かほく市ママ課とは何?既に解散しているの?分かりやすく解説!

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かほく市ママ課とは何か。

ネット上などで、名前を聞くことがあると思いますし、
独身税云々でその名前が出て来ることがあります。

が、実際、これが何なのか、ということは
知らない人も多いと思いますし、
そもそも、ネット上で話題に上がっているのを見ると
「まだ存在している」と勘違いしていたり、
独身税云々の話題は「つい最近のこと」と勘違いしていたり
する人もいます
(独身税の話題があたかも今のように、宣伝しているツイートとか
サイトがあるせいだとは思いますが…)

この「かほく市ママ課」とは、そもそも何なのか、
煽りなどは一切なしで、分かりやすく解説を
していきたいと思います。

※⇒独身税については、独身税とは?の記事のほうを
参考にしてみて下さい。
こちらでは「かほく市ママ課」が何なのかを解説していきます。

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かほく市ママ課とはそもそも何?

かほく市ママ課とは、
石川県かほく市の市のプロジェクトのひとつとして
存在していたボランティア組織です。
専門家などで構成されているわけではなく、
一般の方によるボランティア組織、ということになります。

2017年1月に結成されたものになっており、
20代~40代の一般のママたちを中心に
数十名程度で組織されていた団体です。
とは言え、ボランティアとなっているため、
報酬などが支払われていたわけではなく、
地域活動の一環、のような集まりでした。

後ほど詳しくご紹介しますが、
こちらの「かほく市ママ課」と呼ばれる組織は
既に解散となっており、
現在は存在していません。

ただ、独身税がどうこう、の話題で
新聞記事になったり、ネットで拡散したりしていることもあり、
今でも存在しているかのように
誤解されている面があります。

どんな活動をしていたの?

子育てのしやすさを向上させること、
まちづくりにも母親の視点を取り入れ、
かほく市で子育てをすることのPR活動を行うこと、
などが主な活動となっていたようです。

月に一度の集まりなども行われており、
町のPR活動などの話し合いや、交流などが
行われていた、というものになっています。

ネットを中心に、独身税の話題ばかりが出てきますが、
別に独身税を推進する、とかそういうための
団体ではありません。

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既に存在はしていない

かほく市ママ課は、既に存在していません。
2017年に独身税の話題がニュースになり、炎上、
市にも抗議の電話などが一定数かかって来るなどの
事態に発展し、
市も釈明のコメントを出すことになり、
同年のうちに、かほく市ママ課は解散となっています。

先ほども書いたように、
ネット上では「あたかも今も存在しているような書き方」が
されていることがありますが、
既に、この団体は存在しておらず、
活動も行われていません。

この点は、間違えないようにしましょう。

独身税の提案は本当なの?

これは、市として提案したわけでも
ママ課全体が「独身税を導入しなさい!」と
言ったわけでもなく
2017年8月に行われた市やママ課が参加していた
意見交換会において、
ママ課に所属する人間が、独身の方にも
子育ての負担をお願いできないかどうか?という趣旨の
発言をし、それに対して、別の方が「昔はそういう考え(独身税)が
出たこともあったが今はない」という会話があり、
その部分が切り取られて大きく報道されてしまったことが
事の発端、ということのようです。

独身税を提案した、というよりかは
会話の中で出てきて、「その考えは今はないですよ」みたいな
流れの話が、あたかもママ課全体が独身税を提案したかのような
雰囲気になってしまった、ということですね。

実際に市も釈明のコメントをすぐ後に出しており、
独身税を市として提案するものでも、
市民からそういった税を徴収することを提案するものでもない、
としています。

それから3年以上が経過していますが
実際にかほく市で独身税が導入されたりしていることは
ないですし、そういう話題もありません。

意見交換会での、会話が切り取られ、
大規模な炎上騒動になってしまった、というのが
実際のところであり、
かほく市ママ課が独身税を取れ!取れ!と
言ったわけではないわけですね。

独身税は導入されない

未だにこの発言が切り取られ「独身税が検討されている」
みたいなことを言っているサイトや人が
たまにいますが、
独身税は、今現在話が進んでいる、ということはなく
導入されることはありません。

当然、かほく市でもそうですし、
他の地域でもそうです。

独身者から、独身だから税金を取りますよ、
なんてことは基本的にはできないでしょうし、
時代錯誤の考え方ですから、
そういったモノが導入される可能性は
きわめて低いと言えるでしょう。

少なくとも、今現在そういう話が
進んでいる、ということはありません。
あまりこの点に関しては心配はしなくても
良いのではないでしょうか。

まとめ

かほく市ママ課は既に存在していません。

また、独身税が提案された、というよりかは
話題に出た程度のお話であり、
かほく市が独身税を導入したり
国が独身税を導入したり、そういうお話でもありません。

ネット上では、最近「かほく市ママ課が独身税を提案した」
みたいな書き方をされているようなところもありますが、
既に3年以上も昔の話である上に、
具体的に導入が検討されたわけでも提案されたわけでもなく、
そもそもボランティアの団体ですから、
独身税を決めるような権力があるわけでもありません。

独身税は導入されませんので、安心してください。

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