ハッピーエンドとバッドエンドを事前に見分ける方法はあるの?

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映画や漫画、ドラマ、アニメなど
”物語”を見る際に
”バッドエンドのものは見たくない”みたいに思う人も
いると思います。

確かに、バッドエンドだと、人によっては
後味悪く感じてしまうと思いますし、
作品を見終えた後にモヤモヤが残ってしまうようなことも
場合によってはあるかと思います。

逆に、ハッピーエンドがあまり好きじゃない…という人も
もちろんいると思いますが、
”自分の望まない結末”が出てくると、
最後の最後で微妙な気持ちになってしまう人も
いますよね。

では、映画などの結末が
”ハッピーエンド”なのか”バッドエンド”なのか
事前に知ることはできるのでしょうか。

この点について、解説していきたいと思います。

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ネタバレ無しでそれを知ることは不可能

まず、その作品の結末が
ハッピーエンドなのか、バッドエンドなのかを
事前に”ネタバレ無し”で知ることは残念ながら
出来ません。

”ハッピーエンドか”
”バッドエンドか”を知る、ということは
そもそもそれ自体が、物語の結末という
重大な部分のネタバレになっていますし、
事前にハッピーエンドなのかバッドエンドなのかを
把握していれば、当然のことながら
物語が後半に進んでいけば進んでいくほど
”この作品はバッドエンドだからそろそろこうなるんだろうな”とか
ある程度の予測もできてしまうようになるかと思います。

ですので、事前にハッピーエンドかバッドエンドか、
確実に把握するためには
”ある程度のネタバレ”を踏む必要が出て来る、ということです。

”一切ネタバレせずに作品を楽しみたい”という人は
ザンネンながら、事前にハッピーエンドかバッドエンドかを
知ることはできなくなりますので、
”多少のネタバレを覚悟する”か
”自分の望まない結末だったとしても受け入れる”か、
このどちらかを選択する必要があります。

未完結の作品は判断不可能

事前にハッピーエンドかバッドエンドかを知るためには、
ある程度のネタバレを覚悟する必要がありますが、
ネタバレを踏んでも、結末を予測できないようなケースもあります。

それが、その作品自体がまだ”未完結”の場合ですね。

映画であれば1作品で完結することも多いですが、
漫画、アニメ、ドラマなどの場合は、
連載中・放送中などだったりする場合、
”結末がハッピーエンドなのかバッドエンドなのか”を
判断することはできません。

まだ”その結末自体が描かれていない”
わけですからね。

なので、現在進行形で進んでいる作品を
見る場合、
この先ハッピーエンドになるのか、
バッドエンドになるのかは、
予想することはできても、確実な答えは
分からない、ということになります。

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作者などからある程度判断可能

ネタバレを回避しつつ、かつ、ハッピーエンドか
バッドエンドかをある程度、把握するためには
漫画なら作者、映画なら監督…と言ったように
”製作者”で判断していくのも一つの方法です。

例えば、いつも気持ちの良いエンドを描くような
映画監督もいますし、
どんな結末になるか予測がしがたいような、
そんな作品を好む映画監督もいるでしょう。
漫画などでもこれは同じことで
ある程度”作者”によって、
物語の結末には傾向というものがあるものです。

そのため、例えばバッドエンドの作品を
見たくないのであれば、
そういう作品をあまり普段から作らないような
監督の作品を見るようにする、などなど
そういった判断をしていく、ということですね。

ただ、もちろん
”いつもハッピーエンドを描く人”の作品であっても、
この先も必ずしもずっとハッピーエンドの作品を
描く、とは限りませんから、
急に、自分が苦手なような恐ろしいバッドエンドを
描くようなこともあると思います。

別に”いつもハッピーエンドを描いている人だから
ずっとハッピーエンドを描き続けなくてはならない”なんて
決まりはどこにもありませんからね。

なので、あくまでも”目安”ではありますが、
それでもある程度の判断材料にはなると思いますので、
バッドエンドを避けたい、あるいは見たい場合は、
そう言った面から判断していくのも一つの方法となるでしょう。

知り合いに「そこ」だけ聞く

もしも、自分の知り合いにあなたが気になっている作品を
既に見た・読んだ人がいるのであれば
その人に”その部分”だけ聞いてみる、というのも
一つの方法です。

その部分とはつまり、
”ハッピーエンドなのかバッドエンドなのか”
と、いう部分になりますね。

なかなか自分でネットを使って
”ハッピーエンドかバッドエンドか”という部分を調べようとすると
どうしても物語の核心に迫るような情報が
出てきてしまって、
ハッピーエンドかバッドエンドか以外の部分の
”ネタバレ”もすることになってしまいます。

しかし、知り合いに聞くことができる人がいるのであれば
その人に”この作品はハッピーエンドだった?バッドエンドだった?”と
聞くことができますので、
”結末以外の部分のネタバレ”を回避することも
場合によっては可能です。

もちろん、聞く相手によっては
”わざとネタバレしてくるような人”もいるとは思いますが、
聞く相手を選ぶことができるのなら、余計なネタバレは
しないだろう、と思える人に聞いてみると、良いのでは
ないでしょうか。

対象年齢などから判断する

これはあくまでも、確率的な問題になってしまいますが、
”対象年齢が低ければ低い作品”であるほど、
ちゃんとハッピーエンドになる作品は
全体的に見れば多い傾向にあります。

逆に、子供が見るようなものではない
映画や漫画などに関しては
ハッピーエンドではなくバッドエンドだったり、
かなり捻った結末が出て来る可能性も
十分に考えられます。

子供向けの作品であれば
当然のことながら、子供に対して
ドロドロなバッドエンドを見せるような作品は
ほとんどありませんので、
バッドエンド比率は下がるでしょう。

もちろん、そこまでして
バッドエンドを避けてしまうと、
見ることができる作品が大分限られてはしまうと思いますが
どうしても、自分の好むエンドじゃないと…と、思う場合に
関しては、そういったジャンル的な部分で
作品を選んでいくのも一つの方法です。

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ネタバレ覚悟でレビューを見る

最終的にハッピーエンドかバッドエンドを”確実に”
判別するためには
ネタバレ覚悟でレビューを見るしかありません。

映画でも、漫画でも、アニメでも
”よほどマイナーな作品”でなければ
発売・放送・公開からしばらくが経過すれば
必ずレビューがネット上に出て来るはずです。

当然、レビューを読めばネタバレを避けることは
できませんが、
どうしてもハッピーエンドなのかバッドエンドなのかを
見る前に・読む前に判別したい場合は、
ネタバレ覚悟でレビューを見るしかありません。

なお、マイナーすぎる作品の場合は
レビューなどが書かれているサイトも
なかなか見当たらないとは思いますが
そのような場合に関しては。
ツイッターなどのSNSで「その作品の名前」を入れて
検索すると、ほぼ確実に何らかの感想は
出て来るのではないかと思います。

まとめ

作品のハッピーエンドか、バッドエンドを
先に判別することは
ネタバレなしでは不可能です。

ネタバレしてまで、どっちなのかを
先に判断する必要は
あまりないとは思いますが、
考え方は人それぞれですので、
どうしてもバッドエンド(あるいはハッピーエンド)の
作品を避けたい場合に関しては
上で紹介したような方法で、
できる範囲内で”回避”していくようにしましょう。

どうしてもの場合、ある程度のネタバレは
仕方がありません。

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