サスペンスドラマの真犯人って途中で分かるものなの?

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”サスペンスドラマ”の一番の魅力と言っても
過言ではないのが
”真犯人は誰か”という点ですね。

ある程度の視聴率があるサスペンスドラマだと
必ず真犯人の考察動画などが投稿されていたり、
考察サイトなどがあったり、
SNS上でも「誰誰が真犯人だと思う!」みたいな
考察が盛り上がっていたりします。

が、こういった「サスペンスドラマ」の真犯人を
当てることは果たして可能なのでしょうか。
その点について解説していきます。

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100パーセントの的中は不可能

サスペンスドラマは「結末が放送される前に」
真犯人を100%的中させることは
”困難”です。

確かに、真犯人を知った上で、以前の話を見返すと、
”ここでの描写はそういう意味だったのか!”と
思わせてくれるような描写がある作品は多いです。

しかしながら、サスペンスドラマには必ずと言っていいほど、
”ミスリード”も存在しており
(※実際には犯人ではないのに、怪しい感じに見せる演出)、
これと、本当の真犯人のフラグを見分けることは
困難に近いです。

また、サスペンスドラマの一部には、
”実は真犯人は自分自身だった”だとか
”それまでほとんどフラグがなかった人物が最後の最後に急に豹変した”だとか
”え?誰?この人?みたいな人が真犯人だった”だとか、
そういった作品も存在します。

そのため、100%真犯人を見分けるのは難しいです。

基本的には最初(序盤)から登場している人物が多い

基本的には”真犯人は誰だ”的なドラマでは、
第1話、あるいは序盤から「真犯人」にあたる人物が
登場しているケースがほとんどです。
そうでないと、視聴者側も予想することが困難ですし
パッと出のキャラクターが真犯人となると、
中には唖然とする人も多いでしょう。

そのため、基本的には”最初のほう”から登場している
キャラクターが真犯人であることが多く、
”途中から出てくるキャラ”に関しては
怪しく見せていてもミスリードであることが非常に多いです。
(テセウスの船などもそうですね)

しかしながら、必ずそうとは限らず、
「ようこそ、わが家へ」というドラマでは
最終回にいきなり初登場した人物が真犯人だったりした
ケースも存在しており、
必ずしも”最初から真犯人が登場しているとは限らない、というのも
事実です。

ただ、全体的な割合を見ると”真犯人は誰だ”系のお話では
真犯人は第1話から登場しているケースが多いですね。
(途中から出てくるキャラは「協力者レベル」だったりする
ケースが多いように思います)

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フラグがほとんどない場合も

「この人が真犯人」と分かった後に
ドラマを見返すと「あぁ、こういうことなんだ」と思う作品が
多いですが、中には
”ほとんどフラグがなかった”ような人が真犯人である
ケースも存在します。

また、逆に”ほとんどの登場人物に怪しいフラグ”があって、
結果的に”最終回まで見る前に真犯人を判別することは不可能”な
ドラマも結構あります。

「テセウスの船」も、フラグが乱立していましたし、
「真犯人フラグ」というドラマも全ての登場人物にフラグが
立つような作りで、この系統のドラマの場合、
真犯人の予測は不可能に近い(当てずっぽうレベルになる)状態になります。

真犯人が判明するのは終盤

大抵のサスペンスドラマは
”真犯人判明”は、最終回であるケースがほとんどです。

そのため、中盤などで出てきた”犯人”は囮だったり
カモフラージュであることが多いですね。
(あるいは協力者などで、黒幕とは別の人間)

「逃亡者 RUNAWAY」「ようこそ、わが家へ」「テセウスの船」
「あなたの番です」などなど、
いずれも真犯人が判明するのは「最終回」です。
それ以外の犯人(協力者)などは判明していても、
黒幕的存在の正体が発覚するのは最後なケースがほとんどになります。

真犯人を見分けるためのポイントは?

正直、かなり難しいです。
フラグか、ミスリードかの見分けも大変ですし、
最後に「実は二重人格でした」「最終回で初登場!」みたいな
パターンもあるため、もはや予想は困難と言えるでしょう。

あくまでも私の経験上ですが
”序盤から明らかに怪しい人”は、犯人の仲間であっても
真犯人ではないことも多く、
逆に”あまり怪しい部分が目立たない”ような人が
怪しいことが多い気がしますね。

主人公に近すぎる人物…
と、いうよりかは、”一番近い人”ではなく
”仲間サイドにいるけど少し離れた立ち位置な感じの人”が
真犯人である率も高いように思います。

ただし、これらも、
前述の通り「最終回でいきなり初登場」の人もいますし
「とんでもない真実」が隠されていたりするケースも
多いために、何とも言えない、というのが現実です。

とは言え、そういった、
答えが分かりそうで分からないようなところを
楽しむのもサスペンス系の作品ですから
自分なりに楽しむことができれば、
それで良いのではないかと思います。

まとめ

サスペンスドラマの真犯人は、
最終回の内容を知る前に突き止めることは
かなり難しいです。

脚本もありとあらゆる手で騙して来ようと
お話を作ってますし、
その結果、フラグがかなり乱立しているような
作品も見受けられますからね…。

ただ、途中で真犯人が簡単に分かってしまったり、
中盤で真犯人が出てきてしまって…
という内容だと、こういったドラマは
なかなか盛り上がらないと思いますから
このぐらいの絶妙なバランスが
一番ちょうど良いのかもしれません。

すぐ分かってしまったら
それはそれでつまらないですからね。

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