削られる…ブラック企業で働くと削られていくもの6つ!

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店員Kです!

ブラック企業で働き続けること…
もちろん、やむを得ない事情がある方も多いとは思います。

恐らく、本当なら誰だってブラック企業でなんて
働き続けたくはないと思います。
ですが、簡単には辞められない理由をお持ちの方も多いのでしょう。

ですが、ブラック企業で働き続けるとなると
人間は色々なものを削られていきます。

大切なものから細かいことまで。

やむを得ない事情がある場合、
辞められるようになるまでブラック企業で働き続けるのは
仕方のないことだとは思います。

ですが、これから紹介するようなモノが”削られていく”ということは
忘れずに、決してその会社に染まってしまったり
”ここが普通だ”と勘違いしてしまわないように注意しましょう!

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ブラック企業勤務で削られていくもの

前に「失うモノ」と言う内容の話を書きましたが、
今回はブラック企業勤務で削られていくものを紹介していきます。
失うモノと重複するものもあるとは思いますが、ご了承ください^^

私も実際にブラック企業勤務をしていました。
2年半ぐらい、そこで店長をやっていましたが、
やはり実感として、
自分の色々なモノが削られていくなぁ…という感じは
常々感じていました。

今回は私が実際に削られていっている!と感じたものを
それぞれご紹介していきます。

”これらが削られている”ということを忘れることなく、
”自分が勤めているのはブラック企業だ”という自覚を
持って勤務を続けることが大切です。

そうでないと、
”心が黒企業に染められてしまいますから…”

命が削られていく…

まず、本当に物騒な話ではありますが、
自分の”命”そのものが削られていきます。
ブラック企業で無理して働いている人ってやっぱり寿命が短い人が
多い印象ですし、睡眠時間などを削ったり、毎日のストレスで負担がかかったり
するわけです。

私は医学的な知識とか、そういうのがあるわけではないですが、
実感として、寿命、つまり命が削られているような感覚はありました。

本当に日々ストレスが蓄積されていきますし、
労働時間も長いわ、それで給料はあまり入らないわで、
踏んだり蹴ったりな状態です。

ブラック企業での勤務を続ければ、間違いなく、命は削られていくでしょうし、
実際に倒れた人や精神的に病んでしまった人も知っています。

これもまた、寿命を削られているのと同義なのではないでしょうか。

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睡眠時間が削られていく…

人間にとって、睡眠時間はとても大切なものです。
しかし、ブラック企業での勤務はそれすらも削っていきます。
前にも別記事で書きましたが、ブラック企業での労働時間って
基本的にとても長いです。

恐ろしい黒企業に居る人なんか
「22時に帰れれば早い方」だとか、
終電があるうちに帰れれば…なんて人もいるぐらいです。

そうすると削られていくもののひとつが
「睡眠時間」

終電レベルでしか帰れないような人は、既に睡眠時間をその時点で
削られていると思いますし、
少し早く(と言っても22時とか)に帰れる人だって、
やはり多少は自分の時間が欲しいでしょう。

そうなると、時間を増やすためにできることが
”睡眠時間を削る”ことぐらいしかありません。
そのため、睡眠時間を削ることになるのですが、
当然、これも体に負担をかける行為ではあります。

自由が削られていく…

ブラック企業での勤務はとても長時間です。
つまりは拘束時間が長いということです。
私の場合は8時30分~22時ごろという比較的、ブラック企業の中では
イージーな部類でしたが、中にはもっと長時間の労働を強いられている人も
居ますし、休日が突然無くなったり、そもそも存在しない可能性もあります。

すると、当然、自由にできる時間というものが減っていきます。
1日の大半、いえ、1年の大半はブラック企業で仕事をするための時間となり、
自由にできる時間はほんのわずかになります。

プライベートで自由にする時間が無い。
それがどれだけ辛い事か、想像してみるだけでも
少しは伝わってくるのではないでしょうか?

挙句の果てに、会社は自宅でも作業を強要するように
なったりすることも。
家に居ても、職場に居ても、自由が無い。
そんな最悪な環境に放り込まれる可能性もあるのです。

希望や夢を削られる…

ブラック企業で勤務していると、もはや夢も希望もありません。
私もそうでした。安月給で今後どうなるかも分からないような状態。
使い続けられた挙句、捨て駒のように処分されていくのが
目に見えているかのようでした。

ブラック企業で激務をこなしても、サービス残業も多いので
将来に夢を持てるような金額の収入を手にすることは
とても難しいです。

また、当然ながら人との出会いや繋がりもなくなっていく
(プライベートで人と関わる時間がない)ので、
家庭を持つことも難しいでしょうし、
結婚する気がない人でも、先ほど書いたように、自由に使える時間が
少ないので、自分の趣味を楽しむ余裕すらありません。

そのため、夢や希望を持てなくなります。

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余裕を削られる…

色々な意味での余裕も削られていきます。
金銭的な余裕も当然無くなりますし、
時間的な余裕も無くなります。

ありとあらゆる”余裕”をブラック企業によって
削られ、失っていくわけです。

仕事に対する余裕も無くなりますね。
とにかくブラック企業というのは「成果主義」であることも多いです。

そのため、仕事にも余裕が無くなり、
数字だけを追い続ける”数字の魔物”になってしまいます。

例えば接客業だったりすると、とにかく数字を追っている!というのが
お客様に対してにじみ出てしまうような人も居ますし、
うつろな目で漠然と仕事を続けるような人も居ます。

とにかくブラック企業は成果を出さない社員に
物凄く厳しくあたりますから、
余裕がなくなって行くのは事実です。

プライベートにおいても同じです。
当然、時間的にも金銭的にも余裕がなければ、
プライベートでも余裕を失っていき、
酷い人だと私生活でも常に溜息をついているような、
イライラしているような人になってしまうこともあります。

実際にそういう社員も居たので、
見るに堪えません…。

常識を削られる…

自分の中にあったであろう「常識」
これもいつしか削られていきます。

どういうことかと言うと、ブラック企業で働いていると
だんだんとブラック企業の考え方が”普通”なのではないかと
”錯覚”し始めるようになってしまいます。

例えば、残業でお金をもらえなくても何も疑問を感じなくなったり、
休憩時間が無くてもそれを当然だと思ってしまったり、
有給休暇は都市伝説だと思ってしまったり。

本来は異常であるブラック企業のシステムが普通のことのように
思えて来てしまい、
逆に有給休暇があることの方が異常に見えたり、
そういう考えになっていってしまうわけです。

慣れって怖いもので、本当にブラック企業に居ると、
それが”常識”になってしまいます。

本当の常識が削られてしまって、
ブラック企業のおかしな常識に染まってしまう。
そんなことも実際に起こりうるので、注意が必要です。

まとめ

こんな感じで、ブラック企業はあらゆる”大切なモノ”を削っていきます。
もちろん、やむを得ない事情で働いている人は、
すぐには辞めることはできないとは思います。

ですが、何年ブラック企業で働くことになるとしても
これらのことは決して忘れてはいけません。

勤務が長ければ長くなるほど、上のような削られていくものの
”削られる具合”も大きくなっていきます。

特にブラック企業の「常識」が「常識」になってしまう…
この状態はもっとも危険な状態なので、
そうならないように常に意識することは大切だと思います。

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