万引きを抑止!万引きをさせない営業体制をつくる!

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店員Kです!

販売業にとっての恐ろしい存在が「万引き」。

気づかない間に万引きされてしまっている可能性もありますし、
万引きを見つけて、捕まえることができても、
忙しい時間を、無駄に消費させられることになります。

万引きを捕まえても、お店の利益にはなりません。
ただ単に「盗まれそうなもの」を取り戻しただけです。

お店からすればただただ迷惑な行為が「万引き」
時間も、労力も、盗まれた場合は利益をも
無駄にするのです。

そんな万引きへの一番の対策は
「そもそも盗もうと思わせない」もしくは
「思ったとしても諦めてしまう」ようなお店作りを
することです。

今回は、万引きさせない環境づくりに
ついて書いていきます!

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万引き抑止の方法

万引きの一番の対策は「捕まえること」ではありません。
そもそも、「このお店では万引きは無理だ」と思わせること。
つまり、実行する前に阻止してしまうことです。
勝手に諦めてくれれば、お店としては何かを盗まれる心配もないですし、
時間も労力も無駄することはありません。

では、どのように万引きされにくい環境を作るかどうかを
紹介していきます!

商品の配置方法

まずはこれですね。商品の配置方法。
商品を直に置いておけば、当然手にとって、そのままお店の外に出て行くことは
簡単なことです。

店の外に商品を直に置いたり、
店の中でも死角になる場所に商品を置いたりすれば、
盗まれる可能性は上がっていくわけです。

高額商品を直に置いたりすれば尚更狙われやすいですし、
子供たちにとっての人気商品を直に置けば、それが狙われる可能性もあります。

ですが、全部の商品を店頭に並べない、というのも難しい話でしょうから
下記の点に注意しておくと良いと思います。

〇高額商品はショーケースに。
お店にショーケースなどがあるのであれば、それを利用しましょう。
高額の商品は特に、鍵つきのショーケースに入れておくべきです。
盗まれやすそうなものは直に置かない、これが大切なことです。

〇店頭には見本を置く
コレも大切なことです。店頭には「実物」を置かずに「見本」を
配置する形式にして、なるべく実物は置かないようにする。
子供たちに人気のカードゲームなども、今は実物が置いてあるお店は
減りました。万引き抑止のためには必要な対策です。

〇レジの部分に置く
レジの部分に実物を置く。
これも万引きの抑止には効果的です。
さすがに店員の目の前から商品を持っていく!というのは
気が引けるものです。
ですが、レジから目を離している隙に持っていこうとする人も
居ますから「100パーセント安心」というわけではありません。

〇防犯タグなどをつける
高額商品を直に置く場合は防犯タグを利用したり
タグで、何かにくくりつけたりするのも有効です。
もちろん引きちぎって持っていく人も居ますが、
多少の抑止力になるのは確かです。

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巡回を強化する

店員による巡回を強化しましょう。
定期的に店員がウロウロしているような店内では、やはり
万引きはしたくない、という心理が働くと思います。
広いお店であればあるほど、死角は増えますから、
店内整理などをするついでに巡回するなどして、
店の見回りを強化するようにしましょう。

店員がいつもカウンターの奥に居るようなお店だと、
「盗りやすい」環境が出来上がってしまいます(汗)
やっぱり人が見ていないほうが盗りやすいですからね。

そのため、広い店は特に、定期的な巡回をすることをおすすめします。

警告文の掲示

「万引きは問答無用で通報いたします」みたいな警告文を
店内の至る箇所に貼り付けしておきましょう。
何も書いていないよりは「万引きの抑止」につながります。

やはりそう書かれていると、真理的には若干思いとどまったり
萎縮したりすることもあると思います。

たとえハッタリであったとしても「防犯カメラ録画中」だとか、
とにかく万引きをしようとしている人を
”怖がらせる”
”萎縮させる”ことが非常に大切になってきます。

もしも自分がお店で何かを取ろうとしたら?という
立場になって考えてみると、どうすれば万引きの抑止に
繋がるかも、おのずと見えてくるとは思います。

防犯カメラの設置

資金的に余裕があれば、防犯カメラを設置するのは非常に
効果的です。
この設置する防犯カメラも「あえて目立つ場所」に
設置するのが良いかと思います。

隠れた場所に設置すると、
「本当に万引きがあったとき」には役に立つと思いますが
(万引きする人も、カメラに映らないようにするでしょうから
カメラの位置が分からなければ、しっかり映る可能性が高いです)
「抑止力」としての効果を期待するのであれば、
堂々と見える場所に防犯カメラは設置するべきであると考えます。

また、防犯カメラを設置するほどの資金力はないなぁ…という場合は
「ダミーカメラ」を設置しましょう。

ダミーカメラは非常に安価で導入できますし、
「抑止力」の効果としては絶大です。
ダミーカメラであれば店内のいたる箇所に設置しても
それほどお金はかかりませんから、
安価な抑止力としてはおすすめです。

ただし、ダミーカメラを設置する際には
「露骨に偽物です!」みたいな雰囲気は出さないようにしましょう^^

明らかに偽物っぽい雰囲気だと逆効果です。
「あ、このお店、本物のカメラはないんだな!」みたいな
ことになってしまいますから…。

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見晴らしをよくする

店内になるべく死角となる場所を作らない、という意味です。
万引きをする人は、たいていの場合は、店員たちや他の利用客から
見えにくい場所を探すと思います。

そのため、見晴らしがよいお店では、
万引きはできないですし、したくないものだと思います。

なので、なるべく店内の見晴らしはよくしておくことをおすすめします。

レジカウンターから店内の様子が一望できるぐらいが
一番理想的ではありますが、
なかなかそれは難しいとは思いますから、
極力、見晴らしが良いお店作りを心がけるようにしましょう。

どうしても見えにくい場所は、ダミーカメラ(もしくは防犯カメラ)などで
抑止力とすることをおすすめします。

もしも万引きを捕まえたら…

どんなに抑止の力を強化したところで、
やはりそれでも無謀にも万引きをする人が居るかもしれません。

ですが、万引きを捕まえたときの対応も重要になってきます。
よく低額だったり、なきつかれたり、子供だったりして
見逃してしまうスタッフも居るみたいですが、
それは絶対にいけません。

泣きつかれても、それは基本、演技です。
泣いて反省するような人間は、最初から万引きなどしません。

ですから、引っかからないようにしましょう。

甘い対応をしていると
「あそこなら捕まっても大丈夫」と言う噂にまで
発展する恐れがあります。

ですから、捕まえたら絶対に、
「警察に通報」、必要とあらば「保護者にも通報」して下さい。
しっかりと厳しい対応をとることで、
「あのお店では万引きしないほうが良い」という噂が
広がる可能性もありますし、
少なくとも「あそこなら大丈夫」という悪い噂が流れることを
阻止することが出来ます。

ただ、やりすぎはダメです。
万引きした人の写真を貼りだしたりするのは
逆に問題になる可能性があります!

まとめ

万引きの一番の対策は”最初から万引きさせないこと”です。
捕まえることができたとしても
警察を呼んだり、話を聞いたりと、万引きが発生すれば
確実にお店にとってはマイナスになります。

ですから、それを”発生させない”ことが何よりも重要ですし
それが何よりも万引きの抑止策になるのです。

”万引きをしようとした人に恐怖を与える”

そういうお店作りをするぐらいの意気込みで、
やっていきましょう。

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