男性の未婚率の方が高い理由とは?その理由と解決法を解説!

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現代では、未婚率が上がり続けています。

これは、時代の流れによるものもありますから、
今後も一定数まで上昇を続けると思いますし、
ある程度はどうにもならないことです。
(⇒生涯未婚率とは?今後はどうなるの?も参考にどうぞ)

ですが、近年の未婚率を見ていると
男女の未婚率に差があり、
男性の未婚率の方が目に見えて数字上は
大きくなっています。

つまり、男性の方が未婚の状態の人が
割合的に多い、ということになります。

それは何故なのでしょうか。
その点についてお話していきます。

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男性の未婚率の方が高い理由とは?

男性の未婚率の方が高い、ということは、
数値でしっかりと明確になっており、
どの調査結果を見ても、近年では
男性の未婚率の方が高くなっています。

それも、0.1パーセントだとか
そういう”誤差”の範囲内ではなく、
確実に数値上で差がついているのです。

が、その”理由”については
全貌がデータで示されているわけではなく
一部はデータとしてはっきりしていますが、
それ以外に関しては
ある意味で”謎”に包まれているのも事実です。

色々な理由が積み重なってそのような状態に
なっている…というのが一番無難で正しい答えでしょうか。

”その理由”について、見ていきましょう。

男性人口の方が多い

まず、これははっきりしている理由の一つで、
「男性の人口の方が多い」というものです。

つまり、男の方が、多いのです。

そうなれば、仮に「全員が結婚した」とすると、
(絶対にそんなことあり得ませんが)
男性の方が多いわけですから、必ず”余り”が
出るわけです。
全員が結婚するようなありえない世界だったとしても、
余る、ということは、
未婚率が男性の方が高くなる、ということは
ある意味では自然なことです。

ただ、これほど数字に差が出るほどに
男性の方が多い、というわけでもありませんから、
”これだけが理由”というわけではなく、
さらに他の要素が絡んできている、というのも
事実です。

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再婚関係によるもの

結婚する人の中には離婚をして、
離婚後に再び別の人と「再婚」する人もいます。
これが、男性の未婚率上昇の理由の一つに
なっていると言われています。

初婚・初婚同士の結婚、
再婚・再婚同士の結婚では、
未婚率に差が出ることはないのですが、
初婚・再婚同士の結婚が行われることで、
未婚率に差が出ていきます。

初婚・再婚とは、
男女のうちの片方が再婚で、もう片方が初婚である、
という意味です。
2回の結婚のうち、最初に結婚した相手が初婚、
再婚の相手も初婚であれば、
未婚率にも当然影響が出てきます。
再婚する側が仮に男性とすると男性側の未婚は「ひとり」減ることになりますが
初婚の人2人と結婚したということは
この場合、女性側の未婚は「ふたり」減ることになります。

こうなると、男女間の未婚率にも、差が出てくることになります。

実際にデータとして、
再婚男性・初婚女性の結婚の組み合わせのほうが、
再婚女性・初婚男性の結婚の組み合わせよりも多いというものが
あり、これが、男性の方が未婚率が高い、という
大きな原因の一つになっているものと考えられます。

離婚・再婚を繰り返す男性が、
初婚の相手とどんどん結婚をしている、ということです。

他の要素も積み重なっている…?

データとして、男女間の未婚率に差があることを
明確に示せるのは、上でお話した2つの要素だけ、になります。

他の要因に関しては
はっきりとはしておらず、
例えば”男性の方が結婚に興味がないのかもしれない”だとか、
”モテない男性はとことんモテない可能性が高いのかもしれない”だとか
”収入面でより左右されやすいのが男性なのかもしれない”とか、
そういう”曖昧”なものしかありません。

これらの因果関係を数字で証明することは
なかなか難しいです。
”結婚に興味がない”なんて、口で返事を聞いても
実際はどう思っているか、なかなか分かりませんからね…

ただ、いずれにせよ男性の方が未婚率が高い世界、
ということは事実です。
上のような理由+なにか、がそこには
あると言うことなのだと思いますが、
色々複雑に絡み合っているため、
そう簡単にこの差を解消することは
難しいでしょうし、
解消したところで何か意味はあるの?と言われると
意味はあまりないでしょう。

男性の未婚率に対する対策は?

これは、対策するようなことではありません。

明確な理由として挙げた「再婚関係」と「人口」にしても、
これは、個人の自由ですし、男性の方が数が多い、ということは
もはやどうにもできないことです。

男性の未婚率の方が高い、という状態は
有効的な対策もありませんし、
そもそも特に対策をする必要もない、というのが
現実ではないでしょうか。

対策するとすれば、未婚率全体の対策、と言う形に
なると思います。
(ただ、未婚率全体の対策自体も現実的には非常に困難なので、
今後も未婚率は上昇を続け、ある程度のラインまで上昇したところで
上昇速度が下がっていき、最後には横ばいになる…という
自然の流れに身を任せるしかない、というのも現実だと思いますね)

まとめ

男性の未婚率の方が高い理由としては
「男性の方がそもそも多い」ということ、
そして「再婚時に初婚の相手と結婚する男性の方が多い」と
いうことが理由となります。

他にも、目に見えない、データ化されない理由は
あるとは思いますが、
結果的に男性の未婚率の方が高い、ということになっています。

とはいえ、今の時代は無理に結婚しなくても
過ごしやすい環境になっていますから、
最終的には、したければする、したくなければしない、
できなければできないで別のことに力を入れる、と
いう感じで、あまり重く考える必要はありません。

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