炊飯器の寿命はどのぐらい?買い替えのサインとは?

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お米を炊くのに欠かせない家電・炊飯器にも
寿命があります。

一度購入すれば永遠に使える…!
と、いうわけではない、というのは
他の家電製品と同じですね。

では、炊飯器の寿命はどのぐらいなのかどうか、
どのようなサインが出てきたら
買い替えを検討したほうが良いのかどうか、
それぞれ解説していきたいと思います。

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炊飯器の平均的な寿命は?

炊飯器の寿命は、内釜の方が先に
ダメになることが多く、
この平均寿命が3~5年程度と言われています。
釜の方が先にダメになってしまい、
外側の機械に関しては普通に使うことが出来る…
というような状況が多いですね。

ちなみに、外側の機械については
長いものだと10年前後、普通に使えることもあるものに
なっており、平均寿命は”内側”よりも長いのです。

もちろん、炊飯器!と一言で言っても
色々な種類が存在していますし、
炊飯器の使い方や使う頻度、個体差などによっても
「いつ壊れるのか」は変わってきますから
一概に「5年で内釜は壊れてしまう!」ということではありません。

それよりも長く使える場合もあれば
もっと早く故障してしまう可能性もあります。

ですが、一つの目安として
そのぐらいのタイミングが、注意するべきタイミングですよ、と
いうことになります。

炊飯器の異常・寿命のサインとは?

寿命が近づいている炊飯器には
どのような症状が出るのでしょうか。

勿論、突然いきなり壊れてしまう場合もありますし
これから紹介する症状が全て出て来るわけでは
ありませんが、一例として参考にしてみて下さい。

・炊いたお米に異常がある
炊き方を間違えている場合は別ですが、
「いつも通り」やったのにも関わらず、
お米がちゃんと炊けなくなってしまった、という場合は
炊飯器自体に異常が生じている可能性があります。
焦げてしまっている、水っぽくなってしまっている、固い、
味や食感が明らかに違う、などなどそういった状態が
繰り返されるようであれば、注意した方が良いです。
ただ「米や水の量」などを間違えているだけの可能性も
ありますから、自分にミスがないかどうかも、念のため
確認はするようにしましょう。

・異臭がする
匂いも一つのポイントです。
米を炊いている間に異臭がする場合はもちろんですが、
米を炊き終わったあとなどにも、異臭が残るように
なってきた場合は、内側の釜が劣化している可能性があります。
単純に”汚れ”が原因である可能性もありますので、
まずはしっかりと洗ってみることも重要ですが、
それでも匂いが取れない場合に関しては
内側の釜が劣化している可能性が高いです。

・異音がする
炊飯器でお米を炊いている最中などに
今まではしなかった異音などがするようになってきた場合は
注意が必要です。
万が一、煙などの、明らかな異常が出て来た場合に関しては
すぐに使用を中止するようにして下さい。

このようなところでしょうか。
当然ですが、「炊飯器から煙が出て来た」
「電源が入らなくなった」「お米が炊けなくなった」など
明らかな異常が出て来た場合に関しては
買い替えのサインとなります。

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買い替えるべき?修理するべき?

まず、購入したばかりなどのタイミングであれば
メーカーの保証期間内であり、
自分のミスで壊した場合などを除けば
基本的には無償での修理になるはずです。
そのため、すぐに壊れてしまった場合は、
「修理」を依頼するべきです。

ただ、ある程度年数が経過しているような場合に
関しては、修理するよりも、買い替えをしてしまった方が
結果的に、後々長持ちして、費用的にも
プラスになる可能性があります。

長年利用している場合などに関しては
買い替えの方を中心に考えてみると、良いのではないでしょうか。

なお、内釜の方が基本的には先に劣化するため、
内釜が故障・不調な場合に関しては
内側だけを買い替えるなどするのも一つの方法です。

外側がまだ使えるのであれば、
それに越したことはないですからね…。

少しでも長く使うためには?

どんな家電製品にも”寿命”があるとは言え、
出来る限り長く使いたいものですよね。
炊飯器も決して安い買い物ではありませんので、
長持ちさせる、ということは
とても大事なことです。

では、少しでも長く炊飯器を使うためには
どうすれば良いのでしょうか。

・購入時に種類を選ぶ
高ければよい、というものではありませんが
購入時に、粗悪品を買ってしまうと、
当然長く使える可能性は低くなります。
炊飯器の評判なども見つつ、粗悪品を
購入しないように注意することが、まず
重要なポイントの一つになります。

・乱暴に使わない
当たり前のことですが、乱暴に使うと、
どんな家電でも壊れるリスクが高まります。
丁寧に扱うようにしましょう。

・保温も一つのマイナスに
保温機能は内釜の寿命を縮める原因の一つと
言われています。
過剰に心配する必要はありませんが
ほんの少しでも長持ちする可能性を高めたいのであれば
保温についても、無駄に使わないようにはしておきたいところです。

・手入れはしっかりと
洗うなど、手入れはしっかりと行うようにして下さい。
汚れまみれにしていれば、当然消耗は早くなります。

このようなところでしょうか。
どんなに注意してもいつかは壊れますが
なるべく大切にしていきたいところですね。

まとめ

炊飯器も安い買い物ではないので
なるべく大事に使っていきたいところです。

とは言え、形あるものである以上は、
無限に使い続けることはできませんので、
買い替えのサインや
不具合が出て来た場合に関しては
対応も検討しなくてはいけません。

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