スポーツゲームがすぐに安くなりやすい理由は?理由を徹底解説!

この記事は約6分で読めます。

ゲームソフトには
色々なジャンルがありますが
その中でも「スポーツ」系のゲームは
価格が安くなりがちなジャンルの一つです。

中古のゲームソフトを売っているお店などに行くと、
100円とか、数百円とか、
そういう値段で山積みになっている
光景を見ることもあるのではないでしょうか。

では、どうしてスポーツゲームは
すぐに安く”なりやすい”のでしょうか。
そして、安くなるスポーツゲームと
安くならないスポーツゲームの境界線は
何なのでしょうか。

その点について、ゲーム店での勤務経験なども
元にお話していきます。

スポンサーリンク

スポーツゲームは値段が落ちやすい

スポーツゲームは、とある事情から
値段が落ちやすい傾向にあります。

もちろん、全てのスポーツゲームが
安くなりやすいわけではありませんが、
(稀に値段が全然落ちないものもあります)
ある条件を満たしているスポーツゲームに関しては
値段が急に下落することはよくあることで、
珍しいことではありません。

実際に100円、あるいはそれ以下で
売られているようなスポーツゲームも多いですし、
そこまで値段を下げても売れないようなこともあるのです。

スポーツゲームって売れないの?

値段が落ちやすい…なんて言われると
「スポーツゲームって売れないの?」と思ってしまう人も
いるかと思いますが、
そういうことではありません。

スポーツゲーム自体は売れているものも多く、
例えば、野球ゲームの
「実況パワフルプロ野球」「プロ野球スピリッツ」などは
数十万本の売上を記録することが多いですし、
サッカーゲームの「ウイニングイレブン」「FIFA」あたりも
それなりに売れています。
「みんなのGOLF」などのゴルフゲームも10万本を超えることは
多いです。

他にも「マリオゴルフ」「マリオテニス」など
人気キャラクターを絡めたスポーツゲームも売れていますね。

そのため、スポーツゲームはすぐに値段が下がりやすい傾向には
ありますが「売れていない」というわけではないのです。

流石に100万本突破するようなソフトはほとんどありませんが
(2006年にWiiで発売されたWiiスポーツなどは稀な例です)
10万本を超えるようなソフトは、普通にたくさん登場しています。

スポンサーリンク

毎年発売されるスポーツゲームは値段が落ちやすい

スポーツゲームの中でも最も値段が落ちやすいものが
「毎年発売されるスポーツゲーム」です。

例えば、サッカーゲームのウイニングイレブンが
これにあたり、2017、2018、2019…のように
毎年発売されているシリーズだと、
「次の年」の作品が発売されると、途端に1年前の
作品は値下がりする傾向にあり、
2年前、3年前となると、もはや数百円レベルに
なっていることが多いです。

理由としては
「選手などのデータが古くなること」が第1ですね。
実在するスポーツ選手やデータを使っているゲームの場合
1年経過するだけでも、スポーツ界は変化の速い世界ですから
だいぶ選手やその他の環境も変わってきます。
そのため、1年経過して新しいバージョンが出たりすると
過去作品を購入する人は大幅に減りますし、
「売れなくなる」ことを恐れたお店が早い段階で
値段を大幅に下げるようなことは、よくあることです。

他に、最近ではオンライン対戦に対応している
スポーツゲームがほとんどですから、
”1年前”のものになると、必然的にプレイ人口も
減っていきます。
そういったことを嫌う人が乗り換えやすい点や、

「新しいのを買う時」あるいは「買うちょっと前」に
1年前のものを売却するお客さんが増えるため、
当然、中古を買い取るお店は買い取り価格を下げますし、
お店に在庫が溢れれば販売価格も落としていきます。

こういった特徴からもスポーツゲームは
値段が下落しやすく、
特に数年経過したものは100円レベルで
売られているようなケースも多いのです。

実在選手が登場している場合はさらに下がりやすい

毎年登場しているようなスポーツゲームでも
上でも少し書いた通り、
選手のデータが古くなるため、「実在の選手が登場」を売りにしている
ゲームの方が、さらに値段は下がりやすいです。

架空の選手が登場しているようなスポーツゲーム
(例えばマリオなど)であれば、
発売から何年経過しようと、マリオはマリオであることに
変わりはありませんし、
続編などが出なければ値段はなかなか下がりませんし、
続編が出ても、大幅に値段が下がる可能性は
比較的低いです。

しかし、実際の選手が登場しているとなると、
どうしても1年経過すると、
退団したり、加入したり、選手の入れ替わりがあるほか、
選手の能力などにも違いが出てきます。

実在の選手が登場するスポーツゲームの場合、
特に購入層が「実際にそのスポーツが好きな人」に
なりやすいですから、
1年経過すると、ゲーム内の選手のデータも
どんどん古くなっていき、結果的に価格が
さらに下がってしまう、下がりやすくなってしまう、
という状況に陥ります。

「よく発売される」スポーツは下がりやすい

よくゲームが発売される「スポーツ」は
価格が下がりやすい傾向にあります。

「サッカー」「野球」ゲームあたりが
特にこの傾向が強いですね。

上でも書いたように毎年発売されていることもありますし、
色々なシリーズが乱立しているようなスポーツの場合は
より値段が下がりやすくなります。

逆に「普段あまり発売されないスポーツ」のゲームだと
ある程度値段が下がりにくい傾向にありますね。
(ただ、あまりにもマイナーなスポーツだと
逆に値段が下落するなど、加減は難しいところです)

スポンサーリンク

旬やブームのあるスポーツゲーム

旬やブームのあるスポーツのゲームは、
それが終わると、一気に値段が下落してしまいます。

例えば、ワールドカップ(サッカー)や、
五輪など、そういった大会などをテーマにしている
スポーツゲームは”それ”が終わってしまうと
大幅に値段が下落するようなことは
よくあることですし、
ラグビー、カーリングなど、選手が活躍して
一時的に大ブームとなったスポーツなどが
ブームに乗ってゲーム化されたりすると、
ブームがいったん落ち着いたときに大幅に
値段が下落することもあります。
(ラグビーのゲームがそのような傾向になってます)

ブーム・旬の時期に遊びたい!というわけでなければ
一時的に白熱する感じのスポーツ・大会をテーマにした
ゲームは、ある程度様子を見て見るのも良いかもしれません。

値段が下がりにくいスポーツゲームは?

逆に、値段が下がりにくいスポーツゲームには
下記のような特徴があります。

・あまりゲーム化されないスポーツ
・新作がなかなか出ないもの
・人気キャラクターなどが使われているもの
・その機種で最後のシリーズ作品
・生産数が少ないもの

これらの条件を満たしていても安くなるものは
ありますが、値段が下がらない可能性は
高くなります。

例えば、人気キャラのスポーツゲーム(マリオなど)は
なかなか値段が落ちませんし、
新作がなかなか出ないスポーツゲームは
毎年発売されるスポーツよりも値段が下がるのは
遅い傾向にあります。

「その機種で最後のシリーズ作品」は、
例えばサッカーゲームの「ウイニングイレブン」だと、
毎年新作が今でも出ていますが
「3DSで最後に発売されたウイニングイレブン」などは
まだ値段が高い傾向にあり
”その機種で最後に出たもの”は、
値段が他より若干下がりにくい傾向にあります。

まとめ

スポーツゲーム自体は
上記のような特性から、
どうしても値段が下がりやすいジャンルです。

逆に言えば、中古での購入狙いの人にとっては
1年、2年と待てばかなり安くなるケースが
多いので、そういった意味では
ありがたいところかもしれません。

逆に、売却などを考えている人は、
値段の下落が早いジャンルなので、
遊び終えたら早めに売却することをおすすめします。

タイトルとURLをコピーしました