定年後に働きたくない!定年を迎えたらのんびりするためには…?

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定年を迎えたら、
働かずにのんびりしたい…!

そんな風に思う人もたくさんいると思います。

確かに、定年退職を迎えたら
のんびりしたい、という考え方も一つの考え方ですし、
良いことですよね。

定年後に「働きたくない」人も
「働きたい」人も、自分の思うような老後を送ることができるのが
一番理想的ですし、
本人にとっても、それが幸せなことだと思います。

が、”自分の思うような老後”を送るためには、
定年退職を迎える時までに色々と準備をしておく必要が
あるのも事実です。

どのような点に注意・準備をしておけば良いのでしょうか。
この点について解説していきます。

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普通に過ごしているだけではのんびりできない場合も…?

昔は、定年退職を迎えたら
あとはのんびり…ということも多かった時代に
なっていましたが、最近ではそういったことも
変わっていき、定年後も働く人は以前よりも
増えてきました。

もちろん、自分の意志で”好きで”働いている人であれば
全然良いのですが
中には”定年後も働かないと生活できないから”という理由で
嫌々と定年後も働いている人がいる、というのは事実です。

仮にそれまでの人生を”普通に”生活していたとしても、
不本意ながら定年後も働くことになってしまう場合もあるので、
そうなってしまわないためには、
事前に色々と準備をしておいたり、
心構えをしておくことが大切になるのです。

では、どのような点がポイントになるのでしょうか。
その点を見ていきましょう。

「貯金」をしておく

老後に備えた”貯金”というのはとても大事なことです。

老後はどうしても、現役時代にそれなりの給料を
貰っていた場合、その収入は大きく落ち込むことになります。

年金などを貰うことはできるようになっても、
それだけではカバーしきれないことも多く、
結果的に「定年後も働いてお金を稼ぐ」と、
いうことになってしまいます。

そのため、現役時代にある程度貯金を増やしておくようにし、
老後にお金が必要になった際に
使えるように準備しておく、ということは
非常に大切なポイントになります。

自分で貯金をしても良いですし、
つみたてNISAなど、老後のための資金作りに役立つ
制度などを利用しても構いません。

自分自身に一番合う方法で、老後のための貯金を
現役時代から増やしておくことで、
定年退職を迎えたあとは”のんびりする”という人生を
送ることが可能になります。

ただ、現役時代も生活がギリギリで
なかなか”貯金”まで手が回らないという人は
世の中にたくさんいると思いますし、
そういった場合に関しては別の方向から、
考えていく必要があります。

生活がそもそも厳しい場合
”老後のこと”など考える余裕もなかなかないと思いますし
”今”を考えるだけで精一杯、という人も
たくさんいると思いますからね…

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年金はしっかりと払っておく

年金に関してはしっかりと払っておくことを
おすすめします。

と、言うのも、年金は現役世代には
大きな負担となりますし、
特に生活が苦しい時には腹も立つと思いますが
いざ、実際に自分が貰う立場になった時には
老後の生活を大きく支えてくれるものになります。

当然、未納の状態が長く続いていれば
年金が貰えなかったり、受給額が小さくなってしまったり、
ということになりますし、
納付猶予などを利用していた場合でも、
支払いをしていない分については、
その分、減額されてしまいます。

しっかりと納付を行うか、
あるいは免除などを利用することで、
将来的にしっかりと年金を受け取れるようにしておくことが
一つ、老後を安心して過ごすための
ポイントになります。

ただし、年金自体も、この先どうなっていくか
不透明な部分はあり、
急に貰える金額が減ったり、貰えるようになる年齢が
先延ばしになったりと、
悪く言えば”あてにならない部分”があるのは事実です。

ですので、そういった部分も考えつつ、
”年金だけに頼る老後”にならないようにすることは
大切なポイントとなります。

自分の状況に合わせて生活レベルを落とす

どんなに準備をしていても、
定年を迎える前の稼ぎが大きければ大きいほど
その反動はすさまじいものになります。

もちろん、十分な準備が出来ていて、
貯金もかなりの金額が用意できている、という場合に
関しては、収入が大幅に減ったとしても
”今まで通りの生活”ができることも
あるかとは思いますが、
多くのご家庭に関しては
そこまで余裕のある老後を送れるところは、
残念ながら少ないかと思います。

そのため、ある程度
”自分の状況に応じて生活レベルを落とす”ということが
必要なのであれば、やっていく必要があります。

どのぐらいの収入があったのか、
他の収入源はあるのかどうか、
貯金はどのぐらいあるのか、
元々自分たちはどのぐらいお金を毎月使っていたのか、
そういったことを全体的に確認しながら
”老後の自分たちの資金”
(年金など、これから入って来るものも含む)で、
そのまま生活できるのか、それとも削る必要があるのかどうか、
ある程度このあたりを判断していく必要があります。

もしも、ある程度生活水準を落とす必要があるのであれば
まずは”無駄遣い”から省くようにしていく、
という形で削れる部分を削っていきましょう。

他の”収入”を確保しておく

貯金や年金などに頼らず、
”他の収入を確保しておく”と、いうことも
大事なポイントの一つになります。

なかなか簡単なことではありませんが、
例えば”自分の趣味に関係すること”で
何らかの収入を得られるようにしておくと、
老後の資金作りのために役に立ちますし、
”老後に働かずに手に入れることのできる収入”を
作ることができます。

自分の趣味に繋がっているものであれば一番ですが
そうでなくても
”仕事”として辛い気持ちでやるのではなく
ある程度気楽にやることができるような作業で
収入を得られるのであれば、それも良いでしょう。

要するに”副業”的な物を確保しておく、ということではありますが
自分の趣味でついでに収入も得られるようなものが
あるのであれば、それは老後の助け、そして生きがいにも
繋がって来るはずです。

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体調管理は非常に重要

”老後に働きたくないのに”体調管理も大事なの?と
疑問に思うような人もいるかもしれませんが、
老後は「定年後も働く」場合でも
「定年後は働かない」場合でも、
自分の健康、という部分はとても大事な部分になります。

何故かと言うと、
体調不良になってしまったり、何か大きな病気に
なってしまったりした場合、
どうしても”治療費”がかかってしまうことになりますし、
そもそもの話、寝たきりの状態になってしまっては
せっかく自分が思い描いていた老後を
楽しむこともできなくなってしまいます。

費用も掛かるし、自由も失う…
そういう状況になってしまうわけですね。

もちろん、人間である以上、
年齢を重ねると共にどんどん体調が
悪くなっていくことは仕方のないことなのですが、
出来る限り、自分の健康状態を維持する、ということこそ、
老後を楽しむコツであり、余計な出費を増やさない
最大の節約術となるのです。

ただ、本当に体調が悪い場合は無理をせず、
医療機関を受診することは大切なので、
くれぐれも無理はしないようにしてください。

まとめ

定年後を迎えたらあとはのんびりしたい!という場合に
関しては、しっかりと事前に準備をしておくこと、
そして、何らかの収入(仕事以外で)を得られるようにしておくこと、
さらには生活レベルの見直しなどを
していく必要があります。

何も考えずに”さぁ老後はのんびりしよう!”ということは、
現実的にはなかなか難しいので、
しっかりと準備をしておきましょう!

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