告白ハラスメント(コクハラ)とは?対処方法と身を守るための手段!

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「コクハラ」とは
「告白ハラスメント」を縮めた言葉です。

最近では、何でもハラスメントという言葉と
組み合わせた造語が生まれる時代になりましたが
ついに告白にまでハラスメントという言葉が
くっついてしまった感じですね。

一応意味合いは
「告白することによって、相手に何らかの精神的負担を
 与えること」と
言われています。

相手が告白されることによって精神的負担を感じたり、
恐怖を覚えてしまったり、
(職場の場合)、仕事上不利になるような扱いをしたり…
そういうことを示すものです。

相手が嫌がっていることをすれば、
告白だろうと何だろうと、
迷惑行為であるのは確かですし、
告白に関しても、相手が「嫌だ」と感じれば
確かに迷惑行為の一つと言えるでしょう。

では、そんな「コクハラ」についての考え方や、
自分がそうなってしまわないための注意点を
見ていきましょう。

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脈がないと告白しちゃいけないということ?

それは、極端に考えすぎです。

脈が無い=告白してはいけない、
となってしまったら、
ほとんどの人は告白なんてできなくなってしまいます。

あくまでも、造語の一つ程度に
考えておくとよいかと思います。

告白すること自体は、
相手の迷惑にならないようにするのであれば
それは自由です。

それと同時に、告白された相手が
「嫌だ」と不快に感じるのもまた自由です。

どっちも、本人の気持ち次第ですし、
どっちも、別に悪いことではなく、
する、しないは自由ですし、
迷惑に思うか、喜ぶかも、また自由です。

とは言え、
コクハラという言葉を聞くと
「1回目の告白でも、相手が迷惑と感じたら
問題になってしまうのではないか」と
心配に思う人もいると思います。

その点も含め、解説していきます

コクハラかどうかは相手が決める

ハラスメントは「相手次第」です。
”自分にそのつもりがなかった”は通用しないのも確かです。

例えば、パワハラで考えてみると、
上司が、部下ふたりに”全く同じ説教”をしたとします。

その際に部下Aは「自分のために叱ってくれたんだ」と、
前向きに捉え、
部下Bは、説教で傷つき、精神的負担を感じて「こんなのパワハラだ!」
と思ったとします。

どっちが正解、どっちが不正解とかではなく、
この場合は、
部下Aに対する説教はパワハラでもなんでもありませんが、
部下Bに対する説教はパワハラということになってしまいます

このように、
〇〇ハラスメントの類は、
”やった側”ではなく”受ける側”が決めるものです。

ですので、仮に最初の告白であったとしても、
コクハラ扱いされるような状況になってしまう人もいれば、
告白を受け入れてもらえる人もいれば
断られはしたけれど、特にコクハラでもなんでもない、という結果に
なる人もいるのです。

「そんなのなんだか面倒くさい」と
思うかもしれませんが
今の世の中とは、そういうものです。

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告白する以上リスクは避けられない

上で書いた通り、告白をされる側が
それを「ハラスメント」と感じるかどうかは
相手次第です。

例えば、相手が告白をしてきた側の人のことを
内心で怖がっていれば「断ったら何かされるかも…」と
恐怖を抱けば、告白した側にそんなつもりが全くなかったとしても
相手に「精神的負担」を与えることになり、
告白ハラスメントと言われる状況になってしまいます。

ここまでお読み下さった方は分かると思いますが
「告白がハラスメントかどうか決める」のは、
告白する側ではなく、告白される側だということです。

ですので、告白すれば、どんなに真面目に、相手に害を与えるつもりが
なかったとしても”告白ハラスメント”と
思われてしまうことはある、
というのが、残念ながら答えになります。

実際に迷惑な告白をする人もいますが、
客観的に見て、そうは見えなかったとしても
告白ハラスメント扱いになる可能性はあります。

そのため、”告白すれば、告白ハラスメントになる可能性は0にはできない”
と、いうのが今の時代における答えになります

告白したい場合はどうすればいいの?

焦らずゆっくり、日ごろの振る舞いに注意しつつ、
という感じでしょうか。

また、相手に”断っても大丈夫”ということをしっかり
アピールした上で、断られた後に、
何か悪口を言ったり、無視したり、
逆にしつこく告白したり、そういったことがないよう、
あらゆる点で注意しつつ…
というのが理想です。

あるいは、相手からの告白を待つ、と言うのも
時間はかかりますが、脈があるなら良いのではないでしょうか。

「絶対に」身を守る方法は?

「コクハラ」から100%身を守る方法はないのかどうか。
答えとしては「あるにはある」というのが答えです。

それは「告白をしないこと」ですね。

告白さえしなければ
コクハラになりようがありません。

ただ、当然、恋愛や結婚からは遠のくことになりますので、
その点は難しいところではあります。

恋愛や結婚に特に興味がないのであれば
全然良いと思いますが、
そうでない人にとっては、この選択も
厳しい部分はありそうですね。

まとめ

告白ハラスメント、という言葉まで
出てきて、戸惑う人もいると思いますが、
「何らかの被害を受ける人」を守るために
色々厳しくなっていくのは、ある意味では
仕方ないことなのかもしれません。

相手に迷惑をかけるような告白
(しつこい人や振られると嫌がらせをする人)を
する人間もいるわけですから、
どんどん、恋愛自体が難しくなっていってしまうのも
時代の流れ…ということになるのでしょう。

息苦しく感じる人もいるかもしれませんが
自分がコクハラと言われないよう、注意していきましょう!

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