私が見た最大規模の連勤!こんなに連勤して大丈夫?ダメでしょ!

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人間には、必ず休日というものは
必要なものです。

休日も無く、働かされ続けた人間は
必ずどこかが壊れてきますし、
最悪の場合は、命を落としてしまうことに
繋がってしまう可能性もあるために、
どんな仕事をしている人間であっても
休みをいれなくてはいけませんし、
雇用する側の人間は、しっかりと、
従業員の勤務状況を把握し、
暴走しているのであれば「ブレーキ」を
かけなくてはなりません。

が、ザンネンなことに、
それが出来ない会社もありますし(ブラック企業ですね)
それが出来ない人もいます(仕事人間ですね…)

中にはとんでもない連勤をしてしまう人も
いるのです。
私が実際に見た最大規模の連勤について
お話していきます。

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連勤しすぎ!もはや恐怖!

私が見た最大規模の連勤。
それは、とても恐ろしいものでした。

連勤をしていたのは
私のアルバイト時代の店長なのですが、
なんと、その連勤数は「365」を超える数でした。
1年間一度も休まずに、
毎日朝から晩まで働き続けていた、というものです。

1年ちょっとずっと連勤していたので
具体的な日にちはちょっと忘れてしまいましたが、
明らかに「ダメでしょ」と言える連勤でした。

私も含め、当時のアルバイトスタッフたちは皆、
店長に休むように言っていましたが
何を言っても、店長が「休む」という選択を
することはありませんでした。

最終的には最終手段(後述)で、
なんとか店長を休ませることには
成功しましたが…。

誰のせいでそんなことになったの?

誰のせいで、1年以上、その店長は連勤
することになってしまったのか…。
答えとしては「その店長本人」と「会社」の
両方であると言えますね。

まず、会社はブラック企業でした
サービス残業も当たり前の会社でしたし、とにかく
どうしようもない会社だったのです。
これがそもそもの原因であることは間違いありません。
労働基準法なんて全く無視の会社であり、
私の見た1年以上無休の店長の他にも、
休みなしで働かされている人は多く存在していました。

もちろん、残業代など出ません。
あらゆる部分が黒い会社でしたね。
精神的におかしくなって鬱になって
退職してしまう人もいたぐらいです。

そしてもう一つは
「店長自身の性格」。
これも問題の一つでした。
そもそもこの店長も
ワーカホリック(仕事中毒のような状態)に
なってしまっており、
”休んでください”と休める状況を作り出しても
休むことをせず、
最後には「休みになると調子が悪くなる」と
言いだすような始末でした。

もちろん、この店長が最初からそういう人間
だったのかは分かりません。
会社によって酷使されている中で、
思考が狂ってしまった可能性も十分にあります。

が、経過はどあれ、会社も、この連勤してしまった
店長自身にも問題はあったと言えるでしょう。

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最終的にはどうしたのか?

最終的にはどうしたのか?
これは、本部にメールを送って
強制ストップをかけました。

店長本人にいくら言っても
どんなに休める環境を作っても休むことをせずに、
会社側もきっかけが無ければ黙認している。
そんな状況だったために、
内密にメールを送り、
その結果、ようやく本部もまずいと感じたのか
店長に休むように告げ、
店長はようやく1週間に一度ずつ休むようには
なりました。

休むようになった後の発言が
先ほど書いた「休むと調子が悪くなる」という
発言ですね。

と、いうことで、最終的には
アルバイトスタッフ側で
強引に出勤を辞めさせた、ということになります。
そうでもしなければ本当にその店長は
倒れてしまう直前だったと思いますし、
会社側も分かってて黙認しているような感じでしたから、
どうにかするしかなかったのです。

連勤していた本人は大丈夫だったの?

1年以上もの間連勤していた本人は
大丈夫だったのかどうか。

結論から言えば、この方は今も
そのブラック企業に勤務しており、
元気かどうかは分かりませんが、
普通に仕事をされているようです。

ただ、過去に過労で倒れてしまった人は
たくさんいるわけですし、それで命を落としてしまっている人も
実際にいるわけです。
この店長はたまたま運が良かっただけであり、
この店長自身も最悪のケースを考えれば
仕事中に急に倒れて、そのまま帰らぬ人になってしまう
可能性だって十分にあったと私は思います。

また、本人は倒れはしませんでしたが
最後の方は精神的に相当やられていたのか
情緒不安定になってしまっていましたし、
ワーカホリックの状態にもなってしまいました。

私がその店長と出会った当時と、
最後に別れる当時では、本当に全く別人のような感じに
なってしまっていたので、
過酷すぎる勤務状況が、店長そのものの人間性をも
変えてしまった、と考えるのがふつうであかと思います。

いずれにせよ、1年以上もずっと
連勤させる、などということは
普通ではありませんし、明らかにおかしなことです。

今後、少しでもこういったものが
減って行くことを願うばかりです。

まとめ

私が見た最大の連勤は
1年以上(365日以上)という恐ろしいものでした。

もちろん、世の中には、それ以上の連勤を
させられてしまっている人もいるでしょう。

ですが、常軌を逸脱した連勤は
必ず人間を壊してしまいます。

倒れる、倒れないの問題だけではなく
精神面を破壊してしまう可能性も十分にあり、
会社側はそういった危険性まで
しっかりと考えて対応を
していかなくてはならないと思います。
もちろん、本人も、そのまま思考停止に
陥ってしまうようなことがあってはなりません。

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