接客業は要注意!10連休に備えてチェックしておきたいこと。

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今年(2019年)のゴールデンウィークは、
なんと、10連休です。
新天皇即位の関係で祝日が増えたために
10連休が完成してしまった(?)わけですね。

が、10連休ともなってしまうと
色々な問題が発生するのも事実です。
年末年始よりも長い期間、祝日・土曜日日曜日に
なってしまうわけですから、
その影響は計り知れません。

特に、接客業…つまり、お店にとっては
要注意なのです。
私の店長経験を元に、
10連休に備えるために事前に
チェックしておくべきことをまとめていきます。

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ゴールデンウィーク対策!事前にしっかりと!

ゴールデンウィークの10連休…
何の備えもしないままお店が10連休を
迎えてしまうと、本当に大変なことになってしまいます。

10連休突入後に後悔したのでは
遅すぎます。
突入する前に、しっかりと備えておくべきところは
備えておき、ゴールデンウィークの10連休を迎える必要があるのです。

お店の売上や安全性にも関わってくる部分なので、
しっかりとそれぞれのポイントを理解し、
対策しておくようにして下さい。

なお、この記事ではお店側の注意点をまとめています。
プライベート上の注意点に関しては
GW10連休の注意点の記事の方をご覧ください。
病院通いや役所の手続きなど、注意するべき点がたくさんあります。

この記事では接客業の注意点をまとめます。

営業日を明確にしておく

ゴールデンウィークの10連休…営業するのはいつなのか、
全部営業するのか、これは明確にしておきましょう。
稼ぎ時として営業するお店もあれば、休むお店もあるでしょう。
お客さん側からすると、何の告知もないと
「このお店はやっているのか、それとも休んでいるのか?」と
疑問に思ってしまいます。

そのため、しっかりとゴールデンウィーク10連休の
営業日・営業時間を明示しておくことをおすすめします。
「やってないかも」なんて思われたらお客さんが減りますし、
逆に休む場合は「来たのにやってなかった!」となってしまう
可能性もあります。

ゴールデンウィークが近づいてきたら、店舗とSNS(あれば)で
告知しておくと良いでしょう。
通常通りの場合も「いつも通り営業します」と明示しておいた方が
確実だと思います。

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人員を確保する

お店の要となっているのが、アルバイトスタッフさんだと思います。
GW10連休でお店を営業するのであれば、人員確保が
絶対条件になります。
が、アルバイトさんもGWにはどこかに遊びに行ったりする
可能性も十分に考えられます。
そのため、いつも通り、スムーズに人員確保が出来るとは限りません。

しっかりと事前に、アルバイトスタッフさん・社員・
自分自身の都合を確認して、早めに人員確保を
しておくことが大切になります。
もちろん、予定のあるアルバイトスタッフさんを強引に
シフトに組み込んだりすることは避け、
しっかりと話し合って、シフトを組み立てることが大切です。

もしもどうしても人材の確保ができないのであれば
早いうちに本社に相談するか、確保できない日程分休日に
するかなど、対策を検討しましょう。

つり銭をしっかり用意しておく

これが非常に大切なポイントです。
”つり銭の確保”
これを、しっかり、忘れずにやっておくようにしましょう。

ゴールデンウィーク10連休の最中は銀行も
営業しないでしょうから、両替が困難になります。
そのため、10連休に突入する前に、両替しておくことを
強くおすすめします。
そうでないと、つり銭切れになってしまい、
苦しむことになりますし、
5000円札だとか、そういうものならともかく、
100円玉切れだとか、10円玉切れを起こしてしまったら最悪です。
いつもより多めに、余裕を持ってつり銭を用意しておくようにしましょう。

いつもどのぐらいつり銭を使うのかを考えて、
さらにゴールデンウィーク中であることも考慮に入れて
なるべく多めにつり銭を用意しておくのが、良いのではないかと思います。

足りなくならないように、しっかりと計画を立てることが
大切になります

防犯対策をしっかりと

ここも、大きな問題。
基本的に銀行に預入ができないので、
ゴールデンウィーク中の売上がお店にどんどん増えていくことになります。
当然、悪い事をする人たちも
”GW中で入金できない状況”をよく理解しているわけですから
狙われやすくなることが予想されます。

そのため、防犯対策・戸締りなどはいつも以上に
しっかりとしておかなくてはなりません。
営業中、閉店時間後、どちらもそうですが、
防犯意識はいつも以上に強く持ちましょう。

お店によっては、GW中に売上が上がって
とんでもない金額を店舗に置いておくことに
なると思いますから
本当に、いつも以上に注意するようにして下さい。

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仕入れなども要注意

これは、どんな商品を取り扱いしているかにもよりますが
お店によっては、取引先の問屋が休みになることも
予想されます。
問屋次第ですが、間の何日かは臨時営業する日があっても、
GWの期間中、ずっといつもと同じように営業する、という問屋は
あまりないかと思います。
特に、業種次第では注意した方が良いですね。

売れ筋の商品を10連休の間、ずっと入荷できない…
そんなことになれば、売上的にも大きな打撃を生じることになります。
ゴールデンウィークの中、わざわざ出勤して営業するのであれば
売上はやはり欲しいと思いますし、その間ずっと品切れ、というのは
お店にとっての打撃になります。
GW中に売れることが予想できる商品に関しては
ある程度多めに仕入れしておくなどの工夫をしておいた方が良いでしょう。

本社との伝達事項などにも注意

GWに入れば、お店の現場は営業中でも、
本部は堂々と10連休する可能性があります。
私が店長をやっていた時もそうでした。
そうすると、本部が対応する系統の業務が
10連休中に止まってしまいますから、
本部・本社が、ゴールデンウィーク中どのようになるのか、
それは予め確認しておいた方が良いでしょう。

もしも本部がGWを10連休する、というのであれば、
必要な事柄があれば、先にしっかりと確認しておくことを
おすすめします。
そうでないと、確認できなくなってしまいますし、
本社の社員個別に連絡を取るとなると、なかなか手間も
かかります。
やってもらう必要のある作業がある場合は、
早めに確認しておきましょう!

備品などの在庫も確認

お店で使う必要備品各種の在庫も
しっかりと確認しておくようにしましょう。
例えば、レジのレシートだとか、そういう見落としがちな部分に
ついても、無くなりそうであれば、事前にしっかりと発注しておくことを
おすすめします。

10連休中に無くなってしまうと、こういうものに関しても
確保が難しくなってしまう可能性は充分にありますから
そうなってしまわないように、
必要なものの残量をしっかりと確認して、
少しでも不安がある場合に関しては早めに発注を
かけておくことが大切になります。
連休突入前に、店で必要なものを考えてみて
一式注文しておくことをおすすめします

まとめ

大小様々な影響が接客業には起きてきます。
10連休、ということは年末年始よりも長い期間
土曜日・日曜日・祝日になる、ということを意味
していますから、本当に最大限の注意を払って
ゴールデンウィークを迎えるようにして下さい。

また、銀行が本当に10連休する場合、
両替などの金銭的な面や
お店での金銭の保管など、防犯上の観点から
とても心配なことが多いです。
しっかりとこれらについても対策して、
慎重すぎるぐらいに備えておいた方が
良いのではないかと思います。

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