有給チャンス問題を見て…。私の会社にはチャンスすらなかった。

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店員Kです!

最近では、とある会社の支店長が、
「有給チャンス」題して、クイズなどを出題し、
そのクイズに正解できないと、
有休を取得させない、という最悪の行為が
ニュースになっていましたね。

こういうことは許されないことだと思いますし、
どんどん処分されていくべきだと思います。

ですが、これは氷山の一角ですよね。
有給チャンス問題に関わらず、あらゆる場所で
有給がないがしろにされています。

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有給のチャンスすらない

私が勤務していた会社では、有給チャンスはおろか、
有給そのものが取得できない仕組みになっていました。
存在しているのは、社則の上でのみ。
実際には機能していない有給休暇でした。

これが、会社ぐるみで行われている。
恐ろしい世界ですね。
もちろん、サービス残業も蔓延していましたし
(何故か残業持ち時間30時間ルールがあり、
100近い残業を要求されるのに、30越えた分に
関しては支給させない)
どうしようもないブラック企業でした。

しかしながら、私が居た会社は、現在もまだ問題に
なっていませんし、こういう会社は山ほどあるかと思います。
本当に隅から隅まで調べたら、多くの会社で
有休に関する不正は発覚することでしょう。

有給チャンスの問題と、自分自身の有給に
ついて、語って行きます。

上に立つものとしてふさわしくない

有給チャンスの件で問題になっている支店長は、
上に立つ人間としては、ふさわしくない人間ですね。
こういう人が上に立ってしまうと、結局は
普通の社員たちがしわ寄せを喰らうわけですし、
こういう考えの人は、支店長だとかそういう立場に
なってはいけないと思います。

もちろん、ニュースになっている部分だけでは
どのような内部の仕組みかは分かりません。
もしかしたら会社ぐるみでそういう風潮があるのかもしれません

ですが、もしそうなのだとしても
支店長のすべきことは子供みたいなクイズごっこではなく、
会社が有給を取らせないような雰囲気づくりを
しているのであれば、有給を取れるような空気を
作るように努力する
(実際、支店長の力じゃどうにもならないこともある、
という冷たい現実もありますが、努力は必要です)
べきなのですが、この支店長は
くだらないクイズを作ってしまいました。

こんなクイズを作っている時間があるほど
ヒマだったのでしょうし、
仕事もしていないわ、有休も取得できないわで、
支店長としての器はないものと思います。

どのような処分が行われるのかは知りませんが、
処分は妥当であると考えます

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会社も積極的に有給を推進すべき

有休取得に関しては、会社も積極的に
その取得を促すべきであると思います。
会社側が中途半端に圧力をかけたり、真剣に有給のことを
考えていないと、今回のような有給チャンスみたいな
変な考えを起こす人が現れるわけです。

誰だって休みは欲しいはずです。
経営者ならともかく、今回のような支店長クラスの
人間であれば、仕事人間でもない限り、自分自身も
本当は有給が欲しいはずです。

職場の環境が、本当に有給推進な雰囲気に
満ちていれば、この人物も有給チャンスなどと
言いだすことはなかったのではないでしょうか。

また、この支店長個人が、悪いのだとしても、
会社側がしっかりと調査をして、早めに対処するべきでした。
一度明るみになってしまっては、イメージダウンは避けられません。
今の世の中、ブラック企業に対する目はとても厳しくなっていますから、
もっと早めに、真摯に対応するべきであったと
私個人としては考えます。

今回も明るみに出なければ、おそらくこの会社は
どんなに内部で訴えがあったとしても、
何だかんだの理由をつけて、黙認したのではないか、と
私は思ってしまいますね。

私の会社の場合はチャンスもなし

有給チャンスは許されないことです。有給は普通に与えるべきものですから。

私の居た会社ですが、有給チャンスすら存在しません。
有給など、そもそも社則上だけで存在していませんでした。

取得方法の説明も無ければ、
日数についても一切説明もなく、買取システムなども存在しない。
本当に、社則上だけの存在でした

勿論、有休を要求すれば、罵倒されるでしょう
「お前、今の状況を分かっているのか?」みたいなそんな感じです。
どうあがいたとしても、有給休暇など取得させて
貰えるハズもなく、それが当たり前のように
なっている会社でした。

私も退職まで、有給休暇を取得できたことはありませんし、
退職時に、有給休暇を要求して、会社がしぶしぶ、有給分の
給料を振り込んだぐらいです。
在籍中は一度も有休をとれませんでした。

そして、この会社はまだ問題になっておらず、
そういう会社がこの世の中には吐いて捨てるほど、存在すると思います

まとめ

有給チャンスだろうと、何だろうと、
本来与えられるはずの有給休暇を与えない、ということは
絶対にあってはならないことです。
そこのところを会社も、ある程度責任のある立場にたぅている人間も
絶対に忘れてはならないことだと思います。

人を雇う、ということは、ちゃんと対価を与えなくてはいけません。
給料もそうですが、有給休暇もそうです。
そういったモノを与えることなく、社員に対して要求だけを
繰り返すような会社には、人を雇うような資格はありません。

有給なんて取らせたら会社が…みたいな考えも分かります。
ですが、それでも、削るべきところは社員の有給ではない。
それが、人を雇う会社側の責任です。
与えるべきものはしっかりと与えてから、
その上で”求める”ことが大事なのです。

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