恋愛より趣味に走る人が増えた理由は?その理由を考えます。

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店員Kです!

今の時代では、恋愛よりも趣味を大切にする人も増えました。
確かに、時代と共にそういう流れはあるような気がしますし、
趣味に走っているのかどうかは別として、
恋人の居ない人の割合も増えているのが事実です。

もちろん、今の時代でも恋愛優先の人も居ます。
しかし、そうではない人が、昔に比べれば増えているのは
事実でしょう。

では、なぜ、恋愛よりも趣味に走る人が増えてきたのか。
今回の記事ではそこのところを考えてみたいと思います。

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恋愛よりも趣味に走る理由は?

恋愛を大事にしようと、趣味を優先しようと、
それは人の自由です。
誰にも迷惑をかけていないのであれば、罪を犯しているわけでは
ありませんし、恋愛優先でも、趣味優先でも、そんなものは
好きにすれば良いのです。

中には生命としての役割云々、とか言う人も居ますが
そこは強制するべきではないですし、
恋愛を望んでいない人に無理やり恋愛させれば、逆に悲しむ人が
増えるだけでしょう。

恋愛よりも趣味。
そういう考えの人が増えたのは何故か、
考えていきたいと思います。

”娯楽”の要素が増えた

昔に比べると、ありとあらゆる娯楽が増えています。
テレビもそうですし、映画や本、スポーツにゲーム、
スマートフォンやネットだってそうでしょう。

”娯楽”の要素が昔と比べると、飛躍的に増えているのです。
昔は、そうではありませんでした。
テレビが今のように全ての家庭にあるわけではなく、
ゲームも、人と人とが遊ぶタイプのものがメインでした。
スマホは無いですし、ネットも当然ない。
今と比べると「一人で楽しむことのできる娯楽」が
圧倒的に少なかったのは事実でしょう。

これだけたくさんの娯楽が発展すれば、当然のことながら
選択肢が増えるわけですから、そちらを選ぶ人も多いのです。

恋愛、というものの価値が下がった、とまでは言いませんが
”他に楽しい事はいくらでもある”
そういう時代に突入しているのです。

恋愛よりも楽しい要素があればそちらに流れる。
これは至極当然のことだと思います。

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趣味の方がコスパが良い?

恋愛はコスパが悪い、そんな風に言われることもある時代です。
確かに、恋愛するとなると、お金はかかります。
恋愛は本来、楽しむものです。
ですが、遊びに行くにも、プレゼントをするにも、食事に行くにも
お金がかかるものです。

少なくとも、0円で、恋愛を楽しむことはできないでしょう。
もちろん、他の趣味においてもそうですが、
本でも、ゲームでも、恋愛ほどお金のかかるものではない場合も
多いです(ものによってはかかりますが…)

低い収入での生活を強いられている若者も多い中、
費用のかかる恋愛という娯楽は避け、
他のあまり費用のかからない、娯楽…
つまり、趣味にシフトしていくのも当然のことだと思います。

恋愛しなくても良いという風潮

これは、当たり前のことですが
「恋愛はしなくても良い」のです。
何も悪い事ではありません。

ですが、昔は、恋愛経験が無いなどと言えば、
恋愛に興味が無い、などと言えば
正に異端児として扱われたようです。
ですから、趣味に走って…なんてこともなかなかしにくい
時代だったのは確かでしょう。

が、今は違います。
「恋愛はしなくても良い」
そんな、当たり前のことが、当たり前のように主張できる
時代になったわけです。
恋愛をするのももちろん良いですし、恋愛をしないのも自由。
そういう時代です。

世の中の風潮、
世間体的にも趣味に走りやすくなったのは事実でしょう。
今の時代であれば「恋愛に興味なんてない!趣味こそ全てだ!」と
叫んだとしても、中には嫌がる人も居るでしょうけれど、
特に異端児扱いされるほどではないでしょう。

そういう時代の流れが、趣味に走りやすくしている、という一面は
実際にあるかと思います。
それが良い事か、悪いことかは、人によって様々だと思いますが、
少なくとも私の個人的な意見では、良い事だと思います。

”一人”が好きな人も増えている

今の時代には一人が好きな人も増えています。
実際にみんなと居るよりも一人で居た方が気が楽!という人だったり、
そういう人も増えています。
人付き合いが苦手な人も増えていますね。

一人が好きな人が増えている要因や、
人とのつながりが薄れている要因については
この記事では置いておきますが、
そういう人が増えている、ということは当然”娯楽”も一人で楽しめるものに
流れていくことになります。

一人でいる時間が好きなのに、プライベートでの趣味に他人を
絡める人は少ないでしょう。
一人でいる時間が好きな人は当然のことながら、
「一人で楽しめる趣味」を見つけて、そちらの方に時間を費やすことに
なるでしょう。

これが恋愛となると、必然的に”一人”では楽しめなくなりますし、
相手の人間が存在するものですから、
人間関係のいざこざやそういうものも出てくるわけです。

一人で居ることが好きな人にとっては、
恋愛関係が癒しになるどころか、苦痛になるケースもある、ということですね。

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リスクがある

恋愛にはトラブルがつきものです。
もちろん、それはそれで楽しい所の1つ、という人も居るとは思いますが
そうは思わない人も居るのが事実です。
恋愛にはトラブルがつきもの。

が、趣味であれば、モノによってはリスクは無いでしょう。
現代ではリスクをなるべく避けたい、という考えの人も
そこそこ多くなっていますから、
どうしても何らかの”リスク”が付き纏う恋愛を敬遠する人が増え、
別の趣味の方に流れる人も多いのではないでしょうか。

周囲からのイメージ悪化、喧嘩、他人とのいざこざ。
恋愛にはリスクがあるので、それを良しと出来るかどうかでも、
考えは分かれるのではないでしょうか。

時間的余裕が無い…!

恋愛とは”時間のかかる趣味”です。
人と時間を合わせないといけませんし、会うとなれば、数分単位のお話では
ないでしょう。

現代人は、何かと忙しい人も増えています。
サッと、いつでも楽しめて、サッといつでも中断できる。
そんな娯楽が求められている時代なのかもしれません。

仕事が忙しければ恋愛などする時間もないでしょうから、
一人で、かつ毎日短時間ずつでも楽しめる方向に考えが
流れていくのもまた、当然のことではないでしょうか。

恋愛できないから、別の趣味に流れる

当然、そういう人も居るでしょう。
恋愛をしたくても、現代において”ハードル”が上がっているのは事実です。
簡単に恋愛できる人も居れば、望んでもなかなか恋愛できない人も居る。

そして、恋愛できない人にとっては
「じゃあいいや」と、別の趣味に流れたり、趣味を優先したりするのも
また、当然の流れでしょう。
いつまでも手に出来ない”幻”を追うよりも、
今、楽しめる”現実”で楽しむのは賢い判断とも言えます。

諦めが早い、という人も居るとは思いますが
たくさんの”別の娯楽”や”逃げ道”が用意されている、かつ、
世間体的にも昔のような異端児のような扱いを受ける時代ではない、
そうなれば無駄に時間を費やすよりも趣味、となるのも当然だと思います。

努力、と言う人も居ますが
”努力してまで恋愛したくない”ということだと思います。

まとめ

恋愛に価値を見出す人が減り、趣味に走る人が増えた。
これは、娯楽の多様化、利便性の向上、
そして、世間的な非恋愛体質に対しての偏見の消失。
これが、人々を趣味に走らせている要因だと思います。

ですが、それは悪い事ではない、と個人的には思います。
確かに、少子高齢化だのなんだのいろいろありますが
”恋愛を望まない人”が結婚して、子供を…なんてなっても
両親も子供も不幸になるだけでしょう。

少子高齢化を食い止めることは、ザンネンながら無理だと思いますよ。

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