ドライソケットとは?原因・治療法・症状、実際の体験談!

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「ドライソケット」は
歯の症状の一つで、
主に抜歯を行った後に
出て来る可能性のある症状になります。

私は、親知らずを3本抜いた経験があるのですが
そのうちの1本を抜いた際に
ドライソケットになってしまい、
それはもう物凄い痛みでした。

当時の体験談から、
症状・原因・治療法まで、
ご紹介していきます。

体験談はあくまでも私個人の体験ですので、
皆様がドライソケットになった場合、
同じような状態になるとは限りませんので、
その点はあらかじめご了承下さい

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ドライソケットって?その原因は?

ドライソケットは、抜歯を行ったあとに、
通常は血液などによりふさがるはずの箇所が
何らかの理由でうまく塞がらずに、
抜歯した位置の穴の骨が外に出てしまって、
細菌感染などを引き起こしてしまっている…
という状態です。

簡単に言えば
「抜歯後にうまくその穴が塞がらずに
 骨が外に出てしまっている状態になってしまったことにより
 菌に感染してしまった状態」
と、いうことになりますね。

下の親知らずを抜歯した時に発生しやすい症状だと
言われており、実際に私の場合は、
下の親知らずを抜歯した際に(2本目の時でした)
ドライソケットになっています。
(※私が抜歯のために通院した病院では
抜歯作業前にドライソケットのリスクについても
説明されていました)

症状はどんなもの?

ドライソケットの症状は
「強い痛み」ですね。

抜歯した箇所を中心に、猛烈な痛みが
ずっと続くような感じです。
あまりにも痛いので、その箇所だけではなく
周囲にまでその痛みが広がってしまっているような感じに
なってきてしまい、周辺にまでその痛みは及びます。

他、抜歯した箇所からニオイが出てきて
「悪臭」がするような場合もあります。

まとめると、
主な症状としては抜歯した周辺箇所の
「痛み」となり、
それと同時に「悪臭」などが発生することがあります。

この痛みが場合によっては
数週間(1~2週間程度)続くこともあり、
非常に辛い症状となっています。

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ドライソケットを防ぐ方法は?

ドライソケットになってしまうことを
100%防ぐ方法はザンネンながらありません。
全体的に低い%ではありますが、
それを0にすることはできない、
ということですね。

ドライソケットになる”可能性”を少しでも
減らしていくための方法としては、

・抜歯後に強いうがいをしないこと
・触ったりしないこと
・医師からの禁止事項をちゃんと守ること

などになります。

ただし、↑をすれば100%
ドライソケットになってしまうことを
防げるのかどうか、と言われると
答えはNoになります。

私自身も↑は守っていました。
ですが、ドライソケットに(当時)なってしまいました。

よって、どんなに気を付けていても、
ドライソケットになってしまうときは
なってしまう…ということです。
なので、↑のような点を守ることは大切ですが、
万が一、それでもドライソケットになってしまった場合は
落ち込まないようにして下さい。

治療方法はあるの?

ドライソケットになってしまった場合は
基本的に抜歯の治療を受けた歯科に相談し、
必要であれば治療を受けるかたちになります。

治療に関しては症状・状態などによって
異なるようですが、

・内服薬による治療
・抗生物質などの軟膏による治療
・消毒
・レーザー治療

などが、場合に応じて行われます。

ただし、歯科医院に再び足を運んで、
その場で「はい、痛みは完全に取れました」
みたいなことにはザンネンながらならないので、
治療を行ったうえで、再度様子を見ましょう、
ということになります。
場合によってはその後も痛みが続くことはありますが、
必ず最終的には痛みが消えるので、
しばらくの間の辛抱になります。

痛みに耐えるためには?

ドライソケットになってしまうと、
継続的に、激しい痛みがずっとある状態に
なってしまいます。

とは言え、激しい痛みがずっと続く状態は
苦しいですよね。

私も実際に経験しましたが
相当痛いです。

実際の経験談と、実際に世の中で言われることを
総合すると、
一番良い対処法としては
「痛み止めを服用すること」が挙げられます。

市販の痛み止めを常備しているのであれば
そういったものを服用するだけでも
かなり楽になるはずです
(私の場合はなりました)
※用法などは守ってください。

また、歯科医院のほうから痛み止めが
処方されている場合は、
それを利用するようにし、
ない場合は、市販のものを利用するか
再度歯科に相談してみてください。

私の場合は「今、痛み止めが効き始めた」と
実感できてしまうぐらいに
痛かったので本当に助かりました。

効果が出ている数時間だけでも楽になるので
後はドライソケットの痛みが落ち着いてくれるように…
と、祈るばかりでしたね。

その他の対処法としては
「他のことに集中して痛みを忘れる」
「とにかく身体を休める」
などがありますが、
根本的には、
ドライソケット自体の痛みが引いてくれるまでは
ひたすら耐える、ということになってしまいます。

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放置しても大丈夫なの?

基本的に、大きな問題が起きていなければ
ドライソケットは自然治癒する、とされています。
数週間から1か月程度、ですね。

ただし、歯科に足を運べるのであれば、
診察を受けたほうが確実ですし
消毒などをすることにより、回復が早まる可能性もあります。

そのため、可能であれば治療を受けたほうが
良いのも確かです。

が、放置しておいても、基本的には治るものになっていて、
私も、翌日の消毒後~次の抜糸(縫いあわせた糸を取る日)までの間に
ドライソケットの症状が出て、抜糸当日までには
治っていました。

実際の体験談

私は3本抜歯したうちの2本目の親知らず抜糸(左下)の際に
ドライソケットになってしまいました。

上でも書いた通り、ドライソケットにならないようにするための
行動は全部守っていたのですが
それでも翌日~抜歯2日目あたりから痛みが出てきて
あとはずっと痛いような状態…ですね。

とは言え、事前の説明で
「ドライソケット」なるものが起きる可能性があることなどは
しっかり説明を受けていたので
すぐに「これがドライソケットか…」と理解することはできたので、
急激に痛みが出て来たことによる不安(辛いですが)は
あまり、ありませんでした。
原因が分かっている、という安心感は
こういうときは、強いですね。

私の場合は、悪臭はそんなに気にならなかったのですが
痛みがとにかくすごく”かなり”痛い状態がずっと続きました。

そのため、市販の痛み止めなどで、それを耐えつつ
過ごした…という感じですね。
痛み止めを飲むと「今、効き始めた!」というのが
明確に分かってしまうぐらい、痛かったので
不思議な経験でした。

その後、抜糸が2週間後ぐらいだったので、
病院には行かず、痛み止めで耐える日々が続き、
最後のほうは本当に
「この痛みは本当に消えるのかな?」などと
不安になってしまうような状態が続いていました。

が、説明の通り、ある時、ふいにそれまで
痛み止めが効いているとき以外はずっと
激痛だった痛みが、プツッと、消えるような感じで、
本当にあっという間にス~と痛みが消えていき、
それっきりでした。

私の場合は「少しずつ痛みが引いていく」という感じではなくて
本当にいきなり「治った!?」という感じで
治りました。

その後、抜糸の日になり、抜糸、
無事に治療を終えた感じですね。

なお、この後にもう1本(3本目の親知らず)を抜歯
しましたが、その時は上側だったこともあり、
ドライソケットにはなりませんでした。

まとめ

あの痛みは地獄でした…
ただ、必ず治ると思いますし
本当にスッ、と痛みが消えるので
それも含めて
色々と不思議な経験だったものです。

私の場合は自然治癒しましたが
不安であれば歯科に相談してみてください!

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