公園の中で
「キノコ」が生えているのを見かけた…
季節によっては、そんなこともあるかと思いますし、
実際に私も、公園でキノコを見かけたことはあります。
普段なかった場所にキノコが生えているのを見つけると
ちょっと気持ち悪いような、そんな感じもしてしまいますが、
中にはキノコに好奇心を抱いたり、
”食べられるのかな?”などと思ったりする人も
いるのではないでしょうか。
では、実際のところ、公園の中でキノコが生えているのを
見かけたらどうすれば良いのでしょうか。
この点について詳しく解説していきます。
絶対に食べてはいけない
まず、最も大事なことをお話しておくと、
”公園でキノコが生えているのを見かけても、絶対に食べてはいけない”
と、いうことだけは絶対に覚えておいてほしい部分になります。
公園に生えるキノコが100パーセント全部毒キノコなのか?と
言われると確かにそうではありませんが
一般人目線で、そのキノコが毒キノコか食用にできるキノコなのかを
判別することは”困難”です。
実際にキノコ図鑑などを見てもらえると分かると思いますが、
”スーパーなどでよく売ってるようなキノコ”と似ている形・色の
毒キノコもたくさんありますので、
絶対に、公園に生えているキノコを食べたりしないようにしてください。
当然、毒キノコが公園に生えることもありますので、
”絶対に食べてはいけない”ということはしっかりと覚えておくようにしましょう。
”美味しそうな色”に見えたとしても、
”いつも食べてるキノコ”に見えたとしても、
”他の人が食べたと言っていた”としても、(そもそもその他の人も食べるべきではないですが)
絶対に食べてはいけません。
毒キノコの基礎的な部分の一つとして、
”美味しそうに見えるもの”もありますし
”普通に地味な色”のものもあります。
ゲームなどに出て来るような”毒キノコ”と違って
”明らかにヤバそうな見た目をしているとは限らない”ので、
どんな見た目だったとしても、公園に生えているキノコを
食べないようにしてください。
触るのもNG
公園にキノコが生えているのを見かけた際に
”触る”ことも危険ですので、
これも控えるようにしてください。
毒キノコの中には触れただけで
湿疹などのアレルギーの原因になるような危険なものも
存在しています。
ですので、公園の中でキノコを見かけたとしても、
”危ないから抜いておこう”とか、そういうことはせずに
公園を管理する団体や、市区町村に任せておくというのが
正しい対応方法になります。
たとえ、”他の子供が食べてしまったら危ないから”みたいな
善意であっても、思わぬ事故に繋がる可能性がありますので
注意して下さい。
子供には注意しておくこと
公園で子供を遊ばせる場合には、
それとなくキノコのことも含めて
”落ちているものは食べてはいけない”ということなどは
しっかりと伝えておきましょう。
大人であれば、ほとんどの人は
公園に生えているキノコを食べたりすることは
ないとは思いますが、
子供の場合は、”キノコ=食べ物”と分かっていると
食べてしまう可能性も0ではありませんし、
毒キノコの中にも色の派手なものも存在するために
万が一、そういったものが公園に生えていたりした場合、
子供がそれを食べてしまう可能性も否定はできません。
大人が何も教えてあげないと、このあたりの部分は
小さい子は特に、理解することができませんので
しっかりと教えておくようにしてください。
どこかに知らせたりする必要はあるの?
基本的には、公園で毒キノコを見つけた場合、
何もせずにそのままそっとしておけば大丈夫です。
先程からお伝えしているように
”触ったりしないように”そのまま放置して下さい。
ただし、子供への危険性など、
そういったものが不安である場合や、
公園の管理者がキノコの注意喚起などをしていて、
”見かけた場合は知らせて下さい”などと案内を出している場合は
公園の管理者に連絡して、知らせておくと良いと思います。
(知らせないと違反、とかそういうことではありませんので任意ですが
危ないと感じる場合は知らせて起きましょう)
その後は公園の管理者側が責任を持ってキノコの処理を
行ってくれるはずです。
中途半端な知識で食べたりしないこと
”ある程度キノコに詳しい”という人は
世の中にそれなりにいるかと思います。
私自身もキノコの図鑑や本などを結構読んだので
”ある程度”分かりますが、
それでも、”公園に生えているキノコは食べるべきではない”ですし、
私は絶対に食べません。
と、言うのも”中途半端な知識”は最も危険で、
”これは毒キノコじゃないな”と思っても、
毒キノコである可能性も十分にあります。
”プロ”や”専門家”であればともかく
個人の趣味レベルでキノコにある程度詳しい!ぐらいの知識が
あったとしても、それで自己判断するのは非常に危険なので
とにかく”公園に生えているキノコは食べない・触らない”を徹底し、
”全部毒キノコだろう”ぐらいに考えておいた方が安全です。
自分自身でなくても、知り合いにキノコにある程度詳しい人がいて
その人が「大丈夫だよ」と言ってる場合でも
食べるのはやめておきましょう。
まとめ
公園には毒キノコが生えることも実際にあります。
当然のことながら、
毒キノコを食べてしまうと重大なトラブルを引き起こしますし、
最悪の場合は命を落とすこともあります。
キノコを侮ることがないように注意し、
公園でキノコを見かけた場合であっても、
”絶対に食べない・触らない”を徹底して下さい。