春の風物詩でもある”桜”は
満開を迎えると、割と短期間で散ってしまい、
桜の見ごろとなる時期はごく短期間です。
しかし、この桜が咲いている時間も、
場合によっては”ある程度長い”ときもあれば
”短期間で散ってしまう”時もあり、
その時の気候条件によって若干変化します。
では、桜が散ってしまう理由は何なのでしょうか。
桜が素早く散ってしまう原因となる要素は何なのでしょうか。
この点について詳しくお話していきます。
桜が散る理由は?
桜が散る理由は、桜の花が咲いた後に、
「離層」と呼ばれる細胞の層が形成されて、
それによって元々木についていた桜の花が
本体から切り離される形となって、散ることになります。
そのため、例えば”無風”で、”雨も降らない”という状況であっても
桜の花は短期間で散ることになり、
夏だとか、秋まで桜が咲いているようなことは
基本的にはありません。
桜自体、元々”最終的には散るようになっている”と、
いうことですね。
気候条件によって散るのが早くなる
一方で、↑のように元々散ることには変わりはありませんが、
気候条件などによっては、
”桜が散るまでの期間”がさらに短くなる場合もあります。
そのため、”桜が満開になるタイミング”と、
その後の天気によっては
”去年よりも桜が散るのが早かった”だとか、
逆に”今年は去年よりも桜が長く咲いていた”だとか、
そういったことになる場合もあるのです。
では、桜が散るのを早めてしまう要素には
どのようなものがあるのでしょうか。
強風によるもの
まず、強風の日が続いたりすると、
桜の花は散りやすくなり、
場合によってはあっという間に満開になった後に
桜が散ってしまう可能性もあります。

ただ、春先の季節は元々風が強い日も
割と多く、冬と比べても
南風などが吹き荒れる日は比較的多い季節です。
そのため、桜が咲くタイミングと強風のタイミングが
重なったりすると、その年は早く、桜が散ってしまう可能性は
十分にあります。
また、春に来ることはそんなに多くはないですが、
”台風”が万が一接近したりした場合は
あっという間に桜が散ってしまう原因を作ることになります。
雨によるもの
強風だけではなく、雨も桜が散る速度を
加速させてしまう要素の一つになります。
雨に打たれれば、当然のことながら
桜が散る要因になりますし、
雨が強ければ強いほど、桜の散る度合いも
加速してしまうでしょう。
そこに風も加わっていると、満開の桜が一気に
散ってしまうことも考えられます。
ただ、これに関しても、
桜が咲くような時期はちょうど、
”季節の変わり目”とも言えるタイミングで、
変わりやすい天気になっていたり、
雨の日が真冬などと比べて(地域にもよりますが)
比較的多くなっていたり、
場合によってはゲリラ豪雨なども発生する季節です。
ゲリラ豪雨が発生すると、
急激に強い雨が降ったり、暴風になったりしてしまうため、
ゲリラ豪雨などが発生した場合に関しては
残念ながら、その年の桜の満開は”短い期間”になってしまう
可能性が高いです。
雪によるもの
雨だけではなく、当然、雪が降った場合も、
桜を散らせる原因の一つになります。
桜が咲くような季節に雪が降ることは
非常にまれではありますが、
春になったあとでも雪が降るようなことは実際にありますので
可能性としては”0パーセント”ではありません。
雪が降った場合にも、やはり桜が”散る”ことを
促進することになってしまいますし、
風が強かったり、ゲリラ豪雨的な振り方の雪であった場合は、
余計に桜が散る速度が速まります。
ずっと良い天気だったとしても…
最初にも書いた通り、
桜は何も”外的な要因がなかった場合でも”
最終的には散ってしまいます。
”ずっと良い天気のまま”だったとしても、
夏になっても、秋になっても、桜が咲き続けるなんてことは
ありませんので(むしろ、そんなことになっていたら異常気象です)
花見を予定している場合は、できる限り早いうちに
しておいた方が良いのは確かです。
防ぐことはできない
桜の花が散るのを防ぐことは、人間にはできません。
桜が満開になった直後にゲリラ豪雨が発生してしまったり、
風の強い日が出て来たりしてしまうと、
桜もすぐに散ってしまい、残念な気持ちになるのも
分かりますが、とは言っても、
これは”どうすることもできない”ことなので、
受け入れるしかありません。
幸い、桜の開花や満開などの情報は
今は非常に入手しやすくなっていますし、
天気予報に関しても、以前よりもさらに風の強さだとか
そういう細かい情報まで入手しやすくなりましたから、
桜が咲いたら、この先の天気や風などを確認して、
(花見に行きたいのであれば)
桜が散ってしまう前に、上手くスケジュールを組んでおくと、
良いのではないかと思います。
自分自身の予定や、天気と相談しながら
自分なりに桜を楽しんでいきましょう。
まとめ
桜は、元々、ずっと穏やかな天気だったとしても
最終的には散るもので、
そんなに長い間、ずっと咲いている花ではありません。
また、ここまで書いて来たように
強風や雨・雪などでは桜の花もかなり散ってしまいますので、
もしも花見をしたり、桜を見たりしたい場合は、
桜が開花したあとの天気予報はしっかりとチェックしておき、
無理のない範囲内で日程をずらすなどしていくと良いでしょう。
特に強風やゲリラ豪雨などは
桜の花へのダメージも非常に大きいものになりますので、
そういった予報が出ている日が近くにあるのであれば、注意です。

