観光地の自動販売機の値段はどうして高いの?問題はないの?

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観光地などで自動販売機を見つけて、
買おうと思ったら値段が異常に高くて驚いてしまった…!

などという経験はないでしょうか?

山に置かれている自動販売機だったり、
旅館の中に存在する自動販売機だったり、
イベント会場の自動販売機だったり…
場合によっては「驚きの価格」がついていることもあります。

では、どうして観光地の自動販売機などの
価格は高いのでしょうか。
その点について解説していきます。

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法律上、問題はないの?

観光地の自動販売機の価格が高い、という点に
問題はないのかどうか。

これに関しては、常識を超えるような価格設定を
していたり、購入する側を騙すような行為、
近隣の観光地などと相談して値段を釣り上げる行為など、
そういった行為を行っていなければ、
法律上、問題になる可能性は低いと考えられます。

例えば、缶ジュース1本を3000円で販売したり
していれば、度を超している…ということになりますし、
100円と表示しているのに、200円で売っていたり、
購入したら、見本と違う商品が出てきたり、
複数の企業が結託して、値段を釣り上げるようなことを
していれば問題になる可能性が高いですが、
”ある程度普通より割高”レベルであれば、
やむを得ない事情などがある場合、
法律的に問題になる可能性は低いと考えられます。

では、ここから先では、
”観光地などの自販機が高い理由”として
考えられるものを解説していきます。

ただし、場所によって理由は異なりますので、
あくまでも”一例”として参考にしてみて下さい。

輸送などに費用・手間がかかる

例えば、山など、輸送に手間がかかる場所に
設置されている自動販売機の場合は、
その分価格も上がりがちです。

自動販売機の中に勝手に飲み物が出てくるわけでは
ないですから、当然、商品の補充のためには、
人間がその場所まで輸送する必要があります。

そのため、自動販売機の設置場所によっては
輸送にかかる手間、人件費などから、
販売価格も上がることがあります。

街中に普通に置かれている自動販売機と、
特殊な場所に設置されている自動販売機では、
補充にかかる手間も時間も費用も、異なるということですね。

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維持にかかる手間など

旅館内などに設置されている場合、
ゴミの片づけなど、
スタッフが対応する場合があります。

維持するのに、ある程度、通常の
自動販売機よりも手間がかかってしまうような場合は
その分、販売価格が上がる傾向にあります。

維持するのにも、コストがかかる以上は、
この点もある程度仕方のない部分だと言えますね。

高くても売れるため

例えば、飲食物持ち込み禁止の場所や、
山頂付近、旅館の中など
「その自動販売機しか存在しない」ような場合
「値段がある程度高くても売れる」というのが
現実です。

値段が高くても売れる場合、
例えば、街中に置かれている自動販売機のように
「他の自動販売機との競争」や
「近くのコンビニとの競争」がないわけですから、
価格を下げる必要性がなくなってしまいます。

街中などで見かける「全品100円」みたいなことを
しなくても売れるわけですね。

そのため、安く販売しているような自動販売機は
観光地などではあまり見かけないことも多いですし、
上のような理由も組み合わさって、
むしろ普通よりも高い価格で販売されているようなことも
あるので、注意が必要です。

”それしか飲み物を買う手段がない”ような状況の場合、
人間は多少高くても買ってしまうものですからね…。

どうしても値段に納得がいかない場合は?

基本的に、値段に納得がいかない場合は
「買わない」ことです。

「こんな価格で誰が買うか!」と思うような
価格で販売している場合も、
輸送費用など、それなりの事情がある可能性もありますし、
仮に理由がなかったとしても、文句を言って改善されるかどうか、と
言われれば決してそうではありません。

文句を言うだけ時間の無駄ですし、
クレーマー的行為になってしまうので、注意しましょう。

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観光地などに行く場合は…

自動販売機の飲み物の価格が高い可能性があるような
場所に行く際には、
下記のようなことを心がけておくと良いかと思います。

・飲み物をあらかじめ用意する
飲み物の持ち込みなどが禁止されていなければ、
事前にスーパーやコンビニなどがある場所を移動しているうちに
ある程度飲み物を購入しておくか、
価格の高い場所に行く前に、自動販売機などで購入しておき、
飲み物を事前に用意しておくと良いですね。
結局、あとで飲むなら、先に購入しておいた方が良いのです。
保冷できるボックスなども持っていれば、なおよいでしょう。

・水筒などを用意しておく
飲み物を買わなくても、水筒などを用意しておけば、
それで賄うことができるかと思います。
喉が渇きそうな場合は、多めに用意しておくと良いですね。

・ある程度高額のものを買う覚悟をしておく
山など、現地で飲み物を購入する場合は
「ある程度高い」覚悟をしておきましょう。
そういうものなので、色々不満もあるかもしれませんが
ある程度は仕方のないことなのです。

まとめ

観光地の飲み物は
「高くても売れるから」などの理由をはじめ、
輸送費、維持費、などなど、
色々な理由が重なって高額になっている
ケースが多いです。

法律上、常識の範囲内であれば問題はないので、
クレームをつけたとしても、
安く売って貰えることはありませんし
迷惑行為になるので注意してください。

高額で買いたくない!という場合に関しては
やはり、事前に持ち込みしておくのが、ベストです。

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