”バイトスタッフへの接し方”…
店長や、社員にとっては
大事なポイントとなる部分の一つです。
色々なやり方があると思いますが
こちらでは”バイトに優しく接していく場合”の
ポイントを解説していきます。
アルバイトスタッフに優しく接するのは、
悪いことではありませんし、
バイトの委縮などを避け、モチベーションなどを引き出すことも
上手くやればできるかと思います。
少なくとも、いつも厳しくしているよりかは
バイトから恨まれたり、委縮を招いたり、
ばっくれを引き起こしたりするようなリスクは低いでしょう。
しかし、アルバイトスタッフに優しく接していく場合には
優しくするからこそ注意しなければいけないポイントもあります。
この点について、詳しく解説をしていきたいと思います。
優しく接するのはプラスに。ただし注意点も
今の時代は特に、
店長や社員が、アルバイトスタッフに厳しく接することは
おすすめできません。
パワハラになってしまうような言動を繰り返している人は
論外ですが、
そうでなかったとしても、バイトの入れ替わりが激しくなったり、
恨みを買ったり、そういったリスクは高まります。
また、SNSを通じたバイト先への迷惑行為なども
”店長や社員への不満が高ければ高いほど”起きやすい好意ですので、
店長（社員）⇒アルバイトに優しく接する、というのは
現代において”最も確実な対応方法”であるのは事実です。
しかしながら、”優しく接する”上では注意しなくてはならないことも
あるのは事実なので、その点について詳しく見ていきましょう。
注意すべき点は、しなくてはいけない
バイトスタッフに日頃から優しく接していく場合でも、
アルバイトスタッフがミスをしたり、
やってはいけないことをしたりした場合に関しては
ちゃんと”言うべきことは言わないといけない”ので、
この点はまず、大事な点の一つとして覚えておいてください。
もちろん、怒鳴り散らしたりするのではなく、
ミスをした場合はミスした部分を指摘して
どのように改善していけば良いのかを指導したり、
やってはいけないことをした場合は注意をしたり、
冷静に対応していくのがベストですが
”何も言わない”のは単なる指導力不足になってしまいますから、
ミスや、やってはいけないことをバイトスタッフがしてしまった場合については
指摘と改善のための指導はしていかなくてはいけません。
これすらしなくなってしまうと
アルバイトスタッフはミスをしても気付かなくなってしまいますし、
問題を起こしても注意されない＝何をしても大丈夫、と
間違った方向に考えが進んで行ってしまう可能性も
十分にありますので、指摘するべき部分はしっかりと指摘する、
ということはちゃんとできるようにしておきましょう。
恋愛関係に発展しないように注意する
バイトに優しく接する場合の注意点として、
この点も注意が必要で、
”優しく接する”＝”恋愛感情に発展する”と、いうわけでは
ありませんが、中にはそういうバイトが出て来る可能性もあります。
そういった勘違いをされないようにするために、
”あまりプライベートに踏み込んだような会話はしない”ことや、
”個人にだけ優しくしていると勘違いされないような振る舞いを心がける”こと、
相手からプライベートに踏み込むような質問や振る舞いが見えた場合には
注意することなどを徹底して下さい。
また、”職場の外で個人的に遊びに行ったりしないこと”
”仕事に関係する話以外では連絡を取らないこと”（新年の挨拶的なものぐらいなら良いですが）
など、”店長とバイトの関係”を超えてしまわないように注意が必要です。
もちろん、店長⇒バイトに好意を抱いてしまうことも避けるべきですが、
優しくしていると場合によってはバイト⇒店長もあり得るので、
そうなってしまわないように、上のような部分には注意が必要、と
いうことになりますね。
（関連記事⇒店長の恋愛は危険も参考にしてみて下さい）
舐められないように注意する
バイトに優しく接する際のデメリットの一つが
”場合によってはバイトから舐められてしまう可能性がある”
と、いうことです。
これも注意が必要で、
バイトから一度店長・社員が舐められてしまうと、
いざ、何かを注意しても効果が出なくなってしまったり、
バイト先で好き放題されてしまったり、
他のアルバイトとの統率も乱れたり…そういったことに
繋がってしまう可能性も十分にあります。
一度舐められてしまうと、なかなかそれを戻すことは
難しいために、
優しく接しながらも、ちゃんと店長・社員とアルバイトスタッフの
関係は保てるようにしておかなくてはいけません。
仕事をお願いできなくなってしまったり、
反抗的な態度を取られるようになってしまったり、
そういったことになってしまっては本末転倒なので、
そうならないように、注意しましょう。
そうならないようにするためにも、
先程書いた”ミスややってはいけないことをした場合にはしっかり指摘する”
ということがとても大事になってくるのです。
それをしていれば、舐められる…などということに
繋がる可能性も下げることができますので、
ちゃんと、”言うべきところは言う”ということを徹底しましょう。
友達感覚になりすぎないように注意する
この点も注意が必要で、
アルバイトスタッフに優しく接していると、
互いにだんだんと”友達感覚”になってきてしまうこともあります。
勿論、ある程度バイト⇒店長・社員にも気楽に
何でも話せるぐらいの感じの方がやりやすい環境を
作り出せると思いますし、
バイト側のモチベーションUPにも繋がるかと思います。
ただ、この感覚が強まりすぎると
”バイト中も遊んでいるような感覚”に
アルバイトスタッフさんが陥ってしまいますので、
この点には注意が必要で、
また、店長・社員側も友達になったような感覚になってしまったり
してしまうと、トラブルに発展する可能性もありますので、
この点も注意が必要です。
バイトスタッフに優しく接し、
”仕事がやりやすい環境”を作ることは
とても大事なことではあるのですが
一方で、その度合いが”強くなりすぎないように”ということも
注意することが必要です。
難しい加減ではありますが、
このあたりは”踏み越えてしまわないように”注意が必要、
ということになりますね。
プライベートに踏み込み過ぎないように
バイトに優しくするあまり、
バイトのプライベートに踏み込み過ぎないようにする、
ということも、ひとつ、注意点になります。
これはどういうことかと言うと、
アルバイトのプライベートの悩みにまで介入したり、
休日やバイト外のことにまで関わろうとしたり、
バイトが辞めたあとも、悩みの相談に乗ったり、
そういった部分です。
このあたりの加減を間違えてしまうと、
場合によっては大きなトラブルに発展してしまう
可能性があるので
あくまでも、バイトに優しくする場合も
”バイト先の店長・社員として”であることを
忘れないようにし、それ以上に踏み込みすぎないようにする、
ということはとても大事なポイントになりますので、
このあたりもしっかりと覚えておくようにしましょう。
まとめ
社員・店長がアルバイトに優しく接する、ということは
良いことですし、アルバイトスタッフにとって
働きやすい職場づくりにもなります。
モチベーション向上や、委縮を防ぐ効果、
店長や社員を恐れるあまりミスを不正で隠そうとするなどの
トラブルの防止、ばっくれ防止などの効果が
期待できます。
一方で、↑で紹介したようなことがあると
別方面でのトラブルに発展する可能性もありますので
これらの点に関しては、注意をしておくようにしましょう。
