同調圧力とは?職場・プライベート・ネットで圧力から身を守る方法!

この記事は約6分で読めます。

同調圧力とは、
「他のみんなと同じ意見にしなさい」と
遠回しに圧力をかけて、
”本当は自由なのに、同じ意見に無理やり賛同させようとする”
ことを言います。

例えば職場などで、
「社員旅行への参加は自由です」と言いながら
実際には「みんな参加してるから、するよな?」みたいな
雰囲気を強く出して、不参加を選びにくくし、
”自由と言いながら、実質的に強制するような空気”を
作っている状態は、
同調圧力です。

職場に限らず、プライベート、学校、ネット、社会…
色々な部分でこの「同調圧力」というものが
悪いように使われてしまっており、
社会の良くない部分のひとつ、とも言えますね。

では、そんな”同調圧力”から身を守っていくためには
どうしたら良いのでしょうか。
同調圧力から身を守るための方法を
それぞれ解説していきます。

スポンサーリンク

同調圧力に従う必要はない

「同調圧力」は、
本来自由のはずの事柄を
「みんなと同じにしなさい」と言わんばかりに
圧力をかける行為です。

そのため、本来は
このような同調圧力に従う必要など
全くなく、
自分の意見をしっかりと述べて良いのです。

ですが、現実的に言えば、
多くの人が嫌々同調圧力に屈したことも
あるでしょう。

世の中とは、決して綺麗なものでは
ありませんので、残念ながら
そういうことは多々、見受けられます。

では、そんな同調圧力に屈しないためには
どうすれば良いのか、
そして、現実的にはどう対応すれば良いのか。

それぞれ解説していきます。

職場の同調圧力はどうすれば?

職場の同調圧力は厄介なものです。
上司などが主導で同調圧力をかけてきている場合、
それを拒めば、
最悪の場合いじめや、職場内での
扱いの悪化などが考えられるためです。

もちろん、職場内での同調圧力に関しても
”選択肢がある自由なモノ”に関して言えば、
本来は、同調圧力などかけるべきでは
ありませんし、同調圧力を掛けられた場合でも
それを拒むことも、何も悪いことではありません。

ですが、現実的には職場の同調圧力を拒むことで
”職場にいずらい雰囲気が作られてしまう”ことや
”上司などから睨まれてしまう”ことが考えられます。

”どうしようもないな”と思うかもしれませんが、
残念ながら、それがこの世界です。

対処法としては、
「同調圧力にやむを得ず従う」
「同調圧力を拒む」
「職場自体に見切りをつける」
このどれかになるかと思います。

同調圧力に従う…ということは
あまりおすすめはできませんが、
とはいえ、その職場で絶対に働いていきたい、ということであれば
一番安全なのはこの方法になります。
決して良いことではありませんが
それでも自分の職を守るために、
絶対に譲れない部分以外を妥協する…
そんな感じですね。
世の中、綺麗事では済まないので、職場ともめ事を起こしたくないかつ、
同調圧力を掛けられている事柄が「まぁ…仕方ないかな」と
思えるのであれば、これも一つの選択肢にはなります。

続けて「同調圧力を拒む」場合は、
職場での環境悪化の覚悟は必要です。
何事もなければそれで良いですが
万が一立場を悪くされてしまった場合は、
職場内に相談できる人、あるいは相談できる上の人間がいる場合
早い段階で相談したほうが良いです
(証拠なども手に入れておくと、より確実ですね)

また、「曖昧な反応」は絶対にNGです。
どんどん立場が悪くなっていくだけですので
同調圧力を掛けられた際に拒む際には
「ハッキリと」Noを告げるようにして下さい。

また、それが原因で嫌がらせなどを受けた場合は
「証拠」を記録し、会社に助けを求めるなどを
していく必要があります。

そして、最後の対策としては
「職場に見切りをつけること」

どうしても、納得いかないようなこと、
不利益なことなどを同調圧力によって
従わせようとしてくるような職場は
正直なところ、ロクな職場ではありません。

他の部分に魅力を感じていたり
生活が懸かっている場合は仕方がないですが
拒んでみて、職場の居場所を完全に奪われたり
色々手を打ってみてもどうにもならない場合
「職場を見捨てる」(つまりやめる・転職する)
ということも、場合によっては必要になってきます。

スポンサーリンク

家族の同調圧力はどうすれば?

家族だと、毎日顔を合わせることになるので
難しいですよね。

ただ、同時に話し合うチャンスもあるはずですから
いきなり喧嘩腰にではなく、
同調できないことを冷静に、ていねいに伝えてみましょう。
それで分かってくれれば十分です。

とは言え、分かってくれない場合、話が通じない場合などに関しては
「表向き同調したことにして、適当にかわす」か
一人暮らしを始めることができる年齢・環境なら、
同調圧力を拒んだことによっで
関係が悪化してしまうぐらいであれば
最終的には絶縁するしかないでしょう。

プライベートの同調圧力はどうすれば?

これははっきりとNoを突き付けて良いと思います。
それで、相手との人間関係が悪化するようであれば
「それまでの関係だった」と切り捨てるのが良いでしょう。

プライベートの人間関係であれば、
いらない関係は捨ててしまっても構いませんし
生きていく上では困りません。

「どうしても」相手との関係悪化を避けたい場合は
同調せざるを得ないこともあるかもしれませんが
1対1の関係である場合は、
相手によく自分の気持ちを伝えれば
「本当に仲の良い間柄」であれば分かってくれるはずですし
それでも分かってくれないなら、
「あなたとは相性の合わない人間だった」
ということでしょう。

学校の同調圧力はどうすれば?

学校の同調圧力も厄介です。
学校での同調圧力を拒むと、最悪の場合は
「いじめ」などに繋がることがあるのが
現実ですね。

いじめなどの危険性が考えられる場合は、
場合によっては妥協し、
表向き同調しておくことも
場合によっては
(本当はよくないことですが)
大事なポイントの一つにはなってきます。

勿論、必ずしも同調する必要などなく、
Noと伝えても問題はありません。
ただ、いじめが始まるリスクなどは
あり得るので、万が一そういうことになった場合、
ただちに先生や保護者、いじめとは無関係の友人などに
相談するようにして下さい。
自分で自分の身を守れる自信がない場合は
残念ながら、ある程度同調しておく…ということも
綺麗事抜きに語れば必要になってしまいます。

スポンサーリンク

ネットの同調圧力はどうすれば?

他人のことなど放っておけばよいです。

これまでご紹介してきたパターンは
”自分に関係のある人間”でしたが
ネット上の相手など、所詮他人です。

相性が合わなければ縁を切る。
それで十分です。
例えばツイッターなら、ブロックするなりして
いちいち真剣に話す必要はありません。

ネットで同調圧力を受けて、それを拒んだら悪い関係に、
となるなら、遮断してしまえば良いのです。

社会的な同調圧力はどうすれば?

これも無視です。

「自由」であることであれば
社会的な同調圧力など、個人の自由ですから
放っておけばよいです。

↑とは違い
あなたと直接関係のない人たちの
同調圧力など、相手にしなくても何も
問題はありませんから
いちいち気に病まず、自分は自分の判断を
大事にしていきましょう。

万が一、外で急に同調圧力を受け、
(例えばそのマスクはダメだ!みたいな)
暴力や暴言があった場合は
遠慮なく通報してしまうか、
無視してしまい、
いちいち相手にしないことです。

まとめ

同調圧力は恐ろしいものです。
自由と言いながら、自由にさせないのですからね…

ただ、自分に関係のある場所(職場や家族内など)は
ある程度慎重になる必要はありますが
ネットは社会(世論的な部分)の同調圧力は
あなたとは直接関係ないわけですから
いちいちひとつひとつ気にせず、程よく無視
していけば、良いのです。

タイトルとURLをコピーしました