宇宙人…
その存在は、現時点では発見されておらず、
”宇宙人”と呼べるような生命体以外の生命体も
宇宙では今のところは発見されていません。
しかし、現実問題、
宇宙は莫大な広さを持っており、
人類が知っているのは宇宙全体の1%にも満たない部分でしょうから
どこかに何らかの生き物が存在している可能性は
高いでしょう。
あれだけ広大な広さを持つ宇宙で地球だけが特別扱い、ということは
なかなか考えられにくいです。
が、もしも今後”宇宙人”と呼べるような存在を
地球側が相手よりも先に発見した場合はどうするべきなのでしょうか。
この点について、現実目線で色々考察していきます。
今回は”宇宙人が地球にやってきた”ではなく、
地球側が宇宙にいる宇宙人、あるいは他の惑星にいる宇宙人を
”先に発見した場合”についてお話していきたいと思います。
行動は慎重に行う必要がある
相手から地球にやってきた場合はともかく、
そうではない場合、慎重に行動を取る必要があります。
と、言うのも映画などの世界では
友好的な宇宙人もたくさんいますし、
敵対するような宇宙人だったとしても、
映画やアニメ、ゲームの世界では
最後には人類が勝利しているようなケースがほとんどです。
しかし、”現実”ではなかなかそうはいかず、
そもそも相手が友好的な対応をするのか、
敵対的な対応をするのか、
あるいは人類からは全く理解不能な行動をするのか、
それすらも分からない状態です。
また、万が一発見した宇宙人に地球側からコンタクトを取ってしまい、
その宇宙人が人類に敵対的な行動を取るようなタイプの
宇宙人であった場合、地球側が壊滅してしまうような
最悪な事態になってしまう可能性も高いです。
仮に、相手にもしも地球を侵略できるレベルの
技術力があった場合、こちらからコンタクトを取ることで
相手がその気になってしまった場合、
映画のように、人類が”より高い技術力を持つ文明”相手に
勝つことができるとは思えません。
映画は物語として最終的にはハッピーエンドになるケースが
ほとんどですが、現実は必ずしもハッピーエンドに
なるとは限りませんからね…。
そのため、対応は慎重に行っていく必要があるのです。
安易にコンタクトは取らない方が良い
宇宙人側に気付かれていない状態で、
地球側が先に宇宙人の存在を検知できた場合、
”こちらからコンタクトを取るのは危険”と考えます。
興味本位でファーストコンタクトだ!みたいに騒ぐような
人も出てくるとは思いますが
上でも書いた通り、現実問題、相手が友好的な態度をとるのか、
敵対的な態度をとるのかも不明ですし、
万が一、後者だった場合で相手に地球以上の技術力が
あったような場合、地球は壊滅してしまう可能性もあります。
そういったリスクを考えると
”宇宙人の存在を相手が地球に来る前に発見した場合”
安易にコンタクトを取るべきではないでしょう。
仮に相手に地球に来ることができる技術力があったとしても
こちらからコンタクトを取らなければ地球を発見せずに
そのままいる可能性も十分にありますし、
相手が敵対的な行動を取るような宇宙人だった場合、
こちらからコンタクトを取るということは
”獲物がここにいますよ”と自ら教えに行っているのと
同義ですので、非常に危険ですし、避けるべき行動です。
宇宙人を見つけた場合でも、安易にコンタクトを取らずに
慎重に行動をしていくことが望ましいと言えます。
相手の動向を把握する
宇宙人の存在を先に検知した場合は、
相手の動向を注意深く観察していくことは
大事になるかと思います。
例えば、太陽系周辺を移動していたりするのであれば
なおのこと注意が必要ですし、
この先、技術が進歩して遠く離れた惑星などに宇宙人らしき
存在を探知できた場合でも、やはり”念のため”その動きは
把握しておいた方が良いでしょう。
と、いうのもこれも、”宇宙人が友好的とは限らない”ためで
地球から探知できる範囲内に宇宙人の存在が明らかになった場合
”おかしな行動をし始めた場合”すぐに対応できるよう、
できる範囲内で行動や動向を地球側も把握しておく必要があります。
地球との距離が近い場所で発見されていればいるほど、
警戒するに越したことはありませんし、
よりしっかりと観察する必要があります。
一方、この先地球の技術力が大幅に進歩し、
”かなり遠い場所”で宇宙人の存在が探知された場合は
”向こうはこちらにたどり着けない”可能性も十分にありますので、
近くで発見された場合よりかは、過剰に警戒する必要はないとは思いますが
ただ、例えば地球からその惑星まで
大幅に進歩した技術でも数百年かかるような距離であっても、
”相手は一瞬でワープできるような技術を持っている可能性”もあるため、
やはり、安易に地球からコンタクトを取る必要はありませんし、
取るべきではありません。
未来の大幅に進歩した技術でも
地球⇒相手の惑星まで100年ぐらいかかる場合でも
相手も同じく100年かかるとは限らないわけで、
”地球側の基準で考えてはいけない”ので、
この点は注意ですね。
”相手は地球の場所さえ分かれば、一瞬でこっちに来れる”
かもしれないわけですからね。
極力、干渉しないこと
別の惑星などで宇宙人など、知的生命体を発見した場合も、
こちらからは可能な限り干渉しないことが望ましいです。
例えばコンタクトを仮に取ったとしても、
あちらにはあちらの文化があるわけですから、
地球側基準で相手を抑えつけるのではなく、
相手は相手、こっちはこっちでそれぞれ独立した状態で
やっていくのが良いでしょう。
何でもかんでも相手を”地球基準”考えたり
それを押し付けたりしようとすれば
仮に相手が最初は友好的な宇宙人だったとしても、
やがて不満を爆発させる可能性もあります。
友好的な関係を築きあげることができるのであれば
それは全然良いことですが
相手のことに色々と口出ししたりし始めてはいけない、
ということですね。
それをやるとトラブルになる可能性が飛躍的に
高まってしまいます。
備えをしておくことも重要
”今から”ということではなく
もしもこの先、宇宙に別の生命体などが発見された場合、
それが知的生命体である場合は
(虫のような生命体や魚のような生命体なら
そこまで警戒しなくても良いですが
人類的な感じの生命体の場合は注意が必要です)、
警戒しておくに越したことはなく、
発見された時点から”万が一に備えた対策”は
しておくべきでしょう。
そういう存在が地球から探知できる範囲内にいる、
ということは相手が敵対的なタイプの宇宙人で
もし相手も地球に気付いた場合は、
本当にSF映画のようなことが起きてしまう可能性も
十分に考えられるわけです。
そのため、万が一宇宙に知的生命体が見つかった場合に
関してはどう対応するかの話し合いや
万が一に備えた防衛策など、そういったものに関しても
地球側はしっかりと用意しておき、
話し合っておく必要があるかと思います。
”宇宙人が地球に来た!”となってからでは
遅いですから、もしも発見されたら
その時点から備えの準備が必要です。
まとめ
宇宙人が地球に直接来てしまう前に
地球側が宇宙人の存在を発見した場合、
それが知的生命体だった場合は
慎重に行動する必要があります。
確かに、SF的な考え方をするとワクワクする気持ちも
分かりますが
現実にいた場合は、敵対行動をしてくる可能性も
十分にあるわけですから
”相手が明らかに地球を目指している場合”を除き、
わざわざこちらからコンタクトを取って場所を
教える必要はありません。
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