雨の日に給湯器の調子が悪くなることってあるの?対処法は?

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雨が降ると給湯器の調子が悪い…
そんな風に感じることもあるかと思います。

では、雨の日に給湯器の調子が悪くなる、
ということは実際にあり得ることなのでしょうか。

どのように対応していけば良いのかも含めて
詳しく解説していきます。

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可能性は0ではないものの、基本的には低い

”雨”が原因で給湯器が使えなくなってしまったり、
エラーを起こすようになってしまったりすることは
”基本的”にはあまりありません。
もしも大半の給湯器が雨でやられてしまうのであれば
台風が来たり、ゲリラ豪雨が降ったりするたびに
給湯器が壊れてしまう家庭だらけになってしまいます。

ですが、そんなことにはなっていませんので、
基本的に雨が降っても、問題ないようになっています。

ただ、可能性として
設置環境に何らかの欠陥があったり、
想定以上の大雨で、給湯器の内部に水が入り込んでしまったり、
経年劣化により、既に故障しかけている場合などは
湿気などによる影響を受けやすくなり、一時的に不具合が
起きる可能性があります。

そのため、雨による影響は、
”普通はあまりないものの、絶対にないわけではない”
と、いうことになります。

雨で使えなくなった場合はどうすれば?

雨の日に給湯器を正常に使うことが
出来なくなった場合は、下記のようなことを
ひとまず確認してみて下さい。

・電源を入れ直してみる
まず、雨の日に限らず給湯器でエラーが起きた場合は
”電源を一度切り、少し待ってから入れ直す”ということを
してみることが大切です。
場合によってはこれで復旧する可能性もあります。

・しばらく待つ
雨による影響の場合、しばらく待つことにより
症状が改善される可能性も否定はできません。
電源を切り、しばらく時間(雨が止んでから数時間など)を空け、
再度試してみて下さい。
ただし、雨が止んでから何日経過しても直らない、という場合は
直る可能性は低いので注意してください。

・コンセントを入れ直す
何らかのエラーが起きている場合、給湯器のコンセントを
一度抜いて、入れ直すことで給湯器内のリセットが行われて
エラーが改善される可能性もあります。
ただし、コンセントの抜き差しなどで、トラブルが起きる可能性も
0ではなく、雨が降っている最中に抜いたりすれば危険ですので、
十分に注意した上で、自己責任の上で行ってください。
(抜き差しで故障することは基本的にはありませんが
故障しかけている場合など、可能性としては0ではないので、
自分でしっかりと判断し、安全に配慮した上で行ってください)

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雨の日のエラーを防ぐには?

基本的には、給湯器に雨が入らないように
するしかありません。
簡易的な屋根をつけたり、ブルーシートなどをつけたり、と
言った方法も考えられますが、
設置場所・環境によっては
危険な場合、不可能な場合などありますので、
この点もよく注意するようにして下さい。

ただ、先ほどから書いている通り
”基本的にはあまり起こらない”ことなので、
例えば”雨が降るたびに毎回給湯器が停止してしまう”というような
場合に関しては、
やはり、給湯器の故障が近い、あるいはどこかが既に故障している
可能性が高いので、
修理や買い替えも含め、少しずつでも良いので
検討し始めた方が良いかとは思います。

また、ブルーシートなどを付ける際には、
周囲の安全、給湯器自体の安全などに
配慮して行うようにして下さい。

続くようであれば修理や買い替えを検討

非常に残念なことではありますが、
雨の日に調子が悪い、という状況が
続くようであれば、
やはり、その給湯器はそれなりのダメージを
受けていることになります。

そういった状態が続くようであれば、
”修理”や”買い替え”などを検討せざるを得ない場合も
ありますので、この点は頭に入れておいてください。

雨が止んでも状態が戻らない場合、
雨が降るたびに何らかのトラブルが起きてしまう場合、
使用年数が10年前後に到達している場合などに関しては
そろそろ買い替えや修理などを検討する時期に
入ってきています。

費用も掛かりますし、面倒ですし、
出来る限り長く使いたい、という気持ちは十分に分かりますし、
腹立たしさもあるとは思いますが、
それでも、怒っても壊れている給湯器が「すみませんでした!」とは
ならないので、最終的には修理や、買い替えを検討するしかありません。

内部の点検を個人でしてはいけない

給湯器の内部の点検等は
個人で勝手にやってはいけないことなので、
絶対に(法律上の資格が必要です)やらないようにして下さい。

あくまでも電源を入れ直してみたり、
周囲を確認したりするまでが”個人にできる限界”です。

それ以上をすると、最悪の場合、命に関わる事故が
起きたりする可能性もありますので、
絶対にそのようなことは控え、
↑のような対処法でも調子が良くならない場合は
ちゃんとした業者の点検などを受け、
対応を考えるようにして下さい。

まとめ

給湯器が雨の日に調子悪くなる…
と、いうことは
給湯器に問題のない状態では
基本的には起こらないことです。

設置場所に問題があったり、
経年劣化によって影響を受けやすくなっていたり、
他にも何らかの不具合が発生していたり、と、
雨はあくまでも”きっかけのひとつ”に過ぎないので、
この点を忘れないようにして下さい。

何とか、使えている場合は良いですが
毎回繰り返すようだったり、
気になる点があるような場合は
点検・修理・買い替えなどを検討することを
強くおすすめします。

給湯器は生きる上で必要だと思いますし、
無理して使っていると事故のリスクもありますからね。

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