もしもTwitterが完全有料化になると課金勢にも甚大な影響が出る可能性も…!

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Twitterの”完全有料化”は、
時々騒がれていますが、
現時点では、公式の発表ではなく、
これまでにも何度も騒がれましたが
実際に行われていることはありません。

私個人としては完全有料化されることは、
サービスの継続や収益の観点から見ても、
現実的に「ない」とは思いますが
今後のことは分かりませんし、
”もしも万が一”そういうことが起きた場合、
課金ユーザーにも”甚大な影響”が出る可能性があります。

時折、有料化の話題を見ていると、
既に課金しているユーザーさんなどを中心に
”賛成”みたいな人もいますが、
完全有料化が及ぼす影響を、広い視点で見ることが
残念ながら出来ていない意見であると思います。

確かに”今の状態のまま、botなどが減るのであれば”賛成、という意見が
あるのも分かりますが、
完全有料化されれば、そこに残るのは、
”大きく環境の変化したTwitter”であり、
今とはまるで別の姿になるのです。

どのようなことが”起きる可能性”があるのか、
この点を解説していきます。

なお、当然のことながら、
実際に完全有料化がもしも万が一された場合でも、
その仕組みなどによって、起きることは変わっていく可能性も
ありますので、一つの予測として、ご覧ください。

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あなたが課金しても”今のまま”の環境は残らない

Twitterが完全有料化されてしまった場合、
既に課金しているユーザーや、少しぐらいなら払ってもいい、という
ユーザーも当然それなりの数、存在すると思います。

ですが、もしもあなたが課金をしたとしても、
その先にあるのは”今のままのTwitter”ではなく、
まるで別の世界になったTwitterです。

”課金して環境が良くなるなら”という発言もよく見受けますが、
botはある程度減っても完全になくなることはないと思いますし、
環境は激変しますので、果たしてそこに価値を見出せる人が
どのぐらい残るのか、という問題に、課金ユーザーも直面することになります。

では、何が起きるのでしょうか。

利用ユーザー数が”大幅に”減る

仮に完全有料化した場合、課金するユーザーも当然たくさんいますが、
課金せずに辞めるユーザーも、相当な数存在すると考えられます。

単に”課金されるならやめる”というユーザーの他にも
”サブアカウントはやめてアカウントを一つにする”ユーザーや、
”課金のスタートに気付かずにそのままアカウントが消滅する”ユーザー、
既にTwitterから離れていて、そのまま消滅する休眠アカウント、
支払いができない(親の許可が出ない)などで、そのまま消滅するアカウントなどを
含めると、過半数を軽く超える数のアカウントが
消滅すると考えられます。

非アクティブのアカウントはなくなっても、あまり大きな影響は
ありませんが、
”普通の一般ユーザー”も大量に消滅させることになるために、
この影響はかなり大きく出て来るものと考えられます。

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親しいフォロワーが全員残ることはない

上記を踏まえ、課金ユーザーへの影響を考えていくと、
まず”親しいフォロワーが全員残る”ことはない、ということです。

Twitterで交流している人は、課金する理由の一つとして
”つながりを終わらせたくない”という理由もあると思いますが
残念ながら、あなたが課金しても、フォロワーが課金するとは限らず、
”相手”がいなくなる可能性が考えられます。

そして、それは”あの人が辞めちゃったから自分もやめよう”という
連鎖を引き起こす可能性もあり、
最初は課金したユーザーも、どんどんジワジワと減っていくことが
予想されます。

そうなっていくと、自分が親しかった人が必ずしも
Twitterに残るわけではないので、
交流などは、自分が課金しても、絶たれる可能性が
十分にある、ということです。

情報収集目的でも影響が出る

Twitterを情報収集のツールとして利用している人も
いると思いますが、
完全有料化をすることによって、”大幅にユーザー数”が減るため、
情報収集ツールとしての、実用性は損なわれることが
考えられます。

少なくとも、今までのように情報で溢れるようなことはなくなり、
検索しても望みの情報にたどり着けないようなことも
場合によっては増えて来るでしょう。

ユーザー数が激減する、ということは、
他の”ツイッターの代わり”として名前が挙がることもある
SNSたちと同じような感じになる可能性も十分にある、ということです。

情報収集目的としての実用性が落ちれば
そうした用途で課金していたユーザーも、課金をやめて
Twitterから去っていく可能性があり、
ユーザー数は連鎖的に減っていく可能性があります。

フォロワーが大幅に減る

完全有料化後にも”課金しなくてもアカウントだけは残る”のであれば
影響は最小限になると思いますが
課金しない=アカウント消滅、と言うことになった場合、
課金したユーザーも、フォロワーがいる人の場合は
”大幅にフォロワー数が減る”ことになります。

特に何万規模でフォロワーがいる人は
”相当減る”ことになるでしょう。
恐らくは半分以下に落ち込むはずです。

フォロワー数を気にしない人であれば問題ありませんが
気にする人にとっては甚大な影響のひとつと言えるでしょう。

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反応が大幅に減る

全体のユーザー数の過半数がいなくなれば
当然のことながら、
あなたのツイートに対する”反応”はこれまでと比べて
”大幅に減る”ことが予想されます。

インプレッション数も当然大幅に落ちるでしょうし、
いいねやリツイートなどの反応も大幅に下落するはずです。

また、前述した通り、親しい人が辞めたりすることによって、
完全有料化後もジワジワユーザーが減っていくことが
予想されるため、時間と共にさらに反応が
減っていくと考えられます。

そのため、何らかの宣伝目的で利用していたり、
注目を集めることを目的としている人にとっては、
かなり厳しい影響が出ることになるでしょう。

企業の撤退などのリスクも

企業の公式アカウントなどで情報収集をしている人も、
企業が必ずしも課金するとは限らず、
完全有料化と共に、その企業のアカウントが
”無くなる”可能性は十分にあることです。

また、最初は課金した企業も、
ユーザー数が減り、反応が減れば
”もうツイッターをやる意味はない”と判断し、
連鎖的に撤退していく可能性もあります。

そうなれば、あなたが課金したところで、
もう望みの情報はそこにはない、と言う状態になります。

サービス自体が終了する可能性

完全有料化は、”相当甚大な影響”が出ると考えられます。

もちろん、無課金で利用していたユーザーの中にも、
課金をする人は出て来るので、
短期的に考えれば収益はある程度増えるとは思いますが、
その後、過半数以上の無課金ユーザーがいなくなることにより、
課金ユーザーも一旦増えたあとに減少していくと考えられます。

さらに、広告による収益は大幅に減ることになり、
また、ユーザー数が激減したTwitterに
広告を出す企業も大幅に減ることも予想されるために
Twitterの収益に”甚大な影響”を及ぼす可能性が考えられます。

もしも、完全有料化をしてしまったら
最悪の場合、サービスが維持できなくなり、終了になる可能性も
考えられるために、
課金ユーザーにとっても、他人事ではない、ということになります。

まとめ

ツイッターの完全有料化は
課金ユーザーにも甚大な影響を及ぼします。

また、bot対策、とも言われていますが
既に、認証済みアカウントによるbot、スパムなども
かなり目立っており(認証済みアカウントは課金しているアカウントです)、
完全有料化しても、こういうアカウントは減らず、
もしもいなくなるとすれば、
それはサービス終了レベルにまでTwitterが過疎化した時です。

ですので、こういった効果もあまり望めず、
完全有料化にすると、課金ユーザーにとっても
非常に大きな影響が出ることになるでしょう。

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