バイト先のエアコンが故障したまま放置されている場合の理由と対処!

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バイト先のエアコンが故障している…

そんな場合もあるかと思います。

エアコンは、どんなに大切に使っていても
いずれは壊れてしまうもので、
バイト先であってもこれは同じことです。

ですので、エアコン自体が壊れてしまうことは
仕方がありません。

しかし、バイト先の中には
”エアコンが故障しているにも関わらず放置している”ようなところも
実際にあるかと思います。

エアコンが壊れているのに何で何もしないの?と
疑問に思うアルバイトスタッフさんもいるのではないでしょうか。

では、バイト先のエアコンが故障しているのに放置されている場合は
バイトはどのように対応していけば良いのでしょうか。
また、バイト先がエアコンを修理しようとしないのは
何故なのでしょうか。
この点について元店長の経験をもとに、詳しく解説していきます。

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本来は修理するべき

当たり前のことですが、お店でも事務所でも、
エアコンが故障していた場合、
会社側(個人経営のお店などの場合はお店側)が、しっかりと
修理を行うべきです。

従業員やバイトしか入らないような控室のエアコンであっても、
お客さんが来るような店舗のエアコンであっても、
これは同様です。

バイトを含む従業員を劣悪な環境で働かせる…などということは
当然、本来避けなければいけない部分ですし、
お店の場合、エアコンが故障した状態を放置していれば
当然、お客さんの居心地も悪くなり、
最悪の場合は売上や評判にも影響してきます。

そのため、本来はお店・企業としては
エアコンの故障を放置するべきではなく、
できる限り早く対応するべきです。

しかし、それでも”バイト先がエアコンを修理しようとしない”
という場合、”何か”理由があるはずです。
その理由を、元店長の経験から解説していきます。

”現場の人間”が報告を躊躇している

まず、一つ考えられるのが
お店の場合は店長、お店以外の場合は責任者の社員などが
”本社に報告することを躊躇している”可能性が
考えられます。

エアコンの修理も含め、何か備品を修理したり
購入する際には、個人経営の店などを除くと
基本的に本社に報告をしたり、許可を貰ったりする必要があります。

しかし、会社によっては備品の修理などに難色を示すようなところも
ありますし、許可が出ても、色々とグチグチと言われるような場合も
あります。

”もしも却下された場合”や”色々文句を言われること”を考えてしまって
店長や社員がなかなか本社に確認すらしないケースも、
時々あるのです。

”どうせ許可が下りないから”とか
”今、エアコンが壊れたというと文句を言われるから”とか、
そういう理由ですね。

実際に許可が下りるのか、それとも下りないのかは別として
現場の店長や社員が本社に話を上げる前に止まってしまっているので、
いつまでもエアコンが修理されない、という状況になってしまっている…
そういう可能性も十分にあるのです。

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本社や本部が許可を出していない

一方で、”バイト先”はしっかりと本部や本社に
エアコンの修理、あるいは買い替えの申請をしているものの、
その許可がなかなか下りない、という可能性も十分に
考えられます。

実際、会社経営のお店や事務所だったりすると
こういう過程がとても複雑かつ、非効率的になってしまっているところも多く、
許可が下りるにしても、なかなかその返事が来なかったり
場合によっては”今は許可できない”みたいなことを言い出す
どうしようもない本部も存在します。

本部に却下されてしまった場合”バイト先”が独断で
エアコンを修理することは難しく
(自費でやるわけにもいかないですからね)
そのために”放置”の状況になってしまう…ということです。

また、本部の反応が遅い場合などにも、
”何でなかなかエアコンを修理しないんだろう?”と、
そういう状況に陥る可能性は十分に考えられます。

タイミングを見計らっている

何らかの理由でエアコンの修理を行うタイミングを
見計らっている可能性があります。

例えば経費として計上されるタイミングを
今月ではなく来月にしたい、など、
そういった事情ですね。

”今月は別のことにも経費を使いすぎたから来月にしたい”
みたいなことは実際に、エアコン以外のことでも
やっている店長はいますので、
エアコンでもそういったことをやる店長は
いるかと思います。

また、本部側の移行で
”今月はもう無理だろ”みたいなことを言われて
許可が下りず(来月に以降にしろと言われる)、
”バイト先”ではなく”本部”側の都合で
エアコンの修理が先送りになってしまっている可能性も
十分に考えられます。

業者が混雑している

エアコンの修理業者も、夏場になると当然混雑します。

家庭用のエアコン修理でも
夏場に突然エアコンが壊れてしまった場合、
連絡しても”では明日行きます”みたいなことにはならず、
何週間も待たされたりすることは実際にあることです。

これは、業務用であっても同じことで
やはり、夏場にはエアコンの修理業者などは
混雑しますので、
”バイト先のエアコン”が故障しても、
すぐに修理業者がやって来てくれない可能性は
十分に考えられます。

”修理は依頼しているけど、修理予定日が遠い”という
パターンですね。

この場合は、”バイト先”がエアコンをなかなか修理しないと
不満を感じるかもしれませんが
バイト先も既に依頼済みで、修理業者が混雑していることによるものなので
バイト先がどうこうすることはできません。

ただ、既に依頼している、ということなので、
これまでに紹介してきた理由と比べるとはるかに良いパターンで、
バイトの皆さんとしても(しばらくは暑いとは思いますが)、
安心しても良いパターンです。
(本部や店長が修理を拒んでいるケースに比べると全然良いです!)

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実は閉店か移転が決まっている

実は近いうちに「閉店」や「移転」が決まっている場合、
エアコンが故障しても修理を行わない可能性は高いです。

エアコンの修理にはそれ相応の費用が掛かりますし、
そのあとすぐに閉店や移転が控えている状態で
それをやってしまうと、費用の大きな無駄遣いになってしまいます。

そのため、閉店や移転が決まっている場合は
修理を行わない可能性もあります。
実際に、私が雇われ店長をしていた際のお店は
複数あったエアコンの一つが故障気味でしたが、
間もなく閉店するために、最後まで修理を行うことは
ありませんでした。

バイトにできる対応策は…?

バイトの立場から、”バイト先のエアコン”をどうにか
することは正直なところ、難しいです。

現場の店長や社員が”エアコンは修理する必要はない”と
言っている場合は説得することもできるかもしれませんが
聞き入れてもらえなかった場合、バイト先での
立場が悪化する可能性もあります。

エアコンが故障しているのに対応せず、
暑い環境での仕事を強いられている場合、
改善が期待できないようであれば
”バイト先を変えること”も視野に
対応していくのが一番であるかと思います。

他に、扇風機だとか、別の暑さ対策で
カバーできるのであればよいですが
なかなかそれにも限界がありますからね…。

まとめ

バイト先のエアコンが壊れているのに
なかなか修理が行われない場合の理由を
解説しました。

エアコンは本来(特に夏は)必需品ですが
店長や本部がそれの修理をストップさせたりしている
”よくないケース”も実際にあるので、
そういったバイト先で働いている場合は
場合によっては”そのバイト先自体に見切りをつける”ということも
必要になってくるのではないかと思います。

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