自分の店の近くに競合店が!? 競合店と戦うポイント5つ

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店員Kです!

自営業でも、そうでなくても、自分のお店の近くに
競合店が出来ると大変ですよね!

競合店が出来れば、何かとそのお店と比べられることに
なってしまいますし、お客さんを奪われるは、価格競争が始まるわで
良い事はありません。

しかしこの世は弱肉強食なので、
大手の店舗は虎視眈々と出店すれば儲かりそうな地域を
探しています。

私のお店の周りにも大手の競合店がやってきてしまいました(笑)
個人事業主の個人店など、大手には絶対太刀打ちできません。

全く、人の人生を賭けた独立を邪魔しやがって

と、冗談はさておき、
今日は近隣に競合店ができた場合のポイントを解説していきますね!

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①相手を知る!

まず、競合店が出来たら一度は相手の店舗を見ておきましょう。
わざわざ挨拶とかはする必要ありませんが、
そのお店を訪れて、実際に買い物をしてみたり、接客の様子などを知ることで
自分のお店で気づくことのできなかった、参考になる部分もあるかもしれません。

相手の悪いところと良いところを見つけて、上手く自分のお店にも
吸収していきましょう。

②自営業の場合…

貴方が自営業で、相手が大手の店舗の場合。
品揃え、人員、価格、知名度。全てにおいて勝つことはできません。
大手の店舗が自分のお店の近くに来てしまった時点でもはや諦めるしかありません。

ただ、自分のお店をあきらめる…なんてこともそう簡単にはできませんよね。
では、どうすれば良いのか…。

大手の弱点を攻める!

大手店舗は自営業とは違い、背後に「会社」が存在するので、
あまり思い切ったことはできません。あくまでもテンプレートに沿ったお店作りを
することになるでしょう。

確かに上でも書いた通り品揃えや人員、価格、知名度などでは勝ち目がありませんが
向こうは小回りが利きません。
突拍子もない面白いイベントをやることはできないでしょうし、
アイデアを出したところで会社のOKが出なければ実施できないでしょう。

大手ならではの弱点。
それは融通が利かないこと、会社組織であるがゆえに自由度が少ない事 だと思います。

そこを攻め、競合店とは違うお店のカラーを出すことができれば、
もしかしたら、生き残れるかもしれません。

例えばカードショップであれば、
大手では絶対やらないようなくじ引きやつかみ取りイベントなど、そういうものを
導入し、子供を引き付けるのです。

大手はお決まりのパターンでしか営業できない、、というのが
基本的な姿です。

なので、あなたが自営業で、近くに大手店舗が出来てしまったのであれば
型破りなアイデアで勝負を挑んでいく、というのが良いかもしれません。

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時には撤退も…

ただし、上のようなアイデアを出しても、苦しいのは事実です。
大手店舗が出来てしまったら、憎いとは思いますが我慢して、
移店や撤退も選択肢の一つです。
もしも、お客さんが大量に奪われてしまったら、もうその店は廻らなくなって
しまいますからね…。

③競争はほどほどに…

競合店が出来ると、ついその新しくできた競合店と色々競い合ったり
したくなってしまうものです。

価格・サービス・営業時間 色々ありますね。

ただ、自営業の場合だと価格や営業時間で勝負するのは限界があります。

これは自営業に限ったことではありませんが、
都内のとあるゲームショップはお互いが価格競争を繰り返し、
値下げを続けていった結果、最後には両方のお店が閉店してしまいました。

つまりは共倒れです。

競合店と張り合って色々するのは正直に言ってしまえばあまり良い事では
ありません。
勿論、差をつけられすぎるのは問題ですが、
程よく、相手に勝とうとはせず、上手くバランスを維持することが大切です。

貴方が張り合って商品を値下げすれば、競合店もそれに対抗して
値下げをする可能性が…
そして商品の値段がどんどん下がっていき、結果的にどちらのお店も
利益を得ることができず、倒れていってしまうのです。

なので張り合うのは”ほどほどに”これが大切です。

では、何を伸ばせば良いのか…。

④競合店に勝つために…

競合店に打ち勝つために…これは大変難しいことです。
特に個人店などでは大手店舗には絶対かないません。

ならばどうするのか。
一番良いのは”自店の長所を伸ばしていく、ということですね。

あまり競合店を相手にしすぎずに、自らの道を進んで行く、
これが最良の手段かと思います。

相手の店との差別化ってことですね。

短所を見ずに長所を伸ばす。
これしかありません。

自分のお店の長所を見つける

競合店が出来てもうまくやっていくには、まず自分のお店の
長所を見つけなくてなりません、

例えば、お客様との雑談がはずみ、
人柄で地域に親しまれている場合はその部分を利用して
さらに伸ばしていけば良いと思いますし、

大手の店舗が扱わないような珍しい小物などの取り扱いを
している場合はそれをウリにするのも良いです。

他にも、作業の速さなどに自信がある場合は、それを応用した
部分を押し出せば良いのです。

つまり、なんでも良いのですが、
競合店とは”違う”良い部分を全面に押し出し、
競合店の似たようなお店、、というイメージではなく、
あの地域には「あの店」と「あの店」がある!
と思ってもらえるように、
何か特徴づけをするのが良いと思いますよ!

⑤競合店対策時の注意点・その他のポイント

では競合店対策、最後にいくつか補足しておきましょう。
突然、自分の身の廻りに競合店が出来てしまうと、
やはり大変なモノです。
…が、焦るあまり、勘違いや暴走だけはしてしまわないように
気を付けましょうね!

無傷では済まない!

競合店が出来てしまえば、どんなに対策をしたとしても
貴方のお店は無傷では済みません。
これだけは覚えておきましょう。

必ずお店の来店数は減ります。
何故なら、地域に住んでいる人間は限られているからです。

貴方のお店がどんなに良いお店だったとしても、
競合店が出来れば必ず、お客さんは減ります。
何故なら、貴方のお店に来ているお客さんは、
貴方のお店にある商品やサービスに興味がある人です。

それと似たようなお店が出来れば、誰だって必ず一度は見に行きます。

なので、お客さんが減っても焦らないようにしましょう。
相手にも同じことがいえるのですから…。

焦って大幅に価格を下げたりせず、様子を見極めつつ、
自分のお店の長所を伸ばしていく。
これがベストな方法かと思います。

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憎くても…

大手の店舗が貴方のお店の側にのうのうとやってくると、
やはり内心 腹が立ちますよね。
「余所でやれよ!人の人生壊す気か!」と。

ですが、嫌がらせをしたり、営業妨害をすれば
それこそあなたは終わりです。
ぐっと我慢をして、商売で相手をギャフンと言わせる!
そういう方向に心を持っていきましょう!

憎しみは何も産みません!

マイナス思考ではなく、プラス思考で頑張っていきましょう。
・・・と言っても、難しいんですけどね…。

店員Kの場合

私のお店の周辺にも、開店直後1か月ちょっとで大手の競合店が
やってきました。
やはりと言うべきか、そのお店にお客を奪われている感じがします。

個人店にとってはかなり苦しいです。
正直、余所でやって欲しかったですし、
これで閉店に追い込まれれば、人生をあの店に壊された、と言っても
過言ではないでしょう。

ただ、こればっかりは運です。
仕方がないです。

ちょっとした小話…

しかし…これだけは書いておきましょう。
あろうことか競合店のお店の店員(大手です)が、
「あの店では売らない方がいいよ」
※私のお店とそのお店はカードの買取などもしています)

と子供に言ったそうで、子供が教えてくれました。

これはもはや営業妨害でしょう。

私の側からは何もしていません。
しかし、相手の大手店舗はこういう小さい事をするのです
困りましたね…

私は、その店舗を相手にしていません。
自分の信じた道を突き進んでいこうと思っています。
上でも書いた通り、良いところを伸ばす!
これが大切なことなので!

いずれそういう小さい事をするお店は自滅していくと
思いますから!

まとめ

自営業でもそうでなくても、近くに同じような業種のお店が
出来てしまうのは苦しいことです。
ですが、それは相手にとっても同じことのハズ。

諦めたり、惑わされたりせず、相手の良いところを取り入れ、
自分のお店の良いところはさらに伸ばしていく。
それでも悪影響は避けられないとは思いますが、
一番被害を少なくできる最良の方法ではないでしょうか。

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