社員研修での「炎上」を防ぐためのポイント!時代錯誤なことはしない。

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企業では新入社員などを対象に
”社員・社内研修”を行うようなこともあると思います。

しかしながら、こういった研修の動画が内容が
出回り”炎上”することも今の時代では多く、
研修自体の内容に違法性がなかったとしても、
炎上は企業にとって”大きなイメージダウン”を招く可能性の
ある事柄ですから、そのようなことに
なってしまわないように、注意する必要があります。

では、社員研修で”炎上”してしまうことを
防ぐためにはどのような点を注意すれば良いのか
この点について解説していきます。

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社員研修を”公開”できるかどうか、で判断する

実際に社員研修を公開しろ、と言っているわけではなく
あくまで判断基準としての考え方のお話ですが、
”社内研修の光景をそのまま堂々と一般公開できるかどうか”で
判断すると分かりやすいと思います。

この時、考え方としては
”社内の機密やプライバシーの問題などは除いて”考えて下さい。

仮に機密などの情報なし・プライバシー関係の問題が起きないのであれば、
社内研修に後ろめたい部分がなければ”公開”できるはずです。

もしも機密事項などの部分を除いても
”社内研修の光景を公開するのはちょっと”と感じるのであれば
”何か後ろめたいことがある”という証拠です。

その場合”何を改善すれば公開できるのか”と言うことを考え、
社内研修のやり方そのものを早急に見直してください。

実際に公開する必要はありませんが
そういう考え方をして、問題に感じる部分を修正していくことで
”炎上しない社員研修”にすることができます。

ちゃんとした内容であれば、仮に流出しても
炎上することはありませんからね。

下記のような点も、併せて注意していくと、
より、”炎上しにくい社員研修”に出来るはずです。

撮影禁止などにしても無駄。悪いことはバレる

まず、社員研修を行う側が注意しなければいけないことは
”外部に絶対に言うなよ”とか、
”撮影禁止”とか、そういうことすれば
どんな社員研修をしても大丈夫…と
”勘違いしてはいけない”ということです。

今の時代はいくらでも社員が、”この会社の研修には問題がある”と
思えば撮影禁止と言いつけていようが、
撮影することができますし、外部に流出させることもできます。

”バレなきゃいい”の考え方でバレない時代はもう終わっています。
まず、この点はしっかり認識しておくことです。

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言葉遣いに注意する

あまりに乱暴な言葉遣い、過激な言葉遣い、
悪口などを、研修の際に使っていると
それが問題になる可能性があります。

”悪い意図じゃない”という言い訳は通用せず、
例えば”乱暴な言葉遣いで新入社員に話をしている場面”が
切り取られてネット上に流れれば
もう”炎上”です。
そう簡単には沈静化しないでしょう。

誤炎上を防ぐためには”乱暴な言葉遣いを研修でしない”
ということがまず重要になります。

暴力的なことは絶対にしない

新入社員に対して”暴力的”なことは
絶対にしないようにしてください。

物理的に暴力を振るうことは論外ですが、
それ以外にも、暴言や
精神的に苦しめるような行為(特定の社員にペナルティを与えて
恥をかかせるなど)も、問題になりがちです。

とにかく、精神的にも、物理的にも相手に”傷”をつけるようなことは
絶対にしてはいけないので、
この点もしっかりと認識しておく必要があります。

労働時間内に行うこと。時間外はNG

社員研修は”労働時間内”に必ず行う様にしてください。

労働時間外に社員研修をしていると、
SNSにそのことが書かれたりして”炎上”する
可能性は十分にあります。

朝早く出社させて、場違いのような訓練をさせたり、
サービス残業状態で研修を受けさせたり、
さらには家に課題を持ち帰らせてそれをやらせたり、
そういう”時間からはみ出ること”は、
本来やってはいけないことですし、
現代では炎上の格好の的になりますので、
そういった意味でも”研修”は労働時間内に行わせるようにし、
万が一時間外に研修の時間を取る場合は
その分”残業”として処理する必要があります。

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「変わった研修」は炎上しやすい

良くも悪くも”変わった内容の研修”は
炎上しやすいです。

例えば、アットホームを演出しようとして、
社員たちで遊びに行く(強制)みたいなものは
SNSなどで拡散された場合、場合によっては
「怖い」「パワハラ」とか、そういう感想がつき、
炎上する可能性もありますし、
その他の、”変わった研修”も、
褒められる可能性もあれば、燃える可能性もあるので、
あまり”研修”において、奇抜なことは
やりすぎない方が良いです。

もちろん、企業において
それが悪いことでなければ
”挑戦”していくことは良いことなのですが、
挑戦した結果、炎上してしまっては元もこうもないので、
”研修”の部分では変に挑戦はせずに、
無難な社員研修をしておくことが確実であるかと思います。

まとめ

社内研修では、
とにかく”人に見せられるかどうか”という点を
重点的に考えてみてください。

少しでも”見せられない”と思うのであれば
そのやり方には問題がある、ということです。

仮に個人情報や機密情報などを抜きにすれば、
何も後ろめたいことがなければ
”こういう研修をやってます”と、堂々と素直に
報告できるはずです。

それができない、と思ってしまうということは
やはりどこかに”後ろめたいものがある”ということなので、
この点はしっかりと注意し、
もしもそういうことがあるのであれば
炎上してしまう前に、改善するようにしていきましょう。

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