特定の人に心酔するのは危険!周りが見えなくなりトラブルの原因に!

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「特定の人間に心酔してしまう」

生きていく上で、これは非常に危険なことです。
「憧れ」的な意味であっても
「尊敬」的な意味であっても
「恋愛」的な意味であっても、です。

例えば、サラリーマンでも”仕事のできるあの人”を
尊敬し、いつしか心酔するような人も
実際にいると思います。

どんなに相手の人間が立派な人間であったとしても、
一人の人間に対する気持ちがあまりにも
強すぎる状態になってしまうと、
周りが見えなくなってしまったりして
最終的に周囲とトラブルになってしまったり、
気づいたときには、人生が台無しになっていた…
などというような、恐ろしい結末を
迎えることになってしまう可能性もあります。

そうなってしまわないためにも、
”特定の人間”に心酔したりしてしまわないように、
注意していきましょう。

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人に心酔しすぎるのはマイナスだらけ

職場や学校などで、尊敬できる上司や先輩などと
出会ったり、
プライベートでも、何らかの立派な振る舞いを
するような人と出会ったりすると、
次第にその人に入れ込んだりしていき、
最終的には”心酔”と言えるような
状態になってしまう人がいます。

が、これは裏を返せば「盲目」に
なっていることの現れでもあり、
非常に危険な状態かつ、トラブルを起こしてしまいかねない
状態でもあるのです。

どうして、特定の人に心酔しすぎてしまうのが
よくない事なのか、
どのような点に注意をすれば良いのか、
その点を解説していきます。

言うことが全て正しい人間はいない

「その人の言うことは全て正しい」
こう思うようになってしまったらおしまいです。

どんな人間だって、間違ったことは言うのです。
どんな地位にいる人間でも
どんなに優れた人間でも、です。
それを”この人の言うことは全部、何でも正しい”
などと思うようになってしまったらそれは
その人に心酔するあまり、その人を客観的に
見ることができなくなってしまっている状態です。

つまり、危険な状態です。

人間なんて、急に心変わりすることのある生き物ですし、
間違ったことも絶対に言う生き物です。

そういう「間違った部分」が見えなくなってしまうことは
非常に危険な状態であり、
最悪の場合、その人を信じすぎるあまり、
気づいたらその人と一緒に不正に手を染めていた、だとか
そういう可能性まであるわけです。

”言うことが全て正しい人間はいない”
このことは、頭の中によく刻み付けておくべきだと思いますし、
「あの人の言うことはいつも正しい」みたいに
考えている相手が、あなたの頭の中にいるのであれば
その考えは改めたほうが良いです。

どんなに優秀な人でも、人は間違う生き物ですし、
絶対に間違った言動をしない、という人が仮にいるなら
それは人間ではなく、AIか何かでしょう。

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周囲の言葉が耳に入らない状態も危険

特定の人に心酔するあまり、
自分の周囲の人が何か意見してきても
それが耳に入らないようになってしまった場合。
これも、危険信号です。

当然、その”心酔している相手”以外との
人間関係を失ってしまったり、亀裂が入ってしまったり
する可能性は十分にありますし、
相手が”悪いこと”などをし始めても
それに気づくことができなくなってしまう
可能性があります。

「あの人の言うことは間違ってるよ」と
仮に、第3者から言われた時に
しっかりと両者の言うことを考えた上で
判断できる判断力が残っているなら良いですが、
頭ごなしに「あの人の言うことが間違っているわけはない!」
みたいな言い方をしてしまうような
心理状態になっている場合は危険です。

恋愛感情でも、尊敬でもそうですが、
当事者である自分よりも、第3者のほうが
客観的に相手を見ることが出来る場合があります。

自分が尊敬している相手や心酔している相手を
悪く言われることは、確かに気持ちの良いものでは
ないとは思います。

ですが、周囲がそういうことを言うのであれば
その人にも何かあるかもしれない、と考えて、
まず、客観的に冷静に、考える必要があります。

違和感を感じたら「No」を伝える

どんなに尊敬している相手でも
どんなに好きな相手でも、
相手が悪いことをしていたり、
過剰な要求をしてきたり、
そういう”違和感”を感じるような言動が
あった場合は必ず「No」と伝えるようにして下さい。

何でもかんでもYesになってしまってはいけませんし、
それは尊敬でもなんでもなく、妄信です。
そこまで行ってしまったら人間はおしまいです。

どんなに尊敬している相手であろうと、
ダメなことはダメなわけですし
「No」と言うべき場面では「No」と言わなくてはいけない。

そういうことです。

違和感を感じたときや
「嫌だ」と思った場合は
しっかりと「No」を伝える、ということは
非常に大事なことになりますので
忘れないようにして下さい。

”断る”ことや”否定”ができないような
関係性になってしまっている場合、
その相手との間には既に”おかしな関係”が
出来上がってしまっていますから
その状況が悪化する前に対処する必要があります。

悪いことをした場合は毅然とした対応を

尊敬している人が悪いことをした、
尊敬している人が悪いことをしようとしている…。
”心酔”とは恐ろしいもので、
自分が心酔している相手がそういう
悪いことをしたり、悪いことをしようとしていると
知った時に、中には”絶対にしてはいけない行動”に
出てしまう人もいます。

それが、
「一緒になって、悪事に手を染めてしまうこと」
「甘い対応になってしまい、庇ってしまうこと」
この2つですね。
どちらも、あなたのためにも相手のためにもなりません。

相手が悪いことをしようとしていたり、
あるいは既にしていたりする場合
するべきことは”通報”であり、
”絶縁”です。

間違っても一緒になって悪いことをするようなことが
あってはいけませんし、
もしも、それをしようとしている(まだ悪いことをする前)なら、
「No」を突き付けて止めるべきです。

また、何か罪を犯してしまったような場合
その人のことを庇ったりせず、
しっかりと事実を告げて、
罪を償ってもらうべきです。
身内に関しては甘くなったり、
自分が尊敬している人に対して甘くなったり、
そういうことがあってはいけません。

悪いことは悪いことであり、
相手が誰であろうと、それは同じことです

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周囲から見れば”異様”であることを理解する

特定の人のことばかり考えていたり
尊敬している人に完全に心酔している状態に
なってしまっていたり…
そういう状態は周囲から見れば”異常”な状態です。
あまりにも周囲のことが見えないような
そんな状態になってしまっていれば、
やはり周囲は引いていきますし、
人間関係のトラブルが起きる可能性は十分にあります。

自分が、その心酔している相手のほうしか
見ていないような状態になってしまうと、
最終的には「他のものを全て失う」可能性も
ありますので、その点も、しっかりと注意し、
ちゃんと周囲のことまで見るようにしないと、
後々大変なことになってしまうのです。

また、もしもその心酔している相手に
”裏切られ”でもしたら
その時にはもう、他に人からも
見切りをつけられている状態で、
本当に誰にも助けてもらえない状態に
なってしまいます。
そういった部分まで含め、しっかりと注意を
していく必要がありますね。

まとめ

特定の人に心酔する、ということは
良いことではありません。

人間関係もそうですし、
他の物事でもそうですが
「過剰に」そのものにのめり込んでしまう、
ということは何事も良くないのです。

人間関係でも、それ以外でも
「ほどほどに」を心がけましょう。

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