独身に戻りたいと感じたらどうするべき?決断前に考えるべきこと。

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結婚したけど独身に戻りたい!
そんな風に思う既婚者の方もいると思います。

結婚する前に思い描いていた生活と違ったり、
自由な独身生活を思い出したりして懐かしく思ったり、
独身の友人などと会って、羨ましく思ってしまったり、
結婚した相手が、どうしようもない人でうんざりしてしまったり…

色々な理由がありますよね。

結婚する・しないは個人の自由なので、
このあたりは「好きなほう」を選べば良いと思いますが
一度、結婚してしまった場合は、「相手」も存在することですから、
独身に戻るか否かも含めて、慎重に考えていきましょう。

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判断は慎重に。一度決断すればもう戻れない

「独身に戻りたい」そう思った場合は
”慎重に”判断を行うことです。

もちろん、慎重に色々な面から考えてみて、
その結果”独身に戻る”という決断をしたのであれば、
それは悪いことではありませんし、
それも一つの人生です。

結婚していても、生涯独身でも、離婚しても、
それは個人の自由ですから、
法律に触れるようなことをしていなければ
何も問題はありません。

が、「独身に戻る」という決断をすれば、
もう、今一緒にいる相手と「元通りの関係になる」ことは
不可能です。
一度独身に戻る決断をすれば
「やっぱりやめた」ということはできませんし、
そのまま最期まで独身で生きていくことになる可能性も
十分にあります。

引き返せない覚悟をしっかりとしたうえで、
決断していきましょう。

そのためにも、以下のようなポイントは
しっかりと考えておくことが重要です。

一時的な感情や気の迷いではないかを冷静に判断

まず、「独身に戻りたい」という感情が
自分の一時的な感情や、気の迷いでないかどうか、と
いうことは冷静に考えてみてください。

独身に戻ること自体が悪い、ということではなく、
人間は感情に波があるものです。

今、この瞬間に「独身に戻りたい」と思っていたとしても、
来週には「結婚していてよかった」などという風に
考えが変わったり、
またその1週間後には「独身に戻りたい」と思っていたりと
感情に起伏があるものです。

その時の勢いで「独身に戻りたい」と言ってしまったら
あとで後悔する可能性もありますし、
上でも書いたように、一度決断すれば、もう元に戻ることは
出来ません。

そのため「独身に戻りたい」と思ったとしても、
すぐに行動に移すのではなく、
ある程度の期間、様子を見てみて、
自分の中で気持ちが変わったりしないかどうか
よく考えてみることも大事です。

何日、何週間、何か月と経過しても
「独身に戻りたい」という気持ちが消えない場合は
一時的な気の迷いなどではなく、
”本気で独身に戻りたい”ということが、伺えます。

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相手との関係性を考える

結婚した相手との関係性を冷静に考えてみましょう。

相手に問題がある場合、問題がない場合。
これによって大きく考え方も変わってきます。

例えば、相手が暴力を振るって来ていたり、
連日暴言があったり、
性格的に大きな問題があったり…
こういう状態になってしまっている場合は、
早いところ、独身に戻った方が良いかと思います。
苦しみ続けて結婚生活を送る必要はありません。
こういう相手ならば、仮に離婚を切り出しても、
理由もつけやすいと思いますし、
悪いのは相手ですから、後ろめたく思う必要はありません。
双方の親族に関しても「理由」をちゃんと説明しやすいですし、
こちらが強気に出ることができます。

一方で、相手に特に大きな問題がないような場合に関しては、
慎重に考えて判断してください。
この場合は会社で言うと「一身上の都合により退職」と同じようなもの
ですから、独身に戻るとすれば、
自己都合での離婚、ということになります。
場合によっては相手とトラブルになったり、
相手を傷つけてしまったり、
双方の親族から、色々ときついことを言われたりする場合もあります。

もちろん「独身に戻りたくなった」だけでも
十分離婚の理由にはなりますが、
なかなか風当りは厳しい部分も出て来ると思いますので、
ある程度の覚悟は必要です。

子供がいる場合は子供のこともしっかり考える

子供がいる場合…
これは、子供のこともしっかりと考える必要があります。

子供が生まれた時点で、
既に相手との結婚・離婚は
当事者たちだけの問題ではなくなっています。

両親が離婚して、片親になれば
子供は違和感を感じると思いますし、
特に、相手に「悪い部分」がある場合以外では
子供も悲しむ可能性が高いです。

この点は、しっかりと考え、
自分の感情だけではなく、「子供の立場」に
立って、物事を考えてみてください。

先程書いたように、相手から暴力だとか、そういう
問題行為があるのであれば子供のために
”独身に戻る”という選択をした方が良い場合もありますが、
そうでない場合、
あなたの「独身に戻りたい」という気持ちだけで
子供を巻き込むことは、それがどういうことなのか、
よく考えるようにして下さい。

子供がいる、かつ、相手に悪い部分がないのに、
そんな考えに至るぐらいなら、
”最初から子供を作らない”ことです。

こればっかりは、厳しいようですが、
短絡的すぎる、と言わざるを得ません。

が、もし子供がいるのにそういう気持ちが
強くなってしまった場合に関しては、
よく考えた上で、決断するようにして下さい。
当然、子供への影響は避けられませんし、
相手に悪い部分がない状態で離婚を切り出せば、
親権も相手の手に渡る可能性は十分に考えられます。

独身に戻ったあとの生活を考える

「独身」に戻ったあとの自分の生活をどうするのか。

「住む場所」「仕事」「収入」などなど
そういった部分もちゃんと考えて行動するようにしましょう。

先のことを何も考えずに独身に戻ることを決断して、
途方に暮れてしまった…などということになってしまったら
本末転倒です。

そのようなことになってしまわないためにも、
相手に問題があって、ただちに離婚する必要がある場合を除き、
まず「ゆっくりと独身に戻ったあとの生活」を想像し、
実際にやっていけるかどうか、考えてみてください。

そのぐらいの時間は確保するべきですし、
「独身に戻りたい」という理由だけで焦って離婚をすれば
失敗することも、出て来るかもしれません。

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相手と話し合いをするのは最後の段階

上のようなことをそれぞれ考えた上で、
それでも「独身に戻りたい」と思うのであれば
相手と話し合いをしてください。
一方的に急に離婚を突き付けるのはトラブルの原因になります。

相手が暴力を振るってくるようなタイプだとか
そういう人でない場合は、ちゃんと、しっかりと話し合いましょう。
(話すことで身の危険が生じる可能性があるような相手の場合は
例外です。第3者(友達や家族など)も交えて話し合いましょう)

話し合った結果、しばらくは様子を見よう、という
結論が出たのであればそれでも良いですし、
独身に戻りたい、という気持ちが変わらないのであれば
相手と話し合ったうえで、そういう未来に進むことも
一つの選択肢です。

ただ、いずれにせよ「話し合う」ということは
「独身に戻りたい」ということを相手に伝えるということですから、
「引き返せないところまできた」という覚悟はしておきましょう。

話し合うのは、上記のようなことを考えて
自分の中で答えを出してから、です。

まとめ

独身に戻りたくなった!というのであれば
それも、一つの選択肢です。

ただし、その場の勢いで決断するのではなく、
しっかりと上で挙げたようなポイントは
頭の中で考えてから、決断するようにしましょう。

間違っても、短絡的に決めてしまわないように注意です。

自分ひとりの問題だけではないわけですし
子供がいる場合はなおさらです。

そういうのはちょっと…
と、いう場合は、厳しいようですが
最初から結婚などしないことです。

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