給湯器でエラーコード「121」が出たらどうすれば?体験談も解説!

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給湯器を使用している際に、
給湯器の画面に「121」というエラーが表示されてしまった場合は
どうすれば良いのでしょうか?
(※メーカー・機種によっては「12」のこともあります)

実際に121エラーに遭遇した体験談も
元に対処法は原因について
解説していきます。

なお、メーカーによって原因なども若干異なる場合が
ありますので、詳しくはお使いの給湯器の説明書を
確認するようにしてください。

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お湯が途中で水になる症状が主

121系のエラーの場合、
メーカーによって差異はありますが
基本的に給湯器がいったん作動して、
その後、安全装置などが働くなどして、
点火に不具合を起こし、お湯⇒水に戻ってしまう状態です。

一旦点火されたものの、何らかの原因で火が消えてしまい、
お湯が水になってしまう、という状態ですね。

実際に私も遭遇しましたが、
最初、お湯が少しの間出るのですが、その後どんどん水になっていき…
というような状態でした。

では、考えられる原因としては何になるのでしょうか。

考えられる原因は?

121系のエラーで考えられる原因としては下記の通りです。

・一時的な不具合
一時的なエラーなどが原因の可能性もあり、
この場合は一度給湯器の電源を切って、再度起動することで
回復する場合もあります。
頻繁に繰り返すことが無ければ、特に心配のいらない症状です。

・給湯器が劣化している
給湯器自体が経年劣化を起こしている場合、
121エラーや、その他のエラーが出ることがあります。
使用年数が10年前後になっている場合、
給湯器自体が劣化していて、エラーが出ている可能性が考えられます。
機器的な故障の場合や、基盤の故障の場合など、色々なケースが
考えられますが、いずれにしても、そのまま放置しておくと、だんだんと
症状が悪化していく可能性が高いために、修理などが必要になります。

・ガスが止まっている
ガス料金の支払いなどが滞っていて、
ガスが停止してしまった場合にも121が出ることがあります。
この場合、料金の支払いをしないと解決できませんので、
心当たりがある場合にはしっかり対応していくようにしましょう。

・給湯器の排気口の汚れ
給湯器の排気口に汚れが付着していたり、
何かが塞ぐような形になってしまっているような場合は
汚れが原因で121が表示される可能性もあります。
この場合に関しては、給湯器の排気口付近の掃除を行うことで
解消される可能性があります。

・天候によるもの
稀に、悪天候によって121が表示されるケースがあります。
この場合に関しては、天候の回復を待つことで解消される
可能性もありますが、
繰り返す場合、給湯器自体が劣化している可能性もあります。
何度も繰り返す場合に関しては修理なども検討した方が
良いかと思います。

考えられる原因としてはこのあたりですね。
直ちに対応しないと危険、という状況になっているケースは少なく、
一時的な点火関係の不具合である場合がほとんどです。

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対処方法は?

121エラーが出てしまった場合、
まずは一度、給湯器の電源を切って、少し待ってから再度起動
してみてください。
これで解消されれば、特に心配はいりません。

が、解消されなかったり、何度も繰り返されるような場合に
関しては、

・給湯器の排気口付近に汚れはないかどうか
・極端な悪天候ではないかどうか
・ガスが止まっていたりしないかどうか

このあたりも確認してみましょう。

排気口の周辺に汚れがある場合、
それを取り除いて置き、様子を見たり、
悪天候の日の場合は、しばらく回復を待ったり、と
それぞれの状況に応じた対応をしてみてください。

ただし、それでも121エラーが定期的に表示されてしまうなどの
状況になってしまった場合は、
残念ながら給湯器の故障である可能性が非常に高いです。

故障だった場合はどうすれば?

もしも、121を何度も繰り返す場合で、
特に原因も思い当たらない場合に関しては
残念ながら、給湯器の故障が原因である可能性が高いです。

この場合に関しては

”給湯器の買い替え”か”給湯器の修理”を検討することになります。

例えばまだ保証期間内だったり、そんなに年数が経過していないのであれば
有料でも修理の方が良いかもしれませんが、
既に10年以上経過しているような場合、修理をしても、
すぐに別の場所も調子が悪くなるなどして
かえって割高になってしまう可能性も考えられます。

そのため、このあたりは慎重に判断していく必要があります。

121エラーの場合”しばらくはそのまま使うことができる”場合もありますが
いずれにせよ、故障の場合はそのうち使えなくなるので
どうするかだけでも、早めに決めておきましょう。

応急処置 何度か起動を繰り返すと直ることも

実際に私が121エラーに遭遇した際には
残念ながら給湯器自体の経年劣化でしたが、
”何度か再起動することで”いったん回復することはありました。

私のケースの場合、最初の30秒ぐらいで121が表示されなければ
後はお湯を消すまではそのままずっと出る感じだったので、
121が出た場合は一度電源を切って再起動、を繰り返して
出るまで粘る形で、修理まで耐えました
(連打すると故障の原因になるので、電源を切って再起動の動作は
 それぞれの動作ごとにある程度間を開けて下さい)

また、「おいだき」機能は生きていた(私の場合)ので、
最悪の場合、湯船に水を入れておいだきでお湯にして
頭を洗ったり、ということも、非常時の一時的な対応方法としては
良いかもしれません。

まとめ

121エラーの場合、再起動などで回復することがあります。

深刻な故障ではない(ただちに使用を停止しなければいけないレベルではない)ことが
ほとんどですが、
故障によるものの場合、いずれ使えなくなることは事実なので、
121エラーが故障で出ている可能性が高いと判断した場合に関しては、
早めに、修理か買い替えを検討した方が良いかとは思います。

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