お気に入りのバイトが退職することになった場合どうすれば?店長向けに解説!

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店長をやっていると、
どうしても”お気に入りのバイト”は出て来ると思います。

”お気に入り”と、言っても
友達になるとか、恋人になるとかそういうことではなく、
単純に「仕事上、役立ってくれる」という意味での
お気に入りです。
(まぁ、中には友情とかが芽生える店長もいるかもしれませんが)

私も実際に”この人は戦力になる”みたいな意味での
お気に入りのアルバイトスタッフさんは、
表には出しませんでしたが内心では、やはりそういう存在はいました。

ですが、そんな”店長のお気に入り”のアルバイトスタッフさんであっても
当然、いずれは退職することになりますし、
ずっとその場に留まってくれる、と言う可能性は低いです。

では、お気に入りのバイトが退職したい、と言って来た場合は
どのように対応すれば良いのでしょうか。

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基本は「普通に」対応する

基本的には、お気に入りのアルバイトであろうが、
気に入らないアルバイトであろうが、
退職したい、と相談してきた場合は
”同じように、いつも通り対応する”と、いうことを
心がけて下さい。

お気に入りのアルバイトだからどうこう、
気に入らないアルバイトだからどうこう、みたいな
ことをしてしまうと、トラブルの原因にもなりますし、
特に、店長としての事務的な対応が必要な場面になりますから
私情は捨てて、しっかりと相談した上で、
退職の手続きを行ってあげるようにしてください。

引き止めはNG。本人の意思に任せる

どんなに相手がお気に入りのアルバイトスタッフであっても
「辞められてしまったら困る!」みたいなことは
絶対にしないようにしてください。

もちろん、本人が辞めようとしている理由が
引き止める相談などをした方が良い理由の場合は
話は別ですが(あまりそんなことはないと思いますが)
通常、よくあるタイプの退職(例えば就職活動だったり)であれば、
引き止めるようなことはしないようにしてください。

店長であるあなたがそのアルバイトスタッフを引き止めることで
相手も困ってしまいますので、
そのようなことは言わずに、バイト本人の意思に委ねる、
ということを徹底しましょう。

相手が迷っている様子であれば相談に乗ってあげることは良いですが
最終的にそのアルバイトスタッフが
そこでバイトを続けるか、それとも退職するかの決断を下すのは
あなたではなく、本人です。
このことを忘れないようにし、
どんなにお気に入りであっても、相手の意思を尊重しなくてはいけませんし、
「この人がいないと困る!」というような場合も、
だからと言って、そのアルバイトスタッフさんがずっと、その場に
留まるようなことはできません。
その人にはその人の人生があるわけですから、
店長がそれを邪魔するようなことがあってはいけません。

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その後の体制を考える

”お気に入りのアルバイトスタッフ”が辞める、となると
仕事上の戦力になっていた可能性も高く、
その”穴埋め”について、なるべく早い段階で
考え始めなくては、いけません。

特に、バイトの中でも重要なポジションに位置していた人物が
辞めるとなると、
どうにかして、その穴埋めをしなくてはいけないので、
今いる既存スタッフの配置もそうですし、
店長自身のシフトなどの見直しも必要になりますし、
新規のアルバイトスタッフの採用にも走る必要が出て来るはずです。

バックレでもない限りは
”その日にいきなり退職”ということはなく、
ある程度時間的な猶予はあるはずですから、
その間に店長自身は
”辞めるお気に入りのバイト”が辞めたあとのことについて、
しっかりと考えていく必要があるのです。

感謝の気持ちを伝えるのは良い

お気に入りのアルバイトスタッフ、となると
やはり色々な場所で仕事上、助けられたことも
たくさんあったと思います。

そんな場合に関しては、
最終日にそのアルバイトスタッフにお礼の気持ちを
述べたりすることは、別に問題ありませんので
”今までありがとう”とか、そう言う感謝の気持ちを
ちゃんと伝えておくと良いと思います。

私も、バイト時代に当時の店長から
”本当に助かったよ”みたいなことを言われた時には
やはり、色々あったとは言え、その瞬間は
報われたような気持ちになりました。

ですので、特にお世話になったアルバイトスタッフさんには
そういう気持ちを伝えてあげることができるといいですね。

度を越したことはしないこと

しかし、あくまでも関係性は”店長”と”バイト”です。
この点には変わりはありませんので、
ここは勘違いしないようにしてください。

例えば、退職するお気に入りのアルバイトスタッフさんに
突然高額なプレゼントをしたり、
個人的に連絡先を聞いたり、
そういったことをしてしまうと、
相手を困らせてしまいますので、
”度を越したこと”はしないように、
店長としてはしっかり意識をしておきましょう。

”もう、店長とバイトの間柄ではなくなる”とはいえ、
最終日まではちゃんと、それを貫くようにし、
店長として、おかしな行動をしないよう、注意してください。

まとめ

お気に入りのアルバイトスタッフさんが
退職する、となると
やはり残念に感じるような部分は
あるかと思います。

しかしながら、アルバイトにはその先の人生も
ありますから、変に引き止めたりせずに、
店長としても、お世話になったはずですから、
気持ち良く送り出してあげる、ということが
最後にできることになります。

しっかりと、”ちゃんとした店長”として、
送り出してあげるようにしましょう!

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