賞味期限が切れたペットボトルのお茶は飲んでも大丈夫なの?

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ペットボトルのお茶の賞味期限が切れてしまった…!

そんなことも場合によっては
あるかもしれません。

私自身も、ペットボトルのお茶はよく飲みますが、
実際に賞味期限切れになってしまったこともありました。

では、賞味期限が切れてしまった
ペットボトルのお茶は飲んでも大丈夫なのでしょうか。

この点について解説していきます。

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ペットボトルのお茶は「賞味」期限

まず、食料品・飲み物には”賞味期限”か”消費期限”
というものが記載されていて、
ペットボトルのお茶はこのうちの”賞味”期限の方になります。

賞味期限とは、期限内であれば味や風味、品質などを
保証することができる期限のことを示します。

もう一方の消費期限の方は
「安全に食べる・飲むことができる期限」を示すものになっています。

(参考⇒賞味期限と消費期限の違い

お茶の場合、このうちの”賞味期限”の方になりますので、
基本的に期限切れになっても
風味や味などが若干落ちることはあれど
腐ることは、よほどの長期間保存したり、保存状況が悪かったり、
といったことがなければ、あまり心配する必要はありません。

当然、賞味期限と言えども、
”期限切れのものを飲むとき・食べるとき”は
自己責任になりますが、
実際のところ大丈夫なのか、ダメなのか?と言われれば
”ほとんどの場合、問題ない”というのが答えになります。

ただ、自己責任になるので、
何かあってもメーカーやお店は、当然何も責任は取って
くれませんので、
下記のようなポイントはしっかりと理解した上で
判断していくことが大事になります。

ちなみに、私も賞味期限切れ(確か最大で2か月程度)のお茶を何度か
飲んだことがありますが、何も問題はありませんでした。
(※当然、私も自己責任ですし、皆さんも自己責任になりますので、
↓のポイントは注意して飲んでください!)

開封済みのものはNG!未開封の場合に限る

↑で書いた「賞味期限切れでも多くの場合大丈夫」というのは
”未開封のお茶”に限ります。

ペットボトルを開封している場合、
一口も飲んでいない場合でも、劣化が大幅に早まりますので
数日以内に飲む必要がありますし、
直接口をつけたような場合当日中に飲むことが推奨されています。

賞味期限とは、あくまでも未開封の状態で、というものになるので、
開封している場合に関しては
賞味期限が過ぎても大丈夫どころか、賞味期限内でも
なるべく早く飲む必要があります。

この点は、勘違いしないようにしてください。

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保管状況が悪い場合は危険

ペットボトルのお茶の保管状況が悪い場合、
賞味期限内でも問題が発生する可能性があります。

例えば、直射日光に当たる場所で保管したり、
温度や湿度などが高すぎる場所での保管、
何度も温度変化が起きるような場所での保管、
ニオイの強いものの近くでの保管…

こういったものに当てはまることがある場合、
賞味期限内でも劣化したり、最悪の場合
腐ったりする可能性もあります。

高温多湿の場所での保管などは
実際に容器のラベルにも”しないでください”と
記載されている場合も多いので、
保存状況には注意するようにしてください。

保存状況が悪い場合は、
賞味期限内であっても、味などに問題が起きる可能性が
考えられます。

風味などに影響が出る可能性はある

ペットボトルのお茶は賞味期限が切れても
基本的には飲むことができる場合が多いですが、
「風味の劣化」「味の劣化」「色の若干の変化」などが
起こる可能性はあります。


コカ・コーラ 綾鷹 525mlPET×24本

腐っているわけではありませんが
だんだんと味が劣化してしまう、という状態ですね。

万全の状態で飲みたい!と言う場合は
やはり賞味期限内に飲むのが確実です。

どんな部分に気を付ければいいの?

賞味期限切れのペットボトルのお茶を
飲む際には、下記のようなポイントに注意し、
当てはまる場所・気になる場所がある場合は
飲まずに廃棄するようにしてください。

・未開封かどうか
・色が明らかにおかしくなっていないか
・お茶自体の質が変わってないか(ドロドロしてるなど)
・明らかにおかしなニオイがしないかどうか
・明らかに変な味がしないかどうか(酸っぱいなど)
・中に異常な沈殿物や変色はないか

このあたりについてはしっかりと
確認しておきましゅう。

多少味が落ちる、多少色が変わった、ぐらいであれば
単なる経年劣化的なもので害はありませんが、
明らかに異変を感じた場合は絶対に飲まないようにし、
そのまま処分してください。

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どうしても不安ならやめた方がいい

ほとんどの場合、ちゃんと保存されていた
ペットボトルのお茶であれば賞味期限が
切れても、数か月程度であれば
大丈夫なことが多いです。
(流石に半年、1年と、数年となってくると別ですが)

ですが、どうしても不安を感じる場合、
”お茶自体には問題なかったのに、精神的な不安が強すぎて
 体調不良になる”可能性も否定はできません。

ですので、不安が強い場合に関しては
無理をせずに、賞味期限が切れたものに関しては
処分も視野に入れることをおすすめします。

お茶に限らず
「大丈夫かな、大丈夫かな?」と不安に思いながら
口にするのは、
”本当は大丈夫だった”としても体調を(精神的な不安がきっかけで)
崩す可能性もありますので、無理はしないようにしましょう!

まとめ

ペットボトルのお茶は、しっかり保管されていれば、
数か月程度なら期限が切れても問題はない場合がほとんどです。

ただし、自己責任になりますので
自分でしっかりと↑のようなポイントは確認した上で
飲むようにしてください。

どうしても不安な場合は、やめておきましょう。

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