ヤモリが家の周りにいる!家の中にいる!害はないの?対処法は?

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「ヤモリ」は、家の周りなどにも
出没することのある爬虫類です。

見たことがない!という人もいるとは思いますが
「家の周りでよく見かける」という人もいれば
「家の中に入って来たことがある!」という人もいると思います。

ヤモリ自体は、害虫ではありませんし、
ペットにしている人もいるぐらいの生き物ですが、
中には苦手な人もいると思いますし、
特に苦手ではなくても「ヤモリって害とかはないの?」と
不安に感じるような人もいると思います。

では、実際のところ、ヤモリには害はないのでしょうか。
害はあるのかどうかや、追い払いたい場合はどうすれば良いのかなどを
詳しく解説していきます。

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ヤモリが家の周囲に出現する理由は?

ヤモリは、主に虫などを食べて生活しています。
そのため、家の周りに集まる虫などを狙い、
家の周囲などに集まって来る場合があります。

また、夜になると街灯の周りに集まる虫などを
狙って、街灯のあたりに出現するようなケースも
ありますね。

人間の住む家の周りには、夜になると、
光に虫が誘われてやって来ることも多く、
それを狙ってヤモリもやってくる…ということになります。

主に夜行性ですが、場合によっては昼間に見かけることも
あるにはあります。

活動時期は春~秋が中心で、冬の寒い間は
あまり身動きを取らず、大人しくしているので、
春、夏、秋の3つの季節が、主な行動時期となります。

なお、寿命は5年前後となっており、
冬を越せない、ということではありません。

では、そんなヤモリが家の周りや家の中に
侵入した場合はどうすれば良いのでしょうか。
害はあるのかどうかも含め、解説していきます。

「害虫」を食べてくれるメリット

ヤモリは「家守(屋守と書かれることも)」とも言われるように
「家を守ってくれる」という意味合いもあります。

その理由として「害虫を食べてくれる」ということが
挙げられます。
実際に、ヤモリは昆虫類を主食としているので、
家の周りに集まる害虫を食べてくれますし、
ゴキブリの子供を食べるなど、人間にとって害となる
昆虫も含めて食べてくれるので、
害虫を減らしてくれる、というメリットがあるのです。

勿論、害虫が全滅するようなことはありませんが、
ヤモリがいることによって、ある程度害虫を
見かけるような機会が減るようなこともあるかもしれません。

「ヤモリ自体がニガテ!」という人には厳しいとは思いますが
そうでない場合は、特に、家の周りにいるだけ!という場合は
無理に追い払う必要はないでしょう。

家の中であっても、追い払わないと問題が起きる…!
というようなことは、ありません。

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ヤモリに害はないの?

ヤモリをよく見かけるようになった…!
という場合で、一番心配なのは
「ヤモリがいることで、人間に何か害はないのか」
ということですよね。

が、これに関しては
「大きな害はない」というのが答えになるので、
あまり心配しなくても大丈夫です。

”場合によっては、ちょっとした気になること”
レベルの害はあるかもしれませんが、
蚊やハチのように人間を刺したりするようなことは
ありませんし、シロアリのように、家を食べてしまったり
するようなこともありません。
勿論、積極的に人間を攻撃してくるようなこともないので、
特別、心配する必要はありません。

当然、ヤモリは「毒」も持っていないので、
その点は安心です。
(※ヤモリと似ているイモリは、軽い毒がありますので、
イモリの場合は若干の注意が必要です
積極的に攻撃するわけでもなく、毒素も少ないため
命に関わったりはしませんが、アレルギー的なかゆみなどが
生じる可能性が、イモリの場合はあります。
”ヤモリ”に関しては毒はないので、安心です)

そのまま放置しておいても、多くの場合
何の害もないでしょう。

ただ、下記のような点は
”小さな害”として生じる可能性も0ではないので、
一応頭に入れておきましょう。

害があるとすればこんなこと

ヤモリがいることによって
人間に「害」が生じるとすれば、
下記のようなことになります。
過剰に心配する必要はなく、
”場合によっては”ということなので、
一応覚えておく程度で問題ありません。

どうしても気になる場合に関しては
追い払うなどしてみても良いですが
基本的にそこまでする必要が生じるケースは少ないです。

・噛みつかれる可能性
積極的にヤモリから人間に噛みついてくるようなことは
あまりありませんが、ヤモリに人間からちょっかいを出したり
危害を加えるようなことをすれば反撃される可能性はあります。
大人なら大丈夫だと思いますが、子供がいるご家庭の場合は
注意が必要なポイントの一つになります。

・雑菌などのリスク
家の中にヤモリが侵入し、繁殖した場合などは
雑菌などのリスクがあります。
基本的に家に侵入したり、内部で繁殖したりする
ケースはそこまで多くないですが、
「家の中で異様に増えた場合」は、そういうリスクも
0ではありません。
(過剰に気にするようなものではないのですが
色々な場所を移動するヤモリなので、場合によっては
ヤモリが雑菌を運んできたり、排泄物などによる
衛生面の心配が生じます。
家の周囲にいるだけの場合は気にする必要はないでしょう)

・見た目がニガテな人にとっては害
ヤモリ自体がニガテ!という人も中にはいると思います。
そういった人からすれば、ヤモリの存在自体が
「不快害虫(ヤモリは爬虫類ではありますが)」という感じに
なってしまい、精神的にも良くないですよね。
実害はなくても、精神的に負担になっているのであれば、
追い払うのも、一つの方法です。

強いて言うなら、このぐらいでしょうか。
「ヤモリ自体がニガテ」ということで無ければ
基本的にそこまで心配するような実害はありません。

ヤモリを追い払うためには?

もしもヤモリを追い払うためには
どうすれば良いのでしょうか。

まず、家の周りに集まって来るヤモリまで
撃退するのは現実的には難しいです。

そのため、家の中に入って来たヤモリを
追い払うことになりますが、
追い払う場合は、捕まえて外に出すか、
上手く誘導して外に出すか、が
一番手っ取り早いかと思います。
(苦手な人にとっては退治するのも気持ち悪いと思いますから…)

もし、退治する場合は

・物理的につぶすなどする(ヤモリは案外、身体自体は弱いようです)
・薬剤を使う(害虫駆除用のものでも一部効き目があります)
・粘着テープなどで捕獲

などが対処方法になります。

ただ、よほどの理由が無ければ、外に追い出してしまうに
とどめておくことをおすすめします。

なお、ヤモリを逃がしてしまっても、基本的には
自然と外に出て行ってしまうことも多いようなので、
ゴキブリのように、
そこまで深刻に考えなくても、自然と出て行ってくれる場合もあります。

どうしても退治も逃がすことも難しい場合は、
しばらく放っておくのも、一つの手段にはなります。

どうしてもヤモリが増えすぎてしまっている…!という
場合に関しては個人での対策がなかなか難しい場合もあるので、
専門の業者などに駆除を依頼するのも、
一つの方法です。

まとめ

ヤモリ自体は、人間に対する害となる要素は
ほとんどありません。
毒もなければ、家を食べることもなく、積極的に攻撃してくることも
ありません。

なので、家の周りにいるレベルならスルーで良いですし、
家に入ってきた場合も、異常な数見るようになった!とか、
そういうことでなければ、
「どうしてもニガテ」という場合以外は
放置しておいても、特に問題はありません。

苦手な場合と、どうしても気になる場合のみの対応で、
大丈夫です。

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