ツイッターの「API呼び出しの回数制限を超えました」とは何?対処法は?

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ツイッターを利用している際に、
ツイートを見ようとした際や、
自分でツイートをしようとした際などに
”「API呼び出しの回数制限を超えました」”などと
表示されて、やろうと思ったことができない…

そんな状況になってしまった場合は
どのように対応していけば良いのでしょうか。

また、どうしてそのような状況に
なってしまうのでしょうか。

この点について、解説していきたいと思います。

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どういう意味?

「API呼び出しの回数制限を超えました」とは
どういう意味なのか。
正直、あまり詳しくない人からすれば
”意味不明”であると思います。
もう少し分かりやすい表現で教えてほしい!と思う人も
いるでしょう。

この文章自体の意味は、簡単に言えば
”ツイートなどを読み込める回数の上限を超えた”という意味になります。

つまりは、他の人や自分のツイートを画面上に表示する回数の
上限を超えてしまったため、
”ツイートを読み込んで表示することができなくなっている”
と、そう言うことになりますね。

ただし、ここで不思議に思うであろうことが、
”ツイッターにそんな制限あったっけ?”ということだと思います。

この点についても詳しく見ていきましょう。

ツイッターに読み込み回数の制限は「ない」

まず、基本的には
ツイッターに”ツイートを表示できる回数”などの
制限は存在しておらず、
普段はいくつツイートを表示しようと、
何個ツイートしようと、制限が掛かることはありません。

もちろん、ツイッターに限らず
こういったSNS系のサービスは随時サービス内容が
更新される可能性はあるので、
今後、変わる可能性はありますが、
少なくとも記事掲載時点では
ツイッターのルール上に「ツイートの読み込みは何件まで」という
制限は存在していません。

では、ルールが存在しないのに何故
そのようなことが起きるのか。
理由としては下記のような理由が挙げられます。

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システム上の障害

理由として考えられるケースの一つが、
「システム上の障害」です。

ツイッターではよく、システム障害などが
発生することがあり、
障害発生中は、その時その時によって
色々な不具合が発生します。

例えば、ツイートを見ることができなくなる場合もあれば
リツイートなどができなくなってしまう場合や、
通知が正常に届かなくなる場合などなど、
その時その時によって、機能の一部、あるいは全体が
おかしくなることがあります。

「API呼び出しの回数制限を超えました」と言う警告文に
関しても、何らかの不具合でそれが起きる可能性は
十分にあります。

もしも、システム上の不具合によって
この文章が表示されている場合に関しては
”障害から復旧するまでは”直りませんし、
自分でどうにかすることはできませんので、
復旧を待つようにしましょう。

”自分だけ”なのか”全体に不具合が起きているのか”は、
ツイッター上で検索だけでもできれば
検索して見れば障害など、全体的に起きている状況の場合は、
確実に他の人も「APIの呼び出し制限ってなんだ?」みたいな
ツイートをしているでしょうから、検索してみると
良いと思います。

検索など、ツイートを見ること自体もできない場合は
他のSNSなどで情報収集をしていくしかありません。

なお、ツイッターの公式アナウンスは
障害発生時もあまり期待できないので、
(基本的に無言でトラブルが起きて、無言で解消されます)
国内の企業が運営しているようなサービスとは違い、
そのあたりについては良くも悪くも”雑”なのは事実です。

一時的な制限が行われている場合

↑のケースとは別に、
全体的にAPI制限が発生するケースとして、
”一時的に運営側が何らかの理由で制限している”という
可能性も考えられます。

2023年7月1日~は、運営側のシステム上の都合で
一時的にAPI制限が設けられ、
事前告知も行われていなかったことから、
当初は”不具合”であると大騒ぎになっていました。
(運営側の意図的なものと判明したあとも大騒ぎになってはいますが…)

この場合に関しても、
利用者側としてどうにかすることは出来ず、
その”一時的な制限”が解消されるまでは
現実的には「待つ」しかないのも現実です。

前述した障害発生時と同じように、他の人のツイートなどを確認できるのであれば
復旧したかどうかの目安になるかと思います。

なお、このケースでもツイッター公式のアナウンスは
事前に行われたりしません。
(この辺りは国内運営のサービスと大分考え方が違って
困ってしまいますね…汗)
実際に2023年7月にAPI制限が掛かった際にも
事前に一切告知されておらず、まるで思いつきのように
実行されたために、ユーザー側では大きな混乱が
広がっている状況になっていました。

急に制限されると困る…事前告知はないの?

障害の場合はともかく、
確かに運営側の都合で、急に制限がかけられてしまうと
利用者側としては困ってしまうと思います。

例えば、ちょうどツイートをたくさんしたい日だったり、
何か用事がある日だったり、
例えばプロモツイートなどをお金を払って掲載している日だったりすると、
そういうこと(API制限)をされてしまうと、プロモの効果も
いつもより落ちてしまいますから
「いや、事前告知してよ」と思ってしまう気持ちも
当然のことながら分かります。

ただ、2023年7月1日の際には事前に「7月1日〇時~API制限します」みたいな
告知はありませんでした。

そうなってくると、今後も同様のことが起きる可能性も
0ではありません。

ツイッターは2022年秋からCEOが変わり、
運営サイドも大きく変わったことで、
良くも悪くも不安定になっており、
ユーザー側からすると”振り回される”ことが
非常に多くなっています。

API制限の件に限らず、急に思いつきで大きな変更が
行われることもあるので、この点は注意が必要で、
正直に言えば、ネット上で色々なサービスを見たり、利用したり、
色々な情報を仕入れている私からしても
”何をするか予測不能”かつ”理解不能な変更”をすることも多いので、
今後も”何が起こるか分からない”ということは
頭の中に入れておいた方が良いかと思います。

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API制限に巻き込まれた場合の一時的な対処

運営側のAPI制限に巻き込まれた場合の
一時しのぎの方法としては、下記のような方法が
挙げられます。

・一時的にツイッターの使用を控える
・ツイッター以外のSNSを利用する
・必要最小限のツイートなどにとどめる
・一度別の端末やブラウザから表示できないか確認する
・別のアカウントからツイートなどができないかどうか確認する

このような対処法が現実的になるかと思います。
色々、リストに入れた人のツイートは回数に含まれない、など
API制限を回避するような方法もあるにはありますが
”絶対に大丈夫”という方法はありません。

また、有料のサブスクに加入している場合、
上限の回数が多い(少なくとも2023年7月1日~の制限の時はそう)状態には
なっていますが、それでも”無制限”というわけではないので
いずれにせよ、運営側で制限が行われてしまった場合は
最終的には”待つ”ということも必要になってきます。

まとめ

ツイッターを利用している際に
「API呼び出しの回数制限を超えました」と表示されてしまった場合、
基本的にはシステム障害や、
運営側の都合によるものである場合が多いので、
”利用者側は根本的に問題を解決することができない”場合が
ほとんどです。

どちらの場合も、公式による告知はあまり期待できないので、
少し困る部分もありますが、
重要な人との連絡手段はツイッター以外にも確保しておくなど
”自己防衛”が大事になるかと思います。

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