ドラマが打ち切りになる理由は?視聴率だけではない、その理由を解説!

この記事は約6分で読めます。

ドラマの中には
「打ち切り」になってしまうものも
たくさん存在しています。

当初の予定よりも早く、放送を終了させることですね。

打ち切りは打ち切りでも、
予期せぬトラブルなどによって、物語が完結しないまま終わってしまうものもあれば、
当初の予定よりも話数は短くなったけれど、
一応、(展開が駆け足になったりはしますが)物語は完結するものも
存在します。

では、どうして、当初の予定よりも
放送回数が少なくなったりしてしまうのでしょうか。

それには、いろいろな理由が存在しています。
理由として考えられるものを
見ていきましょう。

スポンサーリンク

打ち切りの理由とは!

ドラマが打ち切りになってしまう理由には
様々なものが存在します。

一番王道なのは「視聴率が悪い」というものでしょうか。
想定よりも人気が出ずに、
その結果、当初の予定よりも話数を減らして
完結させる、というものですね。

どんなに視聴率の悪いドラマでも
”え?楽しいんだけど!”という人もいると思いますが
ドラマの撮影には莫大な費用がかかりますし、
数字の取れないものはどんどん容赦なく
切られていく、というのが現実です。

ただし、打ち切りになる理由は
それだけではありません。
視聴率以外の部分でも、打ち切りになってしまう
可能性も存在しています。

視聴率の部分も含めて、
その理由を一つ一つ見ていきましょう。

視聴率が悪いため打ち切り

定番の理由としては、
上でも書いたように”視聴率が悪いため”
打ち切られてしまう、というパターンですね。

具体的に「何パーセント以下」ということが
決まっているわけではなく、制作サイドが
色々な条件から判断するために、
これは一概に言えるものではありません。

場合によっては視聴率がかなり低くても
当初の予定通り放送されるようなドラマも
ありますし、逆に、視聴率がある程度あるように見えても
「制作側の目標には届いていない」ことで
早々に打ち切られてしまうものもあります。

打ち切りになると、何話減るのかどうかも
これは、ケースによって異なります。

ただ、視聴率が悪い場合の打ち切りのドラマに
関しては、途中で終ってしまう感じではなく、
話を圧縮したりするなどして、最終回までは
描き切る場合が多いです。
余計なエピソードなどを飛ばして、完結させる
感じですね。

スポンサーリンク

出演者の不祥事

出演者の不祥事により、打ち切りに
なってしまうドラマも存在します。

例えば、主演の俳優や、
主演とまではいかないまでもメイン級の俳優が
何らかの事件を起こすなどして、
逮捕でもされてしまった場合、
当然、撮影を続けることはできなくなってしまいますし、
仮に撮影は終わっていたとしても、
基本的に、世の中の流れとしては
放送されずに、その逮捕された人物の
シーンをカットしたりするなり、編集することが多いです。

ただ、主演レベルになると、
編集だけでは補うことができずに
結果的にそのまま打ち切りになってしまったり…
という感じになることもあります。

この場合の打ち切りとしては、
制作側としても”予期せぬトラブル”ということに
なりますから、一応の完結どころか、
急に物語が終わってしまうこともあります。

あまり出番が多くない役の人が問題を起こした場合は
その俳優の出演シーンをカットしたり、編集したり、
場合によっては代役で補ったりすることもありますし、
メイン級であっても、
放送開始前などの場合であれば、
急遽代役などで対応することもあります。

出演者のトラブルなど

逮捕以外にも、出演者が大病になってしまった場合や
事故を起こして負傷してしまった場合、
命を落としてしまった場合などに関しては、
放送が打ち切りされてしまう可能性もあります。

これに関しては、
↑の逮捕の場合とは異なり、
”既に撮影が終了している場合”は
そのまま放送される可能性が高いですが、
まだ撮影が終わっていない場合、
メイン級の出演者であった場合は、
続きの撮影が困難となり、打ち切りの
可能性も0ではありません。

これも、打ち切り以外の対応としては
シーンのカットや編集、
代役などによって行われる場合もあります。

制作会社側のトラブルなど

制作会社や制作関係者側の
トラブルによって打ち切りになってしまう
可能性もあります。

これは、制作会社の資金的な問題だったり
何らかの不正だったり、
出演者とのトラブルだったり、
色々なことが考えられます。

ただ、視聴率がどんなに良くても、
出演者が不祥事を起こしていなくても、
それだけではドラマは成り立たず、
制作会社側が、何かトラブルを起こして
しまった場合でも、打ち切りに
なってしまう可能性は決して否定できません。

スポンサーリンク

社会情勢による打ち切り

社会情勢によって、打ち切りに
なってしまう可能性も考えられます。
これは、制作会社や出演者にはどうすることも
できないことであり、視聴率云々の問題でもありません。

なるべく続けようと制作側も奔走するかとは思いますが
それでもどうにもならないこともありますからね…

一つは「自然災害」。
例えば地震災害や、その他大規模な災害が
起きてしまった場合には、ドラマの撮影が困難となり、
延期、場合によっては打ち切りになる可能性も考えられます。
よほど大規模な災害でなければ、こういったことは
あまり起きないとは思いますが、大規模な災害であったり、
ドラマ制作自体に打撃を与えるようなことがあれば
放送が困難になる可能性は十分に存在します。
また、自然災害などを題材とした作品であった場合、
実際に、ドラマと同じ自然災害による被害が
出たような際には、放送が難しくなることが考えられます。

もう一つが「感染症の拡大」
何らかの新型ウイルスなどが流行することにより、
撮影が困難となり、ドラマの放送が延期になったり、
最終的には、打ち切りになってしまうようなことも
考えられます。
感染症拡大により、一時撮影がストップした場合などは
「打ち切り」と表現はしないまでも、
最終的には放送回数が減り、打ち切りと変わりないような
状況になってしまうことも考えられます。
(スポンサー関係や、出演者のスケジュール確保などで
単純に延期するのは、想像よりもはるかに難しいことです)

最後に「予測外の出来事」
日本においては起きる可能性は限りなく低いですが
何らかの他国との関係悪化や、そういった争いなどが
起きてしまったり、未知なる予測外の出来事が起きて
ドラマの撮影どころではなくなってしまった場合、
打ち切りになる可能性が考えられます。

ドラマ以外でも売り切りは起きる

今回はドラマのお話でしたが
ドラマ以外でも打ち切りは起こります。

バラエティ番組でもそうですし、
ニュース番組でもそうですし、
アニメでもそうです。
アニメなどの場合は、出演者云々はあまりありませんが、
それでも視聴率や制作会社の関係などなど、
色々な原因で打ち切りになる可能性もあるのです。

ただ、打ち切りは、人間が作っている作品で
ある以上は、仕方のないことです。
色々な事情もありますし、作る人も、出演者も
人間ですから、打ち切りのリスクを”0”に
することは難しいでしょう。

まとめ

ドラマの打ち切りの理由をまとめました。

自分の見ているドラマが
打ち切りになってしまうのは
悲しいことですが
制作側も慈善事業ではありませんし、
人間が演じたり、制作に携わっている以上
どうにもならないことがあるのも事実です。

基本的には視聴率などを理由にしたものが多いですが、
↑で紹介した通り、演じている俳優さんなどの
何らかのトラブルが原因で打ち切りになってしまうことも
ある、というのも事実です。

タイトルとURLをコピーしました