本籍地の身分証明書とは?身分証明書を取得する方法と注意点!

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店員Kです!

就職時や賃貸を借りる際など、何らかの手続きの際に
本籍地で取得した身分証明書を持ってくるように言われることもあります。

本籍地の身分証明書?なんて言われても
普段あまり使うモノではないですし
「何だそれは?」って思ってしまいますよね。

今回は本籍記載の身分証明書がどのようなものか、
そしてどうやれば手に入るのかをご説明していきます。

案外、使う機会もありますから
覚えておいて損はないと思いますよ!

私もアルバイトから社員に昇格したとき、
自営業でお店をオープンするときに借りた賃貸の契約時、
仕事柄、古物商の資格が必要だったのでその取得時に
それぞれ必要になりました。

3回ほど取得しているので、その経験をもとに書いていきますね。

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身分証明書とは?

禁治産又は準禁治産の宣告の通知を受けていないこと、
破産の通知を受けていないこと、そして後見の登記の通知を受けていないことを
示すものになっています。
住民票と似ている用紙ですが、それとは少し違います。
本籍地で取得する身分証明書だとか、
そういう風に言われたらこれのことです。

取得方法やポイントをそれぞれ書いていきます!

免許証とかじゃダメなの?

本籍地の身分証明書、だとか本籍記載の身分証明書だとか
「身分証明書」の提出などを求められている場合、
確かに免許や保険証も身分証明書ではありますが、
それのことではありませんので気を付けましょう!

この身分証明書の提出を求められているのに
保険証や免許証を提出したら相手は「へ?」となってしまいます!

必ず本籍地で身分証明書を取得して、
それを提出するようにしましょう。

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どんな時に必要になる?

必要になる場面は様々です。
私の場合は「会社でアルバイト⇒社員になった時」
「自営業を始めて賃貸物件を借りた時」
そして「古物商という資格を取得した時」でした。

何らかの簡単な契約だとかそういうものでこの
身分証明書が必要になるケースはまずありませんが、
要所要所で必要になってくることはあります。

どこで貰えるの?

身分証明書は市役所で貰うことができます。
ただし、どこの市役所でも良い、というわけではありません。
自分の本籍地の市役所でしか貰うことができませんので気を付けてください。
「住所」と「本籍地」が一緒の場合もあれば、
「住所」と「本籍地」が別々の可能性もあります。
自分が住んでいる場所が本籍地とは限りませんから
イマイチ本籍地を把握していない!という方は取得に向かう前に
必ず調べてから向かうようにしてください!

本籍地の調べ方ですが、
住民票や免許証などをお持ちであれば、
それに記載されている可能性もあります(されていない場合もあります)
免許証は最近のものは本籍欄が空欄ですが、以前のものであれば
本籍地の記載があったはずです。

もしもそれらが無い場合は、お住まい地域の市役所で住民票を
取得、その際に本籍の記載をお願いすれば本籍が表示された
住民票を貰えますから、それで確認すると良いと思います。

ちなみに本籍地を移動することもできます。
その場合は必要書類を集めて市役所に行くことで
(現在の本籍地か新しい本籍地、もしくは現住所の市役所で行います)
変更することが可能です。
詳しい条件などは各市のホームページで確認してみてください!
今後の身分証明書取得のために、移動しておくのも良いとは思いますよ。

貰う方法は?

市役所を直接訪れるか、郵送での依頼が可能です。
例えば、本籍地が遠かったりする場合は、直接行くのは大変でしょうから
郵送をお願いした方が良いです。

まず、自分で市役所に行く場合ですが、
窓口に身分証明書の発行を希望する旨を伝えればOKです。
事前に各市のホームページで、記入必要書類などを印刷できるように
なっているので、印刷して持参すると手早く済みます。
が、印刷していなくても市役所でそれを書くこともできますから
お好みで好きな方を選びましょう。
なお、その際に本人確認できる書類(免許証やパスポートなど)が
必要になりますので、そちらも忘れずに持参しましょう。

また、自分で行けない場合、代理人に市役所に取りに行ってもらう
ことも可能になっています。
その際には別途「委任状」が必要になります。
他に、代理人の印鑑なども必要になると思います。
委任状の形式や必要なものなどは市によって異なりますので
ここでは説明できませんが、各市のホームページにちゃんと
記載されていますからそちらで確認してみてください!

そして、最後に郵送の場合。
こちらは請求方法が市によって異なります。
これもそれぞれのホームページに請求までの手順が書かれているので
それを参考にしつつ請求しましょう。
住所が九州なのに、本籍地は北海道、なんて可能性もありますから
そういう場合は郵送をお願いするのがベストでしょうね。

と、いうことで身分証明書を取得する方法は、
・本人が本籍地の市役所に行く
・代理人が本籍地の市役所に行く
・郵送で請求する

の3つになりますね。
自分に一番合った方法を選びましょう。

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手数料はかかる?

身分証明書の発行には手数料がかかります。
手数料も市によって異なります。
250円のところもありましたし、300円のところもありました。

これは1通ごとに料金が発生するので、
もしも2通、3通と欲しいのであれば、
その枚数分、費用を用意しましょう。

いずれにせよ、数百円で発行してもらえます。
手数料については市のホームページで確認できますから、
心配な方は確認してみてください。

郵送の場合は返信用の封筒だとか、そういったものを
用意する費用はかかりますが、
遠い場合はそのぐらいは仕方がないですね…
支払いは市の指定の方法で、支払になります
(小為替などが利用される場合が多いみたいです)

どのぐらい時間がかかる?

直接窓口に行った場合の手続きにはそれほど
時間はかかりません。
混雑状況、事前に書類を用意しているかどうかに
よっても前後すると思いますが
長くても30分かかることは少ないと思います
(大混雑していれば話は別ですが)

郵送の場合は、戻ってくるまでに2週間程度かかることも
ありますから、請求は早めにしておきましょう。
「すぐに届くだろう!」なんて思っていて請求を渋っていると
必要な時までに間に合わなくなってしまいます。

どんなもの?

紙1枚です。立派な雰囲気はありますが、
ペラペラな紙なので、破れてしまったり、水にぬらして
しまったりしないように気を付けましょう。

特に、雨の日に市役所に取りに行く場合などは注意が
必要です。
雨に濡れてしまうと、使い物にならなくなってしまって、
もう一度本籍地の市役所に身分証明書を取りにいったり、
手数料を支払いしたりしなくてはいけなくなってしまいます。

クリアファイルを持っていき、折れないようにしたり
(多少折れてても使えはしますが)
徒歩や自転車で市役所まで取りに行く場合は、
雨が降りそうなのであれば、濡れないような工夫もかんがえて
取りに行くようにしましょう。

まとめ

上記のポイントさえ押さえておけば身分証明書の取得は
問題ないと思います!
普段、あまり必要とされる書類ではないですから、面倒だなぁ…と
思うかもしれませんが、案外簡単に取得できますから、
それほど身構えることではありません。

間違っても、この身分証明書を要求されている場合は
住民票とか免許証とかで代用することはできませんから
素直に貰いに行きましょう!

ちなみに、会社に提出を求められた場合、
経費の申請ができる可能性があります。
(私は経費でもらってくるように言われました)
数百円ではありますが、気になる場合は確認してみてください。

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