子供を産まないという選択は罪なのか?決してそうではない現実。

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店員Kです!

最近では、子供を産まない人に対する
無神経な発言が問題になったりしていますし、
一方で、子供を産む人が減っていることによる
少子高齢化が問題になったりもしていて、
難しい状態になっています。

子供を産む・産まない。
これは法律上で規制されていることではありません。
条件が整って、子供を産みたい!と思うのであれば
子供を産んで育てるのも良いでしょうし、
条件が整わなかったり、子供や結婚に対して、興味が無ければ
子供を産まない、という選択もありなのです。

子供を産まないという選択。
これについて考えていきましょう。

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子供を産まない選択

これもまた、一つの人生です。
子供を産まないからと言って、悪く言われる筋合いは
ないと思いますし、ましてや法律で規制されているわけでもないのですから
周囲がとやかく言うことではありません。
悪い事かどうか、で言えば答えはNo。
自分自身と周囲で判断することであり、外野がどうこう言うことではない、
というのは紛れもない事実です。

では、子供を産まないという選択についての
大事な事をそれぞれ書いていきます。

子供を産まない=悪ではない

ここのところ、何故か勘違いしている人が多すぎです。
子供を産まないと悪、みたいな風潮。
まだ、一部の人間には、そういう考えの人も居るでしょう。
もちろん、少子高齢化が進む、だとか、人間の本分がどうこう
だとか、そういう意見も分からないでもないです。

ですが、自由なのです。
法律上も縛られていませんし、子供を産まなきゃいけないと
決まっているわけでもない、罪ではないのです。
それを、悪い事のように言うことは間違えですし、
「子供も作らずに遊んでばっかりいて」みたいなのは偏見でしかありません。

地球が「人類の繁栄が~」と気にするならまだしも、
一個人が「人類の子孫繁栄云々」なんて大きなことを気にして
他人にそれを強要するべきではないのです。
気にするのは構いませんが、そういうのは個人で気にするべきことであり、
人に押し付けることではありません

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批判する人はただの無神経

子供を産まないことを批判する人。
これは、ただの無神経な人間です。
時代錯誤と言っても良いでしょう。

もちろん、ただ単に子供に興味が無かったり、遊びたい!という理由で結婚しない・
子供を産まないという人も居るでしょう。

ですが、中には子供が欲しいけど、できない体質の人も居ます。
結婚相手が見つからずに、子供が欲しくても、その段階にすら
進むことのできない人も居ます。

そして、金銭的な観点から、子供など到底つくることができない!
という人も居ます。

これらの人に、どうしろと言うのでしょうか?
ただ、子供を産まないことを批判するだけの人は、
こういう人たちのことを考えることが出来ていないのでしょう。
具体的な対策を示したり、具体的に何かをした人が
言っているのならまだしも、ただ単に何も救済せずに
文句を垂れているだけの人は、無神経な時代錯誤の人間と
言わざるを得ないかと思います。

「このままでは少子高齢化が」というニュアンスで、
言わんとしていることは分からないでもない人も居ますが、
言い方と言うモノが世の中にはありますし、
影響力の高い人間ほど、その”言い方”には気をつけなければ
ならないのです。

子供のことを考えていない

ただ単に産め!と叫ぶ人は子供のことを何も考えていません。
結局数値だとか実績でしか、物事を見ることのできない
悲しい人なのでしょう。

よく考えみて下さい。
闇雲に産め、産め!しか言わない人は特に、よく考えるべきです。

例えば、金銭的に余裕のない家庭に子供が生まれたら
どうですか?

なんとかギリギリ生活していくことのできるレベルであれば
まだしも、それすらも難しい家庭だったら?
最悪の場合、家庭が崩壊してしまう恐れすらあります。
そうなってしまったら子供はどうなるのですか?

そして、子供が嫌いだったり、親としての資質がない
夫婦が子供を産んだらどうなるか。
考えられるのが、虐待です。

そういった、悲しいことで犠牲になっている子供も
多いですよね。
親としての自覚がない親のもとに生まれた子供。
悲しい事に数年間、数か月で人生を終えてしまうような子も居ます。

なりふり構わずに「子供を作れ」という発言に関しては
子供のことも考えていない、
大変愚かな発言であるかと思います

子供が居ない=世の中に貢献できていないは間違え

もう一つ、多い勘違いとして、
子供が居ない人は、社会に貢献できていない、みたいな
考えですね。
これもまた、大きな間違えです。
物事を短絡的にしか考えられないのでしょう。

子供が居ないまま高齢者になって、税金で面倒を見てもらうことを
批判するような発言をする人もました。
ですが、よく考えてみて下さい。
子供が居ない人だって、基本的には何らの仕事をしている、
もしくはしていたはずです。

そうなれば”間接的”に、どこかの家の子供の役にも立っているわけですし、
もっと言えば、世の中の誰かしらの役には立っているわけです。

子供を産むことだけが社会への貢献。
と、考えている人は、なんと視野が狭いのでしょうか。
仕事をしていれば、それはもう社会への貢献です。

店員として何かを売る、
技術者として何かを作る、
音楽や芸能活動などで夢を与える。
それは、立派な社会貢献であり、
老後に誰の税金で~だとか言われる筋合いはないのです。

子供を産むこと以外にも、世の中には
社会に貢献できることなど、いくらでもあります。
子供こそが、全て、みたいな考えは
とても危険な考えと言えるでしょう。

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余計なことは聞かないべき

難しい世の中だ、と思う人もいるかもしれませんが、
今の時代の世の中において、余計なことは聞かないべきです。
「結婚は?」もそうですし「子供は?」もそうですし、
ましてや結婚しろ!だとか子供を作れ!だとか、そんなのはもはや
本末転倒なお話です。
絶対に聞いてはならないことですし、絶対に言ってはならない
ことであることをよく、認識しておきましょう。

”好きで子供を作らない人”も確かにいるでしょう。
ですが、そんなこと、分かりません。
本当は何か理由があるのかもしれませんし、
そういった人たちに「子供は?」みたいな発言をするのは
大変失礼かつ、無神経なことなのです。

基本的に、子供に関することは、口にしないべきでしょう。

少子高齢化はどうすれば?

こればっかりはどうにもなりません。
少なくとも、今現在のやり方ではどうにもならないでしょう

ただ、冷たい事を言えば、今後、少子高齢化は
ますます進むと思います。
ですが、当然結婚も、子供も自由ではありますし、
それを縛ることもできないでしょう。
かと言って、独身に税金をみたいのも、違うと思います。

現実的に考えて、もう止めることはできない流れなのでしょう。
本当に、最後の方法としては、子供一人あたりに大量の
お金をばらまくぐらいしか、ないのではないでしょうか。

それはそれで、また、虐待とか偽装出産みたいのも増えそうですし、
もう、打つ手はない、というのが現実を見据えた
答えではないかと思います

まとめ

子供を産まないという選択は決して罪ではありません。
必要以上に批判しているだけの人こそ、罪でしょう。
人を傷つけているわけですからね。

ですが、少子高齢化が深刻なのもまた事実です。
が、理想論ではどうにかできるかもしれませんが、
現実的に考えれば、少子高齢化をどうにかする、なんてことは
非常に難しく、困難なことであるかと思います。

お金も無ければ、恋愛から離れている人も増えている時代。
これを変えるのは無理でしょうし、時代の流れに逆らうこともまた、
難しいことなのです。

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