Windows Defender SmartScreenにアプリを停止される場合の対処!

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ウィンドウズ上でアプリケーションなどを利用しようとすると
「Windows Defender SmartScreen は認識されないアプリの起動を停止しました」と
表示されてしまい、
それを起動できないことが時々あります。

開こうとしているものが怪しいものだったりする場合は
確かにこういうものがあると助かりますが、
欠点として「何の問題もないもの」まで”認識されないアプリ”扱いして
起動を停止してしまうこともあるのです。

安全であることが分かっていて、
利用しようとしているのに、それまで停止されてしまったら
困ってしまいますよね。

では、↑のようなメッセージが表示される場合はどうすれば良いのでしょうか。
そして、Windows Defender SmartScreenとは何か、
警告が出るものは必ずしも危険なのかどうかをそれぞれ
解説していきます。

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Windows Defender SmartScreenとは?

Windows Defender SmartScreenとは何か。
やたらと名前が長くて「???」となる人も
いると思いますが
これ自体は別に怪しいものではなく
ウィンドウズに標準搭載されているものの一つです。

パソコン自体に何らかの悪影響を与える可能性のある
サイトやプログラム、アプリケーションなどを
検知し、起動を停止したり、ブロックしたりする機能となっています。

実際にパソコン関係では悪質なアプリやサイトなどは
蔓延していますから、
これ自体は必要なものだと思いますし、
万が一の際に役立ってくれる可能性は十分にあるものです。

しかしながら、
「必要なもの」「安全なもの」にまで反応してしまう
可能性があり、ここが厄介なところです。

停止されたアプリは必ず危険なの?

「認識されないアプリの起動を停止しました」と
表示されてしまって、停止されてしまった
アプリは必ずしも危険なのかどうか…
と、言われると決してそういうことではなく、
明らかに信頼できるアプリで、何も問題がないようなものでも
時々、検知されてしまい起動を停止されてしまうようなことも
実際にあることです。

Windows Defender SmartScreenが起動した=問題がある、とは
限らないので、その点は勘違いしないようにしましょう。

これは、セキュリティ系のソフトではよくあることで、
悪質なアプリなどを排除してくれるだけではなく、
問題のないアプリまで排除してしまうことはも、あるのです。

もちろん”問題あるアプリ・サイト”などに対して
警告を発している可能性も否定はできませんので、
もしも警告文などが出てきた場合に関しては
念のため「これは大丈夫かどうか」ということは
頭の中で考えてみて下さい。

起動しようとしているものが「信頼できる」ものなのであれば、
普通に利用してしまって問題ありません。

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対処方法は?どうすればいいの?

では、安全だと分かっているプログラムやアプリを
起動しようとしているのにも関わらず
起動を停止されてしまう場合はどうすれば良いのでしょうか。

方法としては
「Windows Defender SmartScreen は認識されないアプリの起動を停止しました」と
表示された場合に
「実行する」ボタンが表示されていれば、それを押すことで
実行できます。

しかしながら、この「実行する」が表示されないケースがあり

・「実行する」が最初から出てる場合
・詳細設定を押すことで「実行する」が選択できる場合
・「実行しない」しか選択できない場合

があります。

実際に私も実行することができたこともありますが
実行するが見つからなかったこともありました。

「実行する」が選択できるのであればそれを選択すれば
良いのですが、選択できない場合に関しては
困ってしまいますよね。

その場合に関しては一度、警告メッセージを消してから
起動したいファイルを右クリックして開くと
下の方にセキュリティの設定項目が存在しており
「このファイルは他のコンピューターから取得
 したものです。このコンピューターを保護するため、
 このファイルへのアクセスはブロックされる可能性があります」と
書かれた欄の右側に「許可する」という項目があるので、
これにチェックをして下さい。

そうすれば普通に起動できるようになります。
安全なプログラム・アプリ・ファイルであれば、
そうすることで利用できます。

Windows Defender SmartScreenは必要なの?

これは、必要です。

上のような「大丈夫なもの」の起動を邪魔されると
面倒臭いから消したい!と思う人もいるかもしれませんが、
実際に悪意のあるファイルなどは山ほどネット上に
存在するために、万が一のためにも、
こちらはしっかりと有効にしておくことをおすすめします。

大丈夫なファイルなのに警告が出てしまう場合は
上のように、都度対応していきましょう。

まとめ

急にこういった警告が出てくると
「え?これウイルスなの?」とか、思ってしまうかも
しれませんが、そういうことではありません。

もちろん、”本当に危険なファイル”を開こうとしていて
そういう警告が出ている可能性も0ではありませんが、
「絶対に大丈夫なもの」に対しても出る可能性はあります。

そのような場合は、必要なファイルを開けないと
困ってしまうと思いますから、
上のような手順で、開けるようにしてから
利用していくようにしましょう!

ただ、セキュリティ上の観点から、
面倒でもこちらはそのままいつでも使えるようには
しておくことをおすすめします。

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