第二波のことばかり心配しても意味なし。無駄なパニックは厳禁!

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新型コロナウイルスの「第2波」という
言葉に過剰なまでに反応してしまっている人を
多く見かけます。

が、大事なのはそこではありません。
第2波第2波ばかり言っていて、
本当に大事なことを見失ってしまっていたり
パニックになってしまっていたり、
そういう感じの状態になってしまっていませんか?

これは、専門的な知識どうこう以前に逆効果です

自分の身を守るためにも、周囲の人の身を守るためにも
まず、冷静になることが重要です。

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大事なのはそこではない

大事なのは「第2波がどうこう」ではありません。
こんなものは、人間が勝手に言っているだけです。
ウイルスにとってしてみれば
第1波も、第2波もないわけです。

第2波に備えよ、みたいなことばかり言ってる人は
数字にとらわれすぎていると言っても良いでしょう。

ウイルスに対する備えは
そもそもコロナウイルスであろうと
インフルエンザであろうと、そのほかのウイルスで
あろうと常にするべきことであり、
1も2もなく、各自がしっかりと予防していくことが
大事になります。

では、どのような点に気を付ければ良いのか、
その点を解説していきます。

まず、自分ができる予防をする

第2波とか第3波とか、そんなことばかり
騒いでいて”自分の予防”をしていないのなら
これは、お話にすらなりません。

感染症に対する予防で一番大切なのは
”一人一人が自分にできる予防をすること”です。
もちろん、個人で出来ることには限界がありますが
最終的に自分の身を守ることができるのは
自分自身だけです。

騒ぐだけで、自分が基本的なことを
していないのであれば、そもそもお話になりません。

基本的な予防対策として
・手洗い、うがいをしっかりと行う
・汚い手のまま色々な場所を触らない
・食事や睡眠などをしっかり取り、別の部分で体調を崩さないようにする
・不要不急(必要な外出はしていいです)の外出を控える
・(用意できるのであれば)マスクなどを利用する
・水分の補給をしっかりと行う

などが挙げられます。
これらの”自分でできる予防”をしっかりしているかどうか。

大何波がどうこうではなく
まず、自分のことからです。
ちゃんと、これらを出来ていますか?
出来ていないのであれば、騒ぐ前に
するべきことがあるはずです。

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一度発生した以上完全な0は厳しい

これも勘違いしている人がいますが、
一度これだけ発生したウイルスが
完全に0になることは極めて困難でしょう。

インフルエンザだって毎年のように
爆発的に流行しています。
それこそ第何波で言えば、もう100を
超えてるはずです。

ですので、”共存していく”ということを
考えなくてはいけません。
感染者のわずかな数字の変動に
激しく一喜一憂している人を見かけますが
そんなものは無意味です。

1日だけの変動では何も分かりません。
そもそも、ウイルスは人間が感染者を決めて
プログラミングで動かしているわけでは
ないのですから、感染者が一定ずつ減ったり
することなどありえないことで、
増えたり、減ったりを繰り返します。

一度落ち着いたと思っても急増するようなことも
あるでしょう。
それが、ウイルスと言うものです。

完全な0を追求するような人がいますが
それは理想論でしかなく
現実が見えていません。

現実的には
”自分が感染しないよう、各自が注意しつつ”
極力普通の生活をしていく、ということに
最終的に落ち着いていくでしょう。

それができなければ、人類の社会は
破滅しますからね。

今が1波とか2波とか関係ない

「これから第2波が来る」だとか
「今はまだ第1波の最中でしょう」だとか
「第3波が来る」とか、
色々なことを言う人がいます。
中にはそれで議論してしまっている人も。

でも、第何波だろうと、そんなことは
どうでもいいのです。
大事なのは感染が広がるか、広がらないか、
自分が感染しないかどうか…
そういう部分ではないですか?

1波だろうと2波だろうと、
今、流行しているのか、していないのか、
その方がはるかに大事であり
何波なのかなんて議論する必要はありません。

今後また流行するのか、しないのか、
今流行してるのか、落ち着いているのか。
そういう部分のほうがよほど大事です。

”神経質な備え”は逆効果

もちろん、ウイルスが再度流行したり
感染者が増えたりする可能性はいつだってありますし
その点に関しては注意をしておくべきです。
そういう意味では”備え”は必要になるでしょう。

個人でできる備えとしては
体調を崩さないように、しっかり睡眠をとっておく、とか
マスクで予防する、とか、
そういう限られた範囲内になるとは思いますが
”普通にできること”はしておいて、損ではありませんし
しておくべきです。

ただし”神経質になりすぎ”は逆効果です。
これ以上、できることがないのに、
異常なまでに備え備え口にして、
日常生活に支障を及ぼすようなことになってしまっては
それこそ本末転倒です。

先にも書いた通り、ウイルスが完全に消えることはありません。
これからも、一定数の感染者は常に出て来るでしょうし、
流行することもあるでしょう。
インフルエンザを見れば分かるはずです。

絶対に感染しないようにする!と極端に
なってしまうと、本当に家から一歩も出れずに
誰とも会えない状態になり、
永遠に引きこもることになってしまいます。

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他者を攻撃しない

過剰に心配しすぎて、他人を攻撃するような
行為に走ってしまっている人も多く見かけます。

これも、非常によくないことなので、やめておきましょう。

考えは人それぞれです。
あなたにはあなたの考えがあると思いますし
他の人には他の人の考え方があります。

全員、同じ考えにする、というのは無理な話であり、
自分の考えを無理やり押し付けたり
考えの違う人をすぐに批判したり攻撃したり、
してはいけません。

第2波がどうしても怖い、というのであれば
そう感じることは自由ですが、
それを他人にまで無理やり押し付けようとしたり
第2波を恐れよ、とか、言い続けたり
そういうことはしてはいけません。

特に、自分と考えの違う人間は悪、だとか
第2波を恐れない人間は悪、だとか
そういう風に決めつけて攻撃する人間に
なっては絶対にいけません。
そうやって他者を攻撃する存在こそ、
混乱をさらに膨れ上がらせていますし、
ウイルス以上に脅威に感じている人も多いわけですから…。

自分がどのような考えを持つのかは
最終的には自由ですが
それを他者に押し付けたり、攻撃に使ったり
してはいけません。

過去のデータに固執しすぎない

過去のデータに固執しすぎている人も見かけます。
確かに、過去から学ぶことは大切です。
ですが、自然災害にせよ、ウイルスにせよ、
大事なことは
”過去と全く同じようになるとは限らない”
ということですね。

それこそ、プログラミングで動いているわけでは
ないわけですから、過去とは違う流れになっていく
可能性だって十分にあるのです。

目立つのがスペイン風邪を引き合いに出している
ケースですが、”同じ流れになる”と思い込んでいる
ような人が見受けられます。
そうじゃないはずです。
今は何年なのか。今流行しているのはスペイン風邪なのか。
よく考えてください。

当時を参考にするのは良いと思いますが
同じように第2波が、とかそういう風に
思い込んでしまうのは危険だと思いますし
過剰反応であると思います。

特に、決めつけてしまっている人は、論外です。

まとめ

備えは大事です。
ただ、第何波とかそういうことよりも、
純粋に、自分たちができる範囲内での
感染予防をして、
あとはできる限り普通の日常生活を送っていく、
ということしか、ないかと思います。

ずっと引きこもってるわけには
行きませんからね…

また、毎日のようにSNSなどで
第2波第2波叫んでる人は
冷静になった方がいいです。
精神的にも良くないでしょうし、
少なからず負担になっているはずです。

他のことに、時間を使った方が、有意義なはずです。

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