、ネットや週刊誌などが騒いでいるだけで
独身税とは言えないもので、
対象者は独身者ではなく、
既婚者も、離婚した人も、独身者も、全てが含まれます。

”独身税”と言うのはその名の通り、独身であることを理由に
徴収される税であり、
今回の「子ども・子育て支援金制度」は独身者以外からも
普通に徴収されるため、
これを「独身税」とするのは少々無理があります。

独身税であれば、既婚者などは対象に含まれないことになりますが
子ども・子育て支援金制度は、独身であろうと既婚であろうと
負担が増えることになりますので、独身税とは異なる形態のものになります。

残念ながら独身の人も含めて
”負担が増えてしまう”のは事実ですし、
これをイヤという気持ちは当然分かりますが、
独身税とは違うものになるので、
その点は覚えておきましょう。

なぜ、独身税と呼ばれることがあるの?

上で書いたように、子ども・子育て支援金制度は
独身の人間のみが払うものではなく、
既婚者の人も支払うことになるものです。

そうなってくると”何でこれが独身税と呼ばれているの?”と
疑問に思う人もいるかもしれません。

この理由としては、
”子ども・子育て支援金制度”で徴収された資金の
使い道にあり、
その使い道が”子育て支援”や”少子化”のためと
されていることが要因となっています。

用途が少子化対策・子育て支援に限定されるために、
子育てをしている人は恩恵を受けられるものの、
独身の人の場合は子育てをすることがないために、
恩恵を受けられない(取られる一方)状態であるため、
ネットを中心に”これは独身税(みたいなもの)だ”と、
言う人がいる、と言う状況ですね。

確かに、
子育て世帯であれば、子ども・子育て支援金制度の名目で
負担金を徴収されても、そのリターン(子育て支援)を
得ることができますが、
独身の人の場合は、リターンを得ることができないために
不満を抱く人もいる…と、言う形で、
それが”独身税と言う人もいる”という状態に繋がっています。

しかし、それでもこれを独身税と言うのは客観的には無理があり、
前述した通り、
”独身以外の人間も徴収されている”ことはもちろん、
用途が子育て支援であっても、
この先、少子化が進むと働き手の減少や
社会保障の不安定化などに繋がり、独身の人の生活を
脅かしたり、不便なことになったりする可能性も十分にあるために、
”直接的な”リターンは得られずとも、”間接的な”リターンは
独身の人でも得ることはできます
(それでも、負担増が嫌だという気持ちは当然よく分かりますが)

また、独身者だけではなく”直接的なリターン”で言えば、
既婚でも子供のいない家庭、
既に子育てを終えている家庭なども、
”子育て支援による恩恵は直接的には受けられない”わけですから、
これに当てはめて言っても、”独身だけが損をする”というものでは
ありません。

こういった点から、子ども・子育て支援金制度を
独身税とするのは無理があり、
ネットや一部の週刊誌などが騒いでいるだけ…というのが
現実的なところです。

”本当の独身税”は、もっと独身にとって嫌なものであり、
苦しいものです。

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負担が増えてしまうのは事実

子ども・子育て支援金制度は、独身税ではありませんが
とは言え、独身・既婚問わず負担が増えるわけですから
月数百円と言えども”イヤ”と感じる人がいるのは
これは仕方のないことですし、
取られるお金が増えることを嫌がるのは当然と言えば当然のことです。

実際に、払った分に見合うだけ、
それがきちんと使われるのかどうか、という不安も
あると思いますし、
自分の負担が増えたり、ちゃんと使われるのかどうか不安を感じたり、
そういう感情を抱くこと自体は何も間違っていませんし
誰だって負担が増えれば嫌な気持ちにはなるでしょうから、
当然のことです。

まとめ

子ども・子育て支援金制度は、独身税ではありません。

私自身も独身ですし、
月々の負担が増えるのも避けたいところですし、
”やった!支援金を払えるぞ!”なんて風にはなりません。

ただ、そんな私(独身)の立場から見ても、
”これを独身税”とするのは無理があり、
騒ぎすぎなのではないかと、そう思います。

本当の独身税は、調べれば分かりますが
もっと、独身にとってつらいものですし、
そもそも、国内においては事実上、導入も困難だと思いますから、
その点は心配しなくても良いと思います。

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