独身税を導入するべき!と言う人は、何でそんなことを言うの?その理由は?

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ネット上などを中心に、
時々「独身税」を導入するべき!みたいなことを
言っている人もいます。

独身税とは現時点で実在していない架空の税で
(海外ではごく少数のみ実例がありました)、
その名の通り、独身者に独身であることを
理由に課せられる税です。

実際に直接的な表現で独身税が課せられる可能性は
今後も限りなく0には近いと思いますが、
どうして”独身税を導入しろ”みたいなことを言う人が
いるのでしょうか。

この点について解説していきたいと思います。

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導入してほしいと言っている人は何を考えているの?

独身税を導入してほしい、と言っている人は
一体何を考えているのか。
そんな風に疑問に思う人もいると思います。

特に、独身の人たちからすれば、
”独身税を導入しろ”みたいなことを言われると
困る人も多いと思いますし、
”余計なことを言わないでほしい”と、思うような人も
いるでしょう。

では、この先では”何故独身税を導入しろなどと言う人がいるのか”
と言う点をそれぞれお話していきます。

全員が全員、ネタで言っているわけではなく
中には本気で導入してほしいと思っている人までいて、
その考え方・理由は様々です。

独身は悪いモノだと思っている人

現代において、独身に対する偏見のようなものは
かなりなくなりましたし、
生涯未婚率も上がり続けている以上、
この傾向はさらに進んでいくと思います。

しかしながら、未だに”独身=悪”と思っている人もいて、
そういった人たちの中には独身税などと言い出す人もいます。

結婚は”自由”なものですから、
結婚するもしないも、本来は個人の自由なのですが、
そうは思っていない人も世の中にはいる、ということですね。

こういう人に関しては
独身=悪と言う考えをなかなか帰ることはできませんので、
”何を言っても無駄”で、結婚は自由だと思っている人とは
考え方は相容れない状態です。

そのため、独身税を導入しろ!みたいなことを言ってても
放っておくしかない、という状態になります。

実際、独身は悪い…ということはありませんので、
結婚するも、結婚しないも個人の自由です。
どちらかが悪い、みたいな偏った考え方は持たないように注意しましょう。

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面白半分で言っているだけの人

”独身税を導入しろ!”みたいなことを言っている人全員が
心の底から独身税の導入を望んでいるとは限らず、
ただ単にネット上で面白半分でそう言っているだけの人も
たくさん存在します。

こういった人達の場合は、基本的に本心から
独身税の導入を望んでいるわけではなく、
ただ”面白半分”でそういうことを言っているだけ、
ということになります。

独身の方の中にも、自虐ネタのような感じで
そういうことを言っている人もいますし、
案外、”独身税を導入しろ!”みたいな声は
本気ではなく、”ネタ”なことも多いです。

このあたりを見分けるのは
ネット上の文字だけでは難しいところですが、
独身税を導入~みたいなことを言っている人全員が
本当に独身税を導入してほしいと思っているわけではない、
ということは覚えておきましょう。

少子化を心配している人

独身を悪…とまでは思っていないものの、
進んでいく少子化を心配している人も
”独身税を導入してほしい”と口にする場合もあります。

確かに、少子化はどんどん進んでおり、
生涯独身の人の割合や、未婚率などはどんどん上がり続けています。

国内では基本的には未婚のまま子供を授かる人は
全体的に見ればごく少数のため、
まず”未婚率を改善しないと”少子化は改善されない、
だから独身税を導入してほしい、というそういう意見ですね。

”少子化をどうして心配するの?”と思う人もいると思いますが
確かに、子供の人数が減り、人口が減ると
社会のシステムの維持が難しくなったり、社会保障が維持できなくなったりするほか、
子供を持つ親からしてみれば”自分の子供の将来を心配してしまう”
ということもあるでしょう。
また、人間の種の存続を真剣に考えているような人もいるにはいます。

そういった理由の数々から、少子化を真剣に心配していて、
その結果、独身税を導入して未婚率を改善⇒少子化改善につなげてほしい、
ということになるのでしょう。

ただ、独身税を導入して未婚率が本当に改善されるのかどうかは
別問題で、かつて海外で独身税を導入した国がありましたが
これは失敗し、廃止に終わっています。

そのため、国内で仮に導入したとしても、
未婚率の改善に”良い方向で”繋がるかどうかは不透明であり、
少子化改善のために独身税を導入してほしい、と言っている人もいますが
実際にそれで効果が出るのかどうかは別問題です。

個人的には、独身税を導入しても未婚率は改善しないと考えているので、
(改善したとしても、ほんのわずかな時間稼ぎでまたすぐ悪化していくと思います)
少子化改善のためには別の方策を考えるか、
あるいは”少子化することを前提に社会のしくみを少しずつ変えていく”しか
ないと思いますね。

自分たちが支援してほしいだけの人

子育て中の家庭の中には、
とにかく自分たちが何らかの支援をしてもらいたいために、
その財源を独身税で確保しろ!
みたいなことを言っている人もいます。

これは、簡単に言えば”自分たちさえよければいい”という考え方で
あまり良くない考え方ですが、
”少子化の時代に子育てしてるんだから、当然の権利だ!”みたいに
過激な考え方をしてしまっている人は、実際に存在しています。

実際に話を見てみると
本気で”独身者が子育て世帯のために負担するべき”と思っている人も
それなりにいて、
こういった人たちの中には”独身税を取るべき”と
言っている人もいる、というのが事実です。

現在は既に解散していますが、とある市のママ課が
実際にそういう話題を出したこともありました。
(実際に実現はせず、既に随分前にママ課は解散しています)

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単に嫌がらせ的な目的の人

単純に、独身に対する悪口的な意味合いで
「独身税を取れ!」みたいなことを言っている人もいます。

本気で独身税をどうこう、というよりかは
ただ単に悪口的な意味合いが強いですね。

特に深くは考えずにそういうことを
言っている人もいるので、
あまり真剣に聞き入れる必要はありません。

堂々と独身でいたい人

独身の人の中にも、稀に”独身税”を作ってほしいという人もいます。

これは何故かと言うと、
”独身であることに引け目を感じている人”と、
”子供がいない分、少しでも社会に貢献したいと考えている人”など、
いくつかの理由が存在します。

前者の場合は、独身であることに引け目を感じてしまっていて、
”独身税を払うから、堂々と独身でいさせてほしい”と考えるタイプの人ですね。
実際、引け目を感じる必要なんてあるの?と思う人もいると思いますが
人によってはそういう考えの人もいます。

また、独身税を払って子育ての手助けをしたい、みたいなことを
考える人もいて、
”綺麗事を…”と思う人もいるとは思うのですが
そういう考えの人もいるのです。

こういった理由などから”自分が払う対象になってしまうにも関わらず”
独身税を作ってほしいという人も”稀に”存在しています。

まとめ

独身税を作ってほしい!みたいなことを言う人の
その理由を解説しました。

あまり深く考えていないケースもあれば、
攻撃的な理由だったり、
自分よりも社会全体のことを気にするタイプの人だったり、
色々なケースがあるのです。

ただ、実際のところ、独身税が導入される可能性は”低い”ので、
”嫌だ!”と思っている人は、あまりこの点は
気にしなくても良いかとは思います。

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